#4.
認知症とは
・一度正常に達した認知機能が後天的な
脳の障害によって持続性に低下し、
日常生活や社会生活に支障を来す
ようになった状態のこと。
・記憶、思考、見当識、理解、計算、学習、
言語、判断など多数の高次脳機能障害から
なる症候群。
出典)認知症疾患治療ガイドライン2010
#5.
認知症の疫学
65歳以上の認知症患者数と有病率の将来推計
出典)内閣府HP 平成28年版⾼齢社会⽩書
#6.
認知症の疫学
65歳以上の認知症患者数と有病率の将来推計
2025年には
・約700万人
・65歳以上の5人に1人
※糖尿病に関連して認知症が発症することを考慮した推計値
出典)内閣府HP 平成28年版⾼齢社会⽩書
#7.
認知症の症状
・中核症状
記憶障害をはじめとする認知機能障害。
・周辺症状(BPSD)
幻覚、妄想などの心理症状。
脱抑制などの行動異常。
・中核症状 + 周辺症状 = 認知症の症状
出典)認知症疾患治療ガイドライン2010
#8.
認知症の中核症状
・主な認知機能障害として記憶障害、
失語、失認、遂行機能障害がある。
・記憶障害
近時記憶障害、エピソード記憶など。
例)どこに物を置いたかを忘れてしまう。
体験したことを忘れてしまう。
出典)認知症疾患治療ガイドライン2010
#9.
認知症の周辺症状(BPSD)
・認知症に伴う心理症状、行動症状のこと。
・Behavioral and Psychological
Symptoms of Dementia:
BPSDと呼ばれることが多い。
・介護者にとって中核症状よりも問題となる
ことが多い。
出典)認知症疾患治療ガイドライン2010
#10.
認知症の周辺症状(BPSD)
・心理症状
不安、うつ症状、興奮、幻覚や妄想など。
・行動症状
暴力、徘徊、不穏、性的脱抑制など。
・薬物療法、非薬物的な介入に反応し、
消退する可能性がある!
出典)認知症疾患治療ガイドライン2010
#11.
認知症の原因
・最大のリスク因子は加齢である。
85歳で記憶、再生できる項目数の平均は
18歳のおよそ半分である。
・認知症の原因疾患は様々ある。
臨床的にはその中でも
治療可能な認知症を的確に診断、治療する
ことが重要。
出典)ハリソン内科学第5版
#12.
認知症の原因疾患
・一般的な認知症の原因
アルツハイマー病、血管性認知症、
Lewy小体型認知症、前頭側頭型認知症
・まれな認知症の原因
うつ病、正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫、
ビタミン欠乏症、甲状腺機能低下症、
薬剤性、神経梅毒などの感染症
出典)ハリソン内科学第5版
#13.
認知症の原因疾患
これらの疾患は
治療可能な可能性あり
・まれな認知症の原因
うつ病、正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫、
ビタミン欠乏症、甲状腺機能低下症、
薬剤性、神経梅毒などの感染症
出典)ハリソン内科学第5版
#14.
アルツハイマー病
・認知症の原因として最も多い。
・記憶障害が初発症状となることが多く、
進行に伴い言語障害や視空間認知機能障害
を生じるのが特徴的なパターン。
・感情や意欲の障害、妄想、幻覚、徘徊、
興奮等のBPSDを伴うことが多い。
出典)ハリソン内科学第5版
#15.
アルツハイマー病
・診察時に分からないことがあると家族に
「どうだったかね」と聞くことが多い。
(取り繕い反応)
・リスク因子は加齢と家族歴である。
出典)認知症疾患治療ガイドライン2010
#16.
アルツハイマー病:著名人
ロナルド・レーガン
アメリカ合衆国
第40代大統領
Nov. 5, 1994
I now begin the journey
that will lead me
into the sunset of my life.
#17.
血管性認知症
・脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血など
脳血管障害に伴う認知症のこと。
・記憶障害の低下はあるが病識や判断力は
比較的保たれることが多い。
・突然発症や段階的な増悪、局所的神経徴候
を特徴としている。
出典)認知症疾患治療ガイドライン2010
#18.
