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水谷肇
154538
1063
三谷雄己
131154
276
黒田浩一
134354
216
長谷川耕平
65673
171
121,329
503
研修医,感染症科以外の方向けに,これだけは実践してほしい侵襲性真菌症の基本を図解しました!
これさえ知っていれば、とりあえず大間違いはしないと思います!
■目次
1.酵母か糸状菌か.まずはこの2つでよい
→酵母様真菌代表のカンジダ,糸状菌代表のアスペルギルス。この2つを対比しましょう
2.敵はどこにいるのか知ろう
→カンジダは皮膚・腸管内の常在菌
→アスペルギルスは空気中の環境真菌
3.侵襲性カンジダ症は血流感染
→侵襲性カンジダ症は皮膚・腸管バリアの破綻が背景にある
3.侵襲性アスペルギルス症は気道感染
→好中球貪食能低下で気道感染となる
4.必ず患者背景を見極め、疑いましょう
→カンジダ症はバリアの破綻、アスペルギルス症は好中球減少
5.血清学的検査を乱用していませんか?
→検査前確率で的中率が大きく変わります
5.検査前確率を想定してからβ-D-グルカンを測りましょう
→血培陰性だけどカンジダ菌血症の事前確率が高い患者で有効です
5.β-D-グルカンは偽陽性が多い
5.ガラクトマンナン抗原はあてにならない
5.アスペルギルス症は総合的に判断しましょう
6.まず覚えるべき抗真菌薬は2つ
→まずは経験的治療で使用する2種類を覚えましょう
6.院内でのカンジダ症はempiricでnon-albicansもカバーする
→侵襲性カンジダ症ではミカファンギンが第一選択です
6.アスペルギルス症の第一選択薬はボリコナゾール
7.治療の注意点
→カンジダ菌血症では、カテーテル抜去・フォロー血液培養・眼科コンサルトを!
8.まとめ
投稿された先生へ質問や勉強になったポイントをコメントしてみましょう!
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