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Dr. fax

2021/12/12
(2022/01/05 更新)

Dr. fax

精神科救急病院

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せん妄で大切なことは色々あるけれど、まずは当直を乗り切る最低限の知識を身に着けよう!

目次
・先に結論!当直中にせん妄で呼ばれたら。。
・そもそも、せん妄とは
・緊急を要する直接因子のチェック①
・緊急を要する直接因子のチェック②
・薬物療法:内服可能なら
・薬物療法:内服不可なら
・抗精神病薬の副作用(できれば処方前に把握しておく)
・Take Home Message:まずは当直帯を乗り切ろう!

- Featured Contents -

【公式】Antaa Slideへのアップロード方法

Antaa Slideは、医師・医学生のためのスライド共有プラットフォームです。 本スライドでは、Antaa Slideへのスライドアップロード方法を解説します。 ① Antaa Slideへのログイン方法 ② スライドのアップロード方法 ③ アップロードしたスライドの確認方法 ④ ご利用にあたっての注意点 勉強会やセミナーのために作ったスライドを、皆でシェアして知識をつないでいきましょう。アップロードをお待ちしています! ※登録には、医師資格登録年度または医学部卒業見込み年度の入力が必要です。 <以下のnoteもぜひご覧ください> Antaa Slideは、医師同士の“Giveの精神”でつながるスライド共有プラットフォーム https://note.com/antaa/n/n5fabdc34a32f Antaa Slideってどんなサービス? 反響をまとめてみました https://note.com/antaa/n/nd09bf6ed8f3f

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オミクロン(B.1.1.529系統)について

2021年11月から急速に世界中に拡がり、2022年1月初旬から日本でも急速に増加しているオミクロンについて、2022年1月6日時点でわかっていることについてまとめました。日本政府の方針に合わせて、2022年1月10日に1回目の改訂を行い、2022年1月15日に再度改訂しました。このスライドは、作者が個人的に作成したものであり、所属施設の見解を代表したものではありません。

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2022.1.11時点のCOVID治療について

様々な新薬が使用できるようになりCOVID治療の選択肢が増えました。 2022.1.11時点におけるCOVIDの標準治療をまとめました。 参照される際は最新の情報をもとにご活用いただきますようお願い致します。

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内科医のための脳出血とくも膜下出血

内科医が苦手意識があるかもしれない、出血性脳卒中について初療の重要ポイントを、その後の脳神経外科医の仕事にもイメージがわくように、まとめました。「内科医のための」とありますが、内科医ではない先生も、研修医の先生も、ぜひ少しでも御参考頂ければ幸いです。

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在宅医療における看取りの作法

在宅医療の看取りを言語化したときに「一定の作法・型がある」というのが私の臨床経験上の1つの結論です。トータルペイン、看取りのパンフレット、キュブラー・ロスの死の受容5段階モデルの活用など。より具体的にスライド作成していますので、明日の在宅医療現場で意識してもらえたら幸いです。

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救急外来で気軽に使える漢方入門 漢方はじめるならこの症候 3選

本スライドは「現代医学的な視点」で「西洋医学を補完」するための救急漢方の入門編です. ◎対象者 ・救急外来で漢方を役立てたい人 ・漢方に興味があるが, はじめ方がわからない人 ・漢方特有の理論が苦手な人 ◎目次 ・本スライドの対象者 ・救急漢方はどんなときに役立つ? ・救急漢方の特徴は? ・救急漢方はじめるならこの症候 ・めまい ・便秘 ・打撲 ・もっと救急漢方を役立てたい方 ・最後に漢方の代表的な副作用をチェック ・Take home message

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「脊髄損傷」コレだけは 〜基本的な初期対応〜

脊髄損傷の「評価の方法」「手術の是非」「ステロイド大量療法の是非」が学べます。当直などで脊髄損傷が来るとなった時でも焦らずに対応できるよう学んでいきましょう。 ◎目次 ・今回のスライドで学べること ・脊髄損傷でもまずはABCDE ・バイタルが安定したら脊髄損傷の評価 ・高位診断 ・損傷高位と達成可能な予後 ・脊髄損傷の重症度評価 ・脊髄損傷の重症度による予後予測 ・脊髄損傷に対する手術治療の是非 ・ステロイド大量療法の是非 ・脊髄損傷の初期合併症の注意点と対応 ・ステミラック注 ・TAKE HOME MESSAGE

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当直中のせん妄Call! どう対応する?

