(※2025/8/25、加筆修正を行いました)
・HBワクチン1シリーズ済みで抗体価が不足する被曝露者への追加接種回数に誤りがあり、修正しました。
・フローが複雑なため、途中にB型肝炎関連の対応フロー図を追加しました。
・B型肝炎ワクチン不応者(non-responder)関連の情報を整理しました。
・HBs抗体陰性だが過去に陽性を確認されたことがある方についての情報を整理しました。
・その他、微細な修正を行いました。
針刺し事故を起こしてしまったとき、針刺し事故を起こした職員の対応を求められたときに「施設のマニュアルに従う」はもちろん大正解です。ただ、マニュアルに従うのは出来るけど、その行為になんの意味があるのか理解できていない人も少ないくないと思います。また、針刺し事故のマニュアルは各医療機関にありますが、実はバラツキが激しくて「本当にそれでよいのか」というマニュアルも存在します。
このスライドは、若い先生方が「針刺し事故にマニュアルに従って対応したつもりだけど、理解できていないから間違ったこと、ムダなことをやってしまっていた」という事例を時々見かけたことから、一度まとめてみようと思い作成しました。臨床感染症・感染制御に詳しい方へのアクセスが難しい方が「ちょっと勉強してみよう」と考えたときの参考にしていただければ嬉しい限りです。