医師・医学生のためのスライド共有

Antaa Slide
診療科
特集

お知らせ

ログイン
発熱に立ち向かえ! 〜3×3の鉄則と7Dsを再考〜 L1.png

関連テーマから出会おう。

閲覧履歴からのおすすめ

Antaa Slide
医師がよく遭遇する嚥下障害の診かた

医師がよく遭遇する嚥下障害の診かた

國枝顕二郎

続けて閲覧
60分でわかる感染症診療の基本

60分でわかる感染症診療の基本

林紘太郎

続けて閲覧

1/22

関連するスライド

タコでもわかる静注抗菌薬の話(2022新訳)

タコでもわかる静注抗菌薬の話(2022新訳)

高野哲史

3126229

2851

関節痛へのアプローチ

関節痛へのアプローチ

中村海人

202288

449

発熱に立ち向かえ! 〜3×3の鉄則と7Dsを再考〜

投稿者プロフィール
山口裕崇

飯塚病院

19,482

109

投稿した先生からのメッセージ

これから初期研修医となる若手、あるいは医学生の皆さんにもオススメです。

概要

かつて、初期研修医を終わったばかりの自分を思い返すと、発熱患者、ことさら入院患者が発熱すると怖くて嫌でした。そんな小心者を救ってくれたのが「3×3の鉄則」でした。さらに感染症科フェローとして日々考え巡らせたのが「入院患者の7Ds」です。右も左もわからず、感染症診療の流儀も知らず、鑑別診断も挙げられず... でも、これらの呪文を遂行すれば、発熱に対する不安が和らぎ、自ずと診断にたどり着くことも多かったのです。

本スライドの対象者

医学生/研修医

投稿された先生へ質問や勉強になったポイントをコメントしてみましょう!

0 件のコメント

コメントするにはログインしてください >

関連するスライド

タコでもわかる静注抗菌薬の話(2022新訳)

タコでもわかる静注抗菌薬の話(2022新訳)

高野哲史

高野哲史

3,126,229

2,851

関節痛へのアプローチ

関節痛へのアプローチ

中村海人

中村海人

202,288

449

#6 大動脈瘤【基礎から手術適応まで】

#6 大動脈瘤【基礎から手術適応まで】

上原拓樹

上原拓樹

24,672

66

【人工呼吸器離脱】SAT・SBT・抜管前ステロイド投与のまとめ

【人工呼吸器離脱】SAT・SBT・抜管前ステロイド投与のまとめ

三谷雄己

三谷雄己

401,258

1,081


山口裕崇さんの他の投稿スライド

すべて見る


テキスト全文

  • #1.

    A 3×3の鉄則 と 7Ds を再考 R ttack on Feve 発熱に立ち向かえ! Hirotaka Yamaguchi 飯塚病院 総合診療科 山口裕崇

  • #2.

    Do you know “ 3×3 ” and “ 7Ds ” ?

  • #3.

    発熱の原因として 一般的に多いとされるのは ◯◯と◯◯◯◯である。 しかしながら ◯◯◯◯◯や◯◯◯◯といったゴミ箱診 断は日常茶飯事である!

  • #4.

    発熱の原因として 一般的に多いとされるのは 肺炎と尿路感染である。 しかしながら 誤嚥性肺炎や腎盂腎炎といったゴミ箱診 断は日常茶飯事である!

  • #5.

    とは言いながらも やっぱり気道感染と尿路感染は ”common disease” だと思う。

  • #6.

    だって救急(ER)では 馬鹿のひとつ覚えみたいに! 猫も杓子も!! 採血、採尿、胸部Xp そして 血培、痰培、尿培 をオーダーしてるじゃないか!!!

  • #7.

    「3×3の鉄則」 発熱患者では 3つの◯◯に主眼を置き 3つの◯◯◯◯と 3つの◯◯◯◯を 行うことが基本である。

  • #8.