1. 当直中のせん妄Call!どう対応する? Dr.fax@精神科
2. せん妄で大切なことは色々あるけれど。。。 日中のマネジメント、予防 非薬物療法が大事 指示はセット通りで 大丈夫? まずは当直を乗り切る最低限の知識を身に着けよう! 薬物選択どうしよう? 出口戦略は?
3. 先に結論!当直中にせん妄で呼ばれたら。。。 緊急で治療が必要な直接因子(脳疾患、感染症、電解質異常、 血糖異常、肝性脳症・尿毒症、薬物中毒など)をチェック  → 翌朝まで放置すると危険なものがないか!? 内服可能で、糖尿病(-)→クエチアピン  糖尿病(+)→リスペリドン 内服不可なら、ハロペリドール(点滴静注、筋注) ヤバい疾患ないか 薬飲めそうか 糖尿病ないか
4. せん妄対応フローチャート
5. そもそも、せん妄とは 意識障害が本態→見当識障害・注意力障害が見られる 急な発症、症状の日内変動 過活動型、低活動型、混合型に分けられる 準備因子、誘発因子、直接因子が影響する せん妄と間違えやすい疾患 むずむず脚症候群、アカシジア、てんかん 当直中の主な問題は 過活動型、直接因子
6. 緊急を要する直接因子のチェック① 頭蓋内病変:脳血管障害、脳腫瘍、脳炎 神経学的異常のチェック→せん妄中の画像検査は鎮静が必要となることも 呼吸不全、心不全 肝性脳症、尿毒症 あまりにもデータが悪いと薬剤が使えず、 身体拘束・抑制で原疾患の治療しか選択肢がない場合も 感染症:敗血症
7. 緊急を要する直接因子のチェック② 電解質異常:脱水、水中毒 低・高血糖 貧血 薬物中毒 違法薬物だけでなく、リチウム、 抗菌薬などTDMが必要な薬剤の中毒も 当直中に全てを除外する 検査を行う余裕はないため、 バイタル、診察所見、 病歴・薬歴などを総合して 適宜必要な検査を行い、 治療、せん妄に対する 薬物療法を検討する
8. 薬物療法:内服可能なら 糖尿病、剤型以外の点ではクエチアピンの方が優れている
9. 薬物療法:内服不可ならハロペリドール ハロペリドール(セレネース)点滴静注 or 筋注 2.5 – 10 mg(1/2-2A) + 生食 100 mLを点滴静注(15 - 30分かけて) ルート確保困難時は 2.5 – 10 mg(1/2-2A) を筋注 錐体外路症状の予防に ビペリデン(アキネトン)1A を混ぜることも QTc延長、不整脈に注意 パーキンソン病、レビー小体型認知症には禁忌
10. 抗精神病薬の副作用(できれば処方前に把握しておく) 悪性症候群:脱水、高用量でリスクが高まるため注意して使う 錐体外路症状(EPS) 特にアカシジアは、落ち着かない様子をせん妄ととられて  更に抗精神病薬投与という悪循環も。。。 過鎮静、低血圧、便秘、口渇、悪心、排尿困難、etc... ちなみに (アナフィラキシーに対して以外の)アドレナリン投与中の患者には禁忌 →アドレナリン反転で血圧低下の可能性がある
11. Take Home Message:まずは当直帯を乗り切ろう! 緊急で治療が必要な直接因子(脳疾患、感染症、電解質異常、 血糖異常、肝性脳症・尿毒症、薬物中毒など)をチェック  → 翌朝まで放置すると危険なものがないか!? 内服可能で、糖尿病(-)→クエチアピン  糖尿病(+)→リスペリドン 内服不可なら、ハロペリドール(点滴静注、筋注) ヤバい疾患ないか 薬飲めそうか 糖尿病ないか