血管性認知症
・高血圧、糖尿病、喫煙、運動不足などを
安定化、改善させ、
新たな脳血管障害の予防が重要である。
・アルツハイマー病との併存もみられ、
混合性認知症と呼ばれる。
出典)認知症疾患治療ガイドライン2010
#19.
Lewy小体型認知症
・認知機能の変動、パーキンソニズム、
繰り返す具体的な幻視、うつ症状、
妄想、アパシー、レム睡眠行動障害を
特徴とする。
・認知症を伴うParkinson病とは
症状の出現順序や程度が違うだけで
同じ概念の疾患と考えられている。
出典)認知症疾患治療ガイドライン2010
#20.
前頭側頭型認知症
・前頭葉障害に伴う脱抑制、反社会性、
無欲、常同行動、側頭葉の障害による
失語、意味障害を特徴とする。
・多くは40∼60歳代で発症する。
・認知症の家族歴が多く見られる。
出典)認知症疾患治療ガイドライン2010
#21.
今日の目標
①認知症の概要について理解出来る。
②認知症の診断方法について理解できる。
③認知症の治療方法について理解できる。
④介護職のストレスについて考える。
#22.
STEP0:認知症を疑うポイント
・認知症は基本的に年単位で進む病態。
急に様子がおかしくなった場合は
せん妄や可逆性の認知症を考える。
出典)ジェネラリストのための内科外来マニュアル 第⼆版
#23.
せん妄と認知症の違い
せん妄
認知症
発症
急激
緩徐
初発症状
錯覚、幻覚、妄想、興奮
記憶力低下
日内変動
夕方や夜間に悪化
変化に乏しい
持続
数日∼数週間
永続的
身体疾患
合併が多い
時にあり
環境の関与
関与が多い
なし
出典)認知症疾患治療ガイドライン2010より⼀部改変
#24.
STEP0:認知症を疑うポイント
・認知症は基本的に年単位で進む病態。
急に様子がおかしくなった場合は
せん妄や可逆性の認知症を考える。
・日常生活動作(ADL)や
手段的日常生活動作(IADL)に支障を来す
のが認知症であり、これらに支障が
出ていないかを確認する。
出典)ジェネラリストのための内科外来マニュアル 第⼆版
#25.
日常生活動作(ADL)
・日常生活動作はDEATHと覚える。
・Dressing:着衣
・Eating:経口摂取
・Ambulating:移動(歩くのA)
・Toileting:トイレ
・Hygeine:入浴
出典)ジェネラリストのための内科外来マニュアル 第⼆版
#26.
手段的日常生活動作(IADL)
・手段的日常生活動作はSHAFTと覚える。
・Shopping:買い物
・Housekeeping:掃除など
・Accounting:金銭管理
・Food preparation:食事の用意
・Transport:乗り物を使った移動
出典)ジェネラリストのための内科外来マニュアル 第⼆版
#27.
STEP1:Mini-Cog
・Mini Mental State Exam: MMSEが
最も多く使われているが最低でも7分は
かかってしまい、忙しい外来では難しい。
・時間の無い外来では
MMSEとほぼ同等に有用
と考えられているMini-Cogが便利。
出典)ジェネラリストのための内科外来マニュアル 第⼆版
#28.
STEP1:Mini-Cog
①3つの関連の無い単語を覚えてもらう。
例)りんご、椅子、帽子
②時計の絵を描いてもらう。
(丸を描き、1∼12までの数字を入れる)
③さらに11時10分を絵に描いてもらう。
④3つの単語を思い出してもらう。
出典)Borson, Soo, et al. "The Mini-Cog as a screen for dementia: validation in a population-based sample."
Journal of the American Geriatrics Society 51.10 (2003): 1451-1454.
#29.
STEP1:Mini-Cog
・認知症
1つも言えない or
1∼2つ言える+時計がかけない
・認知症では無い
全部言える or
1∼2つ言える+時計がかける
出典)Borson, Soo, et al. "The Mini-Cog as a screen for dementia: validation in a population-based sample."
