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救急診療勘所

投稿者プロフィール
松田律史

医療法人徳洲会札幌東徳洲会病院

14,799

42

投稿した先生からのメッセージ

救急外来の診療を始めて、少しなれた頃、少なくとも右も左も分からない状況じゃなくなった頃に読んでもらえると参考になると思います。

概要

救急外来で上手に働く方法について解説します。

一番大切なことは時間軸を意識すること。それぞれの時間で何をするべきか、自覚的になりましょう。

また早期からDispositionについて想定しながら進めていくのが良いと思います。社会的入院を嫌がる上級医もいますが、押し問答をしても仕方ないことが多いですし、入院適応をBio-psycho-social modelで考えると、比較的すっきりすると思います。

コンサルトについても細かな情報のやり取りより、何をして欲しいか、どんなことが起こっているかを明確に伝えるようにしましょう。中にはSBARでの情報伝達を指導されることもあると思います。

本スライドの対象者

医学生/研修医

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テキスト全文

救急診療の基本情報と初期方針設定

#1.

救急診療勘所 札幌東徳洲会病院 松田 律史

#2.

時間軸でTASKを明確化する ⑴ 事前情報 →来院後の初期方針設定 ⑴ ⑵ ⑷ ⑵ 初期診察+迅速検査 →救命処置の是非 ⑶ 画像検索+二次診察 ⑶ →追加検査の有無 ⑷ 検査完了+経過観察 →方針決定

#3.

事前情報の吟味 • • 救急隊からの情報 • 主訴、搬送理由、発見時情報 • 救急隊接触時の全身状態 • 年齢、性別、既往歴、既存症 救命処置の要否 鑑別診断 電子カルテの情報 • 直前の診療記事、検査データ • 直前のサマリー記事、退院サマリー DNARなどの方針 既存症の状態

初療の重要性と決断基準

#4.

初療の5-10分はダイヤモンド • 1st impression • Vital signs & Essential physical examinations • SAMPLE history taking • Point of care tests / ECG • Portable X-ray 生命の危機は? 責任病態は? 鑑別診断は? 苦痛緩和は? 責任病態は? 鑑別診断は?

#5.

何を、いつ、決断するか? ⑴ ⑵ • 入院か帰宅か? • 他科診察の要否は? • 最終診断は? • Dispositionは? ⑷ ⑶

#6.

入院か帰宅か? Bio 入院希望 不安 自殺企図 Psycho 全身状態 診断・治療 Social 介護力不足

コンサルトの基本と注意点

#7.

イライラされないコンサルト Simple Short Soft

#8.

電話で複雑な話はできない Soft Simple Short 挨拶から始める 枕詞で丁寧さを表現する コンサルトの目的を伝える 診断名を最初に伝える 5分以内にPresentation完了 必要な情報だけを伝える

急性大動脈解離の症例と対応

#9.

一例:急性大動脈解離 • 夜分に申し訳ありません、救急科の松田です。 • 75歳女性のStanford Aの大動脈解離のご相談です。 • 23時突然発症の背部痛にて搬送、造影CTで上記診断しています。 • 現在、降圧剤と鎮痛剤でABC安定しており、Malperfusion示唆する 所見はありません。 • 手術加療をお願いしたいのですが、よろしいでしょうか?

#10.

全身状態維持 疼痛緩和 術前準備 コンサルト〜来院までの行動 人員確保 輸血確保 入院先確保

病院前活動と搬送の流れ

#11.

コンサルトはゴールではない 全身状態安定化 搬入 診断確定の努力 コンサルト 全身状態維持 術前検査・補充療法 根本治療

#12.

病院前活動をイメージする (指令経由) 覚知 出動 病着 現着 現発 現場活動+病院選定

病院選定と長距離搬送の考慮

#13.

病院選定のKEYWORDS バイパス(外傷など) 直近搬送 患者希望(不適切?) かかりつけ

#14.

長距離搬送では早期決断 仕方無く長距離搬送...... 近隣病院全滅!

#15.

長距離重症例の対応 暫定の受諾 走りつつ依頼 近隣搬送× 三次医療機関

HOT LINEの重要性と今後の展望

#16.

HOT LINEは責任重大! • 話が長い程、現場滞在時間は延長 • 受け入れ不能時は早期に決断 • 選定不適なら助言 • 搬送困難例は転院ありきでの応需も検討

#17.

To Be Continued……?

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