テキスト全文
#2. Primary Survey
ABCDEアプローチ 酸素の需要供給バランスを保つ
#3. Primary Survey
ABCDEアプローチ 酸素の需要供給バランスを保つ
#4. 総論は前回のスライドを参照 ①気道の基礎知識
②気道の異常
③気道の評価
④気道確保
#7. 息が苦しそうだからNPPV…? 気道は酸素取り込みの最上位
→異常があれば最優先で気道確保
常に気管挿管の適応を考える!
#10. 気道の異常はエマージェンシー
数分で心停止することも…
#11. まずは気道の評価を 【具体的な手順】
①声掛け➡②聴診➡③視診
#12. 気道確保≠気管挿管 まずは低侵襲の
ものからトライ
#14. 気道に問題がない時は呼吸を評価 酸素化・換気・呼吸仕事量の問題
⇨NPPV等の人工呼吸を考慮
#15. NPPVの効果判定は早期に
必要な挿管を遅らせない! 呼吸筋疲労
呼吸状態の増悪へ繋がる…
#17. いずれ挿管が必要となる時に
明確な基準はない… 腎不全の既往がある敗血症性ショック
⇨大量輸液すれば肺うっ血で酸素化↓…? 夜間の人手がないときに挿管になるくらいなら
人手の多い日勤帯のうちに挿管しておきたい…? 総合的な判断が必要
#19. 参考:適応の語呂合わせ『ABCDs』 Primary survey
が大切!
#20. 目次 ①適応
②リスク評価・準備
③手技
#21. 敵を知り己を知れば百戦危うからず
ー孫氏 適切な
リスク評価・準備
が何より大切!
#22. まずは適切なリスク評価を… ●様々な観点からリスク評価を行うことが大切 知っておきたい
語呂合わせ!
#26. 輪状甲状靭帯切開のリスク評価『SHORT』
#27. すぐに喉頭鏡を握りがちですが… ●物品や体位、人員など準備するべきことがたくさん 手技は準備が
8割です!
#30. 挿管の体位はスニッフィングポジション 匂いを嗅ぐ
ように… 最も空気が取り込みやすい
軸が一直線
#31. 何よりも多くの
人員を集めることが大切! 気管挿管の実施には
多くの助けが必要です!
#32. 目次 ①適応
②リスク評価・準備
③手技
#33. まずはクロスフィンガーで確実な開口を 親指を患者の尾側に押し込むとせっかく挙上していた
下顎が落ちてしまう 親指は天井に向かって
力を加えるイメージ
#34. 喉頭鏡の握り方は大丈夫…? 前歯を折ってしまうリスク↑ なるべくブレードの
根本を持つ
#35. 喉頭鏡の進め方 喉頭鏡を舌に沿わせる
イメージで進める
#37. 声門が見えても焦らない…! 声門マーカーの通過を確認
奥に置いてくるように
優しくする挿入
#38. 気管内かどうかはEtCO2などを参考に確認 聴診所見や胸郭の上がりなど
複合的に気管内にあることを評価!
#39. 最後はレントゲンで位置確認を◎ 胃管挿後に合わせて位置確認
連日位置確認を忘れずに!
#40. Take home message ●気管挿管が必要なタイミングは
3つの質問を元に検討する!
●気管挿管はリスク評価と準備が大切!
●解剖学を意識してポイントを抑えた
スムーズな気管挿管を目指す!
#41. 参考文献 内科救急診療指針2016 日本内科学会編
Up To Date Airway management
みんなの気道確保1・2 中外医学社出版
自発呼吸アセスメント指針2019 日本呼吸療法医学会
プロメテウス解剖学アトラス
ぜんぶわかる人体解剖図