Journal of the American Geriatrics Society 51.10 (2003): 1451-1454.
#30.
STEP1:Mini-Cog
・感度(認知症があり検査陽性)76%
特異度(認知症が無く検査陰性)89%
・23点をカットオフとしたMMSEは
感度71%、特異度96%でありほぼ同等!
出典)Borson, Soo, et al. "The Mini-Cog as a screen for dementia: validation in a population-based sample."
Journal of the American Geriatrics Society 51.10 (2003): 1451-1454.
#31.
STEP2:HDS-R、MMSE
・Mini-Cog陽性、もしくは陰性でも
認知症が疑わしい場合は長谷川式簡易
知能評価スケール改訂版(HDS-R)
or MMSEを行う。
・HDS-Rで20点、MMSEで23点以下で
あれば認知症を疑う。
出典)ジェネラリストのための内科外来マニュアル 第⼆版
#32.
STEP2:HDS-R、MMSE
・境界領域のスコアは軽度認知障害(MCI)
の可能性があり、経過観察が必要。
・HDS-Rの点数低下のパターンから
ある程度認知症疾患の鑑別が出来る。
出典)ジェネラリストのための内科外来マニュアル 第⼆版
#33.
STEP2:HDS-R、MMSE
・アルツハイマー病
見当識(Q2)、遅延再生(Q7)
・Lewy小体型認知症
遅延再生(Q7)
・前頭側頭型認知症
野菜の名前(Q9)
出典)ジェネラリストのための内科外来マニュアル 第⼆版
#34.
STEP3:認知症の鑑別
・病歴、身体所見、血液検査、
頭部CTやMRIなどから鑑別する。
・具体的なエピソードを聴取する事が大切!
例)同じ食材を買って腐らせる(記憶障害)
何度言っても万引きする(脱抑制)
出典)ジェネラリストのための内科外来マニュアル 第⼆版
#35.
物忘れと認知症の鑑別
・本人が認知症を心配する場合は正常な加齢
に伴う物忘れと認知症を鑑別する。
認知症
物忘れ
経験を全て忘れる
経験の一部を忘れる
後まで覚えていることはまれ
覚えていることが多い
言われたこと通りにするのは困難
通常可能
メモを使うことが徐々に困難
通常可能
自分に注意を向けることが徐々に困難
通常可能
出典)ジェネラリストのための内科外来マニュアル 第⼆版 より⼀部改変
#36.
STEP3:認知症の鑑別
・身体所見
固縮や振戦などのパーキンソニズム
・採血
血算、生化、甲状腺機能、ビタミンなど
・頭部CTやMRIで特徴的な所見があるか
治療可能な疾患を見逃さない事が大切!
出典)ジェネラリストのための内科外来マニュアル 第⼆版
#37.
今日の目標
①認知症の概要について理解出来る。
②認知症の診断方法について理解できる。
③認知症の治療方法について理解できる。
④介護職のストレスについて考える。
#38.
認知症治療の原則
・医学的アプローチとしての薬物療法が
行われるが、ケアのアプローチとして
認知症患者がその人らしく暮らせるように
支援することが基本である。
・薬物療法を開始する前に適切なケアや
リハビリテーションの介入を考慮
しなければならない。
出典)認知症疾患治療ガイドライン2010
#39.
認知症に対する非薬物療法
#40.
①リハビリテーション
・中核症状や認知機能そのものの向上を目的
としたリハは有効性を実証できていない。
・しかし廃用を防ぎ残存機能を高めることで
二次的に認知機能の向上が期待できる。
・楽しい時間を共有することで意欲や
学習能力の向上が生じる可能性がある。
出典)認知症疾患治療ガイドライン2010
#41.
②認知症ケア
・基本は person-centerd care
その人らしさを維持することを大切にする。
・つまり、認知症になっても
いつでも、どこでも、その人らしく
暮らせるように支援し、本人の言動を
本人の立場で考えることが基本である。
出典)認知症疾患治療ガイドライン2010
#42.
③BPSDについて
・まずは必ず原因がある物として考える!
・環境、薬剤、身体症状が主な要因!
