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とっても簡単な、破傷風予防の対応

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松浦良樹

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針刺し事故対応をちょっと勉強したい方へ

投稿者プロフィール
松浦良樹

古賀総合病院

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150

投稿した先生からのメッセージ

(※2025/8/25、加筆修正を行いました)

・HBワクチン1シリーズ済みで抗体価が不足する被曝露者への追加接種回数に誤りがあり、修正しました。

・フローが複雑なため、途中にB型肝炎関連の対応フロー図を追加しました。

・B型肝炎ワクチン不応者(non-responder)関連の情報を整理しました。

・HBs抗体陰性だが過去に陽性を確認されたことがある方についての情報を整理しました。

・その他、微細な修正を行いました。

針刺し事故を起こしてしまったとき、針刺し事故を起こした職員の対応を求められたときに「施設のマニュアルに従う」はもちろん大正解です。ただ、マニュアルに従うのは出来るけど、その行為になんの意味があるのか理解できていない人も少ないくないと思います。また、針刺し事故のマニュアルは各医療機関にありますが、実はバラツキが激しくて「本当にそれでよいのか」というマニュアルも存在します。

このスライドは、若い先生方が「針刺し事故にマニュアルに従って対応したつもりだけど、理解できていないから間違ったこと、ムダなことをやってしまっていた」という事例を時々見かけたことから、一度まとめてみようと思い作成しました。臨床感染症・感染制御に詳しい方へのアクセスが難しい方が「ちょっと勉強してみよう」と考えたときの参考にしていただければ嬉しい限りです。

概要

針刺し事故の際の対応を、「マニュアルに従うだけ」から、「理解した上でマニュアルに沿う」へ発展させるために、理解を助けるための資料です。針刺し事故発生後の初期対応から、針刺し感染症への介入(HBV, HCV, HIV)についてを解説しています。

感染症のリスクの高い針刺し事故の場合、急いで介入を行わないといけない(タイムリミットがある)場合もありますので、出来るだけ使いやすいように、チャート形式にしています。

※針刺し事故対応については、議論が分かれる部分や施設の事情(特に労災の扱い!)で最小限の介入しかできなかったりする場合などがあり、やや一般化しにくい話題です。本スライドはガイドラインでもないため、あくまで参考に留めていただけますと幸いです。

※著者も勉強中の身です。出来るだけ無難な範囲で記載していますが、「ここは考え方が間違っている」や「こうしたほうが良い」などのご意見やアドバイスがありましたら、ぜひ参考にさせていただきたいので、コメントやご連絡を頂けましたら幸いです。

本スライドの対象者

研修医/専攻医

参考文献

  • 抗HIV治療薬ガイドライン2024年

  • 医療関係者のためのワクチンガイドライン第4版(日本環境感染症学会)

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テキスト全文

針刺し事故対応の基本と目的

#1.

第3版(2025/8) は、 マニュアル 対応するのが (なかみは にしたがって 最適解です! 理解してないけど) では済まなくなってきた方のためのスライド 古賀総合病院 内科 松浦良樹

#2.

本スライドの注意点 • 本スライドは、針刺し時対応の理解を助けるための資料です • 基本的には所属する医療機関の針刺し事故対応マニュアルなど に従うようにしてください • 労災、保険診療など難しい部分も関与します。実際の対応には 専門スタッフと相談することをお勧めします

#3.

本スライドで学べる事 ■ 針刺し事故 総論 ・針刺し事故後の初動を、ざっくり見直すことが出来る ・感染症の評価・介入をフローチャートで理解する ■ 針刺し事故 各論 ・HBV、HCV、HIVの評価・介入にちょっと詳しくなる ・自施設のマニュアルと比べて見直すことが出来る

針刺し事故直後の初期対応とフローチャート

B型肝炎の評価と介入手順

B型肝炎ワクチンの投与とフォローアップ

C型肝炎のリスク評価と対応手順

HIV感染リスクと曝露後予防の手順

経過観察の重要性と検査の考慮

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