
キャンペーン概要
研修医として診療に向き合っていると、自分の判断で乗り切らなければならない瞬間があります。当直での患者対応。突然の急変。専門医に相談するか迷う場面—。教科書に知識は載っていても、その場でどう判断するかに迷うことは少なくありません。昨年Antaaで開催した「研修医の教科書キャンペーン」では、53件のスライド投稿が集まり、その中から書籍企画も実現。今年はその続編として「研修医サバイバルブック」を開催。研修医が自分の判断で乗り切らなければならない瞬間に、いざというとき頼れる実践知を、ぜひ先生方の経験をご共有してください。
投稿テーマ例: 例えば、こんなテーマのスライドを募集します。 当直で判断に迷ったとき:・この発熱、帰していい?・この腹痛、CTを撮る?・この胸痛、ACSを疑う? 患者さんが急変したとき: ・このショック、まず何をする?・この呼吸困難、挿管を考える?・この意識障害、何から調べる? 専門医へ相談するか迷ったとき: この患者、専門医にコンサルトする?・この腎機能低下、いつ紹介する?・この貧血、精査を急ぐ?

これまで研修医や専攻医など、若手の先生方と多く関わってきました。その中での「つまづきポイント」や「苦手に感じやすいカテゴリー」を現場で感じ、それに対する解決案を日々模索したものから生まれたのを Antaa Slide や同社ウェビナーで発信してきました。問題と対峙して、解決案を試し、そして振り返り、また問題と解決案を考え直す。そのサイクルは決してひとりでは出来るものではなく、多くの先生方や患者さんとの関係性あってのことでした。今回、書籍化という身に余る貴重な機会を戴けましたのも、これまでの日々のお陰であると実感しています。ひとりひとりの日常診療は、その「つまづきポイント」や「苦手に感じやすいカテゴリー」を具現化して解決案を形にすることで、みなさんの財産になっていくと思います。「稽古とは 一より習い十を知り 十よりかへる もとのその一」とは千利休が残した言葉ですが、臨床にあっても、慢心することのない継続的な成長を目指しましょう。