原因について家族や医療者で話合う。
医師よりも患者さんに近い
看護師さん、介護士さんの活躍する場!
出典)かかりつけ医のためのBPSDに対する向精神病薬使⽤ガイドライン 第⼆版
#43.
要因が分かる例
・環境要因:介護者が本人の前で悪口を
言うため易怒性が増す。
・薬剤要因:夜間せん妄に対し抗不安薬を
処方し、かえって症状が増悪してしまう。
・身体要因:夜間の尿閉により不穏症状が
夜間になると増悪する。
出典)かかりつけ医のためのBPSDに対する向精神病薬使⽤ガイドライン 第⼆版
#44.
③BPSDについて
・これらの要因を徹底的に探った上で、
非薬物療法で解決できない場合のみ
薬物療法の併用を考える。
・実際には解決できない場面も多々あり。
例)患者さんと家族の病前の関係性不良、
重症認知症の場合など。
安易な薬剤投与はしない!
出典)⽇経メディカル「BPSDには⾮薬物療法が最良の選択肢なのか?」川畑 信也
#45.
認知症に対する薬物療法
#46.
認知症の薬物治療
・中核症状に対するコリンエステラーゼ
阻害薬使用とBPSDに対する治療が主体。
・中核症状に対する治療は現時点では
非常に限られている。
出典)ジェネラリストのための内科外来マニュアル 第⼆版
#47.
中核症状に対する薬物療法
#48.
①コリンエステラーゼ阻害薬
・ドネペジル(アリセプト®)、リバスチグミン
(リバスタッチ®)、ガランタミン(レミニール®)
・軽∼中等度のアルツハイマー病で投薬開始。
・投薬によりMMSEのスコアは
僅かながらに改善する。(2点程度)
※ただし長期的な成績は明らかでは無い。
Rogers, S. L., et al. "A 24-week, double-blind, placebo-controlled trial of donepezil in patients with Alzheimerʼs disease.
" Neurology 50.1 (1998): 136-145.
#49.
①コリンエステラーゼ阻害薬
・重症のアルツハイマー病、血管性認知症
にも効果があるという臨床研究もあり、
実際の診療では投与を試みることも多い。
・レビー小体型認知症の幻視などの精神症状
に対する有効性が認められている。
Erkinjuntti, Timo, et al. "Emerging therapies for vascular dementia and vascular cognitive impairment."
Stroke 35.4 (2004): 1010-1017.
McKeith, Ian, et al. "Efficacy of rivastigmine in dementia with Lewy bodies:
a randomised, double-blind, placebo-controlled international study." The Lancet356.9247 (2000): 2031-2036.
#50.
①コリンエステラーゼ阻害薬
・個人差があり効果判定は難しいが、効果が
なければ副作用も多く中止した方が良い。
・中止後に急な認知症の悪化を認めた場合は
服用を再開するほうが無難である。
出典)内科診療ストロング・エビデンス
#51.
②NMDA受容体拮抗薬
・メマンチン(メマリー®)
・中∼重度のアルツハイマー病、および
血管性認知症の進行を遅らせる為に投薬。
・BPSDを伴う中∼重度のADで
コリンエステラーゼ阻害薬が無効な場合に
併用すると効果があったという報告があり、
単独、ないしは併用投与することが多い。
Tariot, Pierre N., et al. "Memantine treatment in patients with moderate to severe Alzheimer disease already receiving donepezil:
a randomized controlled trial." Jama 291.3 (2004): 317-324.
#52.
②NMDA受容体拮抗薬
・Lewy小体型認知症、前頭側頭型認知症、
脳血管性認知症にもコリンエステラーゼ
阻害薬が無効な場合に併用を考慮するが、
併用しても効果が無いとする報告もある。
・効果は一時的(一年程度)とも考えられ
ている。
Howard, Robert, et al. "Donepezil and memantine for moderate-to-severe Alzheimer's disease."
New England Journal of Medicine 366.10 (2012): 893-903.
#53.
