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Primary survey 呼吸(B)の異常【メカニズムの評価を中心に】

投稿者プロフィール
三谷雄己
Award 2023 受賞者

県立広島病院

95,625

196

投稿した先生からのメッセージ

呼吸の大きな役割は「酸素化」と「換気」であり、 それらに加えて「呼吸仕事量」を評価することが大切です。

呼吸不全に対しての酸素投与に加え、限られた時間でもう一歩進んだ治療介入をするのに有効なのが、呼吸不全のメカニズム推定です。

すなわち、肺炎や、COPD、心不全などの鑑別よりも、先に呼吸に関連しうる肺や中枢神経呼吸筋などの要素から呼吸不全のメカニズムを探ることを優先すれば、遅延なく治療介入を進めることができるようになるのです!

概要

低酸素血症の患者に酸素投与をしても、SpO2が改善しなかった経験はありませんか? 呼吸不全に対する最も簡単な介入は酸素投与ですが、それだけでは改善できないことも多く経験します。そんな時、呼吸不全に至ったメカニズムを推定できるようになると、酸素投与以外に有効な介入を見つけることができるようになります!

本スライドの対象者

医学生/研修医/専攻医

参考文献

  • みんなの救命救急科

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