    「3×3の鉄則」 発熱患者では 3つの疾患に主眼を置き 3つの一般検査と 3つの培養検査を 行うことが基本である。

  • #9.

    3つの疾患 ✓気道感染(主に肺炎) ✓尿路感染(主に腎盂腎炎) ✓肝胆道系感染(主に胆管炎)

  • #10.

    3つの一般検査 ✓採血(CBC、生化学、凝固) ✓採尿(清潔操作が前提) ✓胸部レントゲン

  • #11.

    3つの培養検査 ✓血液培養 ✓喀痰培養 ✓尿培養

  • #12.

    気道感染(主に肺炎) !高齢者は◯◯◯◯を伴わないことも。 !実は◯◯的に誤嚥性肺炎へ至った? !誤嚥性肺臓炎に抗菌薬は◯◯。 !痰G染は感度・特異度とも◯◯◯。

  • #13.

    気道感染(主に肺炎) !高齢者は気道症状を伴わないことも。 !実は二次的に誤嚥性肺炎へ至った? !誤嚥性肺臓炎に抗菌薬は不要。 !痰G染は感度・特異度とも高くない。

  • #14.

    尿路感染(主に腎盂腎炎) ✓女性では◯◯性が多いが、男性では◯◯性 である。 ✓男性では◯◯◯◯までの検索が奨められ る。 ✓起因菌の多くが◯◯◯◯◯◯であり、 ◯◯◯への移行に注意する。 ✓何はともあれ◯◯◯◯を解除しなければな らない。

  • #15.

    尿路感染(主に腎盂腎炎) ✓女性では単純性が多いが、男性では複雑性 である。 ✓男性では前立腺炎までの検索が奨められ る。 ✓起因菌の多くがGram陰性菌であり、敗血症 への移行に注意する。 ✓何はともあれ閉塞起点を解除しなければな らない。

  • #16.

    肝胆道系感染(主に胆管炎) ✓もし◯◯◯◯◯◯や◯◯◯◯◯があればラッ キー、無いことも多い。 ✓胆管炎は◯◯しないと判らないことが多い。 ✓胆嚢炎は◯◯へ、胆管炎は◯◯◯◯◯へコンサ ルトする。 ✓肝胆道系酵素上昇を見たら、◯◯◯や◯◯◯も 評価する。

  • #17.

    肝胆道系感染(主に胆管炎) ✓もし季肋部叩打痛や上腹部圧痛があればラッ キー、無いことも多い。 ✓胆管炎は採血しないと判らないことが多い。 ✓胆嚢炎は外科へ、胆管炎は消化器内科へコンサ ルトする。 ✓肝胆道系酵素上昇を見たら、膵酵素やエコーも 評価する。

  • #18.

    入院患者の7Ds ✓入院患者が発熱するとテンション⤵となる か、焦ってしまう。 ✓基本は「3×3の鉄則」が大切である。 ✓「入院」という状況では「3つの疾患」以外 も考慮する必要がある。

  • #19.

    熱源として ✓原疾患の増悪/気道感染/尿路感染 ✓CD関連腸炎 ✓胆管炎 ✓デバイス関連 ✓深部静脈血栓症 ✓結晶誘発性関節炎 ✓褥瘡 ✓薬剤性

  • #20.

    入院患者の7Ds ✓CD関連腸炎(Diarrhea) ✓胆管炎(Duct) ✓デバイス関連(Device) ✓深部静脈血栓症(Deep Vein Thrombosis) ✓結晶誘発性関節炎(Pseudo-gout) ✓褥瘡(Bedsore) ✓薬剤性(Drug)

  • #21.

    Do remember “ 3×3 ” and “ 7Ds ” !!!!!!

Antaa Slide

医師・医学生のためのスライド共有

投稿者インタビュー
Antaa QA

医師同士の質問解決プラットフォーム

App StoreからダウンロードGoogle Play Storeからダウンロード

会社概要

Antaa, Inc. All rights reserved.

Follow us on Facebook
Follow us on Twitter