まとめ
・中核症状に対しては一般的に薬剤が
投与されることが多いが、
必ずしも有効とは限らない。
・効果には個人差が大きく、副作用も
多いため、常に評価をして有害事象が
大きい時には服用を中止する必要がある。
#54.
BPSDに対する薬物療法
#55.
①抗精神病薬
・リスペリドン(リスパダール®)など
・非定型抗精神病薬は
易怒性、興奮、被害妄想などに対して有効
である可能性あり、しかし副作用も多い。
・基本的に適用外使用であり、
本人や家族に充分に説明する必要がある。
Kales, Helen C. et al "Assessment and management of behavioral and psychological symptoms of dementia."
bmj350.7 (2015): h369.
#56.
②抗うつ薬
・セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)
であるセルトラリン(ジェイゾロフト®)など
・安全性が高く、治療反応性も良い。
・興奮症状に対する治療で
非定型抗精神病薬と同等の効果をもつ
可能性がある。
Kales, Helen C. et al "Assessment and management of behavioral and psychological symptoms of dementia."
bmj350.7 (2015): h369.
#57.
③抑肝散
・BPSDを評価するNPIスコア、
ADLの著明な改善を認めた報告あり。
Monji, Akira, et al. "Effect of yokukansan on the behavioral and psychological symptoms of dementia in elderly patients with
Alzheimer's disease." Progress in Neuro-Psychopharmacology and Biological Psychiatry 33.2 (2009): 308-311.
・介護者の負担を有意に改善した報告も。
Machida, A., et al. "The effect of YGS (Yi-Gan-San) on BPSD and care burden of dementia."
Nihon Ronen Igakkai zasshi. Japanese journal of geriatrics 47.3 (2010): 262.
・副作用も少なく非常に使いやすい。
#58.
まとめ
・適用外使用となることも多いが、
症状に応じて使用する価値はある。
・特に抑肝散はBPSDの症状改善傾向、
および介護者の負担の軽減が期待できる。
#59.
今日の目標
①認知症の概要について理解出来る。
②認知症の診断方法について理解できる。
③認知症の治療方法について理解できる。
④介護職のストレスについて考える。
#60.
介護職はストレスが高いのか
・神経症の症状把握、評価に有用な
GHQ-60にて健常者平均8.0点に対し、
ホームヘルパーの平均は17.7点であった。
・特に身体的症状、不安と不眠、
社会的活動障害が健常者と比較して
得点が高い傾向にあった。
介護職のストレスは明らかに高い!
Takeuchi, H. "A study on the stress of care workers engaged with social welfare facilities: the job stress questionnaire and the
general health questionnaire for home helpers." Kawasaki Medical Welfare Journal 13 (2003): 111-116.
#61.
ストレスの種類は?
・雇用管理
賃金、休暇やシフト、業務の量と質
・同職種との関係
上司、同僚との人間関係
・他職種との関係
医師や看護師との価値観の相違、連携困難
古川和稔. "介護職員のストレス."
⽇本労働研究雑誌 No. 658 May 2015 P26ー34
#62.
ストレスを軽減するには
・社会的待遇の改善(マクロの視点から)
地方自治体や施設による賃金の引き上げ
夜勤の人数配置など、労働環境の改善
専門職の創設など、キャリアアップ支援
介護職のやりがいを創出!
古川和稔. "介護職員のストレス."
⽇本労働研究雑誌 No. 658 May 2015 P26ー34
#63.
ストレスを軽減するには
・ストレスコーピング(ミクロの視点から)
個々人でストレスを感じたときにやること
を決めておく。
管理者はストレスを感じ易い場面を予測し、
同職種の上司や多職種と
忌憚ない意見を交換できる場を設ける。
個人でのストレス対策と管理者側の配慮
古川和稔. "介護職員のストレス."
⽇本労働研究雑誌 No. 658 May 2015 P26ー34
#64.
まとめ
認知症の疾患としての特徴を理解し
その人らしく暮らせる認知症ケアを実践する!
認知症治療にとっては非薬物療法が重要!
特にBPSDへの対応は腕が試される!
介護者自身のストレスケアも大切!
皆で一緒に働きやすい職場を創りましょう!