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発熱に立ち向かえ! 〜3×3の鉄則と7Dsを再考〜

投稿者プロフィール
山口裕崇

飯塚病院

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投稿した先生からのメッセージ

これから初期研修医となる若手、あるいは医学生の皆さんにもオススメです。

概要

かつて、初期研修医を終わったばかりの自分を思い返すと、発熱患者、ことさら入院患者が発熱すると怖くて嫌でした。そんな小心者を救ってくれたのが「3×3の鉄則」でした。さらに感染症科フェローとして日々考え巡らせたのが「入院患者の7Ds」です。右も左もわからず、感染症診療の流儀も知らず、鑑別診断も挙げられず... でも、これらの呪文を遂行すれば、発熱に対する不安が和らぎ、自ずと診断にたどり着くことも多かったのです。

本スライドの対象者

医学生/研修医

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テキスト全文

発熱に立ち向かう3×3の鉄則と7Dsの再考

#1.

A 3×3の鉄則 と 7Ds を再考 R ttack on Feve 発熱に立ち向かえ! Hirotaka Yamaguchi 飯塚病院 総合診療科 山口裕崇

#2.

Do you know “ 3×3 ” and “ 7Ds ” ?

発熱の原因と一般的な疾患の理解

#3.

発熱の原因として 一般的に多いとされるのは ◯◯と◯◯◯◯である。 しかしながら ◯◯◯◯◯や◯◯◯◯といったゴミ箱診 断は日常茶飯事である!

#4.

発熱の原因として 一般的に多いとされるのは 肺炎と尿路感染である。 しかしながら 誤嚥性肺炎や腎盂腎炎といったゴミ箱診 断は日常茶飯事である!

#5.

とは言いながらも やっぱり気道感染と尿路感染は ”common disease” だと思う。

発熱患者における3つの疾患と検査方法

#6.

だって救急(ER)では 馬鹿のひとつ覚えみたいに! 猫も杓子も!! 採血、採尿、胸部Xp そして 血培、痰培、尿培 をオーダーしてるじゃないか!!!

#7.

「3×3の鉄則」 発熱患者では 3つの◯◯に主眼を置き 3つの◯◯◯◯と 3つの◯◯◯◯を 行うことが基本である。

#8.

「3×3の鉄則」 発熱患者では 3つの疾患に主眼を置き 3つの一般検査と 3つの培養検査を 行うことが基本である。

気道感染、尿路感染、肝胆道系感染の詳細

#9.

3つの疾患 ✓気道感染(主に肺炎) ✓尿路感染(主に腎盂腎炎) ✓肝胆道系感染(主に胆管炎)

#10.

3つの一般検査 ✓採血(CBC、生化学、凝固) ✓採尿(清潔操作が前提) ✓胸部レントゲン

#11.

3つの培養検査 ✓血液培養 ✓喀痰培養 ✓尿培養

気道感染と尿路感染の診断と治療のポイント

#12.

気道感染(主に肺炎) !高齢者は◯◯◯◯を伴わないことも。 !実は◯◯的に誤嚥性肺炎へ至った? !誤嚥性肺臓炎に抗菌薬は◯◯。 !痰G染は感度・特異度とも◯◯◯。

#13.

気道感染(主に肺炎) !高齢者は気道症状を伴わないことも。 !実は二次的に誤嚥性肺炎へ至った? !誤嚥性肺臓炎に抗菌薬は不要。 !痰G染は感度・特異度とも高くない。

#14.

尿路感染(主に腎盂腎炎) ✓女性では◯◯性が多いが、男性では◯◯性 である。 ✓男性では◯◯◯◯までの検索が奨められ る。 ✓起因菌の多くが◯◯◯◯◯◯であり、 ◯◯◯への移行に注意する。 ✓何はともあれ◯◯◯◯を解除しなければな らない。

#15.

尿路感染(主に腎盂腎炎) ✓女性では単純性が多いが、男性では複雑性 である。 ✓男性では前立腺炎までの検索が奨められ る。 ✓起因菌の多くがGram陰性菌であり、敗血症 への移行に注意する。 ✓何はともあれ閉塞起点を解除しなければな らない。

肝胆道系感染の診断と治療に関する考察

#16.

肝胆道系感染(主に胆管炎) ✓もし◯◯◯◯◯◯や◯◯◯◯◯があればラッ キー、無いことも多い。 ✓胆管炎は◯◯しないと判らないことが多い。 ✓胆嚢炎は◯◯へ、胆管炎は◯◯◯◯◯へコンサ ルトする。 ✓肝胆道系酵素上昇を見たら、◯◯◯や◯◯◯も 評価する。

#17.

肝胆道系感染(主に胆管炎) ✓もし季肋部叩打痛や上腹部圧痛があればラッ キー、無いことも多い。 ✓胆管炎は採血しないと判らないことが多い。 ✓胆嚢炎は外科へ、胆管炎は消化器内科へコンサ ルトする。 ✓肝胆道系酵素上昇を見たら、膵酵素やエコーも 評価する。

入院患者における7Dsの重要性と考慮点

#18.

入院患者の7Ds ✓入院患者が発熱するとテンション⤵となる か、焦ってしまう。 ✓基本は「3×3の鉄則」が大切である。 ✓「入院」という状況では「3つの疾患」以外 も考慮する必要がある。

#19.

熱源として ✓原疾患の増悪/気道感染/尿路感染 ✓CD関連腸炎 ✓胆管炎 ✓デバイス関連 ✓深部静脈血栓症 ✓結晶誘発性関節炎 ✓褥瘡 ✓薬剤性

#20.

入院患者の7Ds ✓CD関連腸炎(Diarrhea) ✓胆管炎(Duct) ✓デバイス関連(Device) ✓深部静脈血栓症(Deep Vein Thrombosis) ✓結晶誘発性関節炎(Pseudo-gout) ✓褥瘡(Bedsore) ✓薬剤性(Drug)

3×3と7Dsを忘れないためのまとめ

#21.

Do remember “ 3×3 ” and “ 7Ds ” !!!!!!

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