テキスト全文
在宅緩和のレクチャー概要
#2. 目次 今回は在宅緩和の
レクチャースライドです!
動画でも解説しているので
是非ご視聴ください! YouTube
疼痛・呼吸苦・便秘・嘔気・倦怠感・せん妄の解説
#3. 目次 疼痛 呼吸苦 便秘 嘔気 倦怠感 せん妄
#4. 目次 疼痛 呼吸苦 便秘 嘔気 倦怠感 せん妄
オピオイドの種類と特徴(モルヒネ系・オキシコドン系・フェンタニル系)
#8. 強オピオイド モルヒネ系 オキシコドン系 フェンタニル系 ヒドロモルフォン系
モルヒネ系・オキシコドン系・フェンタニル系の詳細
#9. モルヒネ系 剤型が豊富 一部非ガンに適応あり 呼吸困難にエビデンスあり 悪いところ 腎機能障害では使えない ガンでは他のオピオイド優先 せん妄がおきやすい 良いところ
#11. オキシコドン系 腎機能障害でも慎重投与可 一部非ガンに適応あり 呼吸困難にも有効 悪いところ 薬物相互作用に注意 以前より出番少ない 剤型がやや少ない 良いところ
#13. フェンタニル系 腎機能障害では一番安全 一部非ガンに適応あり 貼付剤がある 良いところ 悪いところ 薬物相互作用に注意 呼吸困難のエビデンス乏しい タイトレーションが難しい
アブストラル®舌下錠とヒドロモルフォン系の使用法
#15. ・アブストラル®舌下錠、イーフェン®バッカル錠
・効果発現が15〜30分と早い(その他のレスキューは30〜60分)
・効果持続時間は1〜2時間と短い(その他のレスキューは4〜6時間) フェンタニル口腔粘膜吸収製剤
#16. 100μg×1 100μg×1 100μg×1 100μg×1 30分 2時間 30分 初回容量で疼痛が緩和されない場合30分空けて同量を1回追加可
2時間以内に追加投与でも疼痛が緩和されない場合は他オピオイド使用
初回投与から2時間空けて追加投与可能 1日4回の突出痛に使用可能 他オピオイド アブストラル 使用法
#17. 100μg×1 100μg×1 100μg×1 100μg×1 30分 2時間 30分 2時間 100μg×2 30分 100μg×2 2回連続の追加投与で疼痛緩和されない場合は1回量を増量
100μg→200μg→300μg→400μg→600μg→800μgの順に増量
増量後の追加投与は増量後と同一容量を追加できる アブストラル 増量
#18. ヒドロモルフォン系 腎機能障害でも慎重投与可 1日1回内服 呼吸困難にも有効 悪いところ 剤型がやや少ない 使用経験が少ない 非ガンで使えない 良いところ
オピオイドの選び方とスイッチング方法
#20. 薬物相互作用 ↑/↓:併用薬の作用増強/減弱 △/▽:オピオイドの作用増用/減弱
#22. オピオイド スイッチング 疼痛コントロールできている場合→75%換算
疼痛コントロールできていない場合→100%換算
オピオイド換算表とレスキュー換算の解説
#24. レスキュー換算 1日レスキュー4回以上 30-50%ずつベースアップ検討
#26. CADD solis 在宅での使い方 ・1週間分の薬液充填
・流速、ドーズ、ロックアウトタイム設定
・PCA使用法指導
・1週間ごとに薬液、電池交換
#27. モルヒネ・オキファスト
50mg/5ml 10A + 生食50ml total100ml PCA設定 ナルベイン
20mg/2ml 2A + 生食96ml total 100ml 内服で疼痛コントロールOK→75%換算
内服で疼痛コントロールNG→100%換算 ドーズ 1時間値
ロックアウトタイム 15分
1日4回以上ドーズ使用でベースアップ検討
呼吸苦の管理と酸素投与の適応
#28. 目次 疼痛 呼吸苦 便秘 嘔気 倦怠感 せん妄
#29. 酸素投与 抗不安薬 オピオイド ステロイド 呼吸苦
#30. 酸素投与 ・自覚的な呼吸苦+SpO2の低下で適応
・慢性呼吸不全の場合はCO2ナルコーシスに注意
・エビデンスはそこまで強くので過信しない
#31. ステロイド ・気道狭窄、がん性リンパ管症などで適応
・倦怠感に比べると多めの用量(リンデロン®4〜8mg/日)
・せん妄などの副作用に注意
#32. オピオイド ・腎機能障害などなければモルヒネを選択
・比較的低容量(モルヒネ注10〜20mg/日)で使用
・使用できなければオキシコドン、ヒドロモルフォン
#33. 抗不安薬 ・アルプラゾラム(0.4mg)
1回0.5〜1錠 1日1〜3回 ・ロラゼパム(0.5mg)
1回0.5〜1錠 1日1〜3回 ・ミダゾラム(10mg/2ml)
持続静注 or 持続皮下注
2.5mg/日から開始 5mg/日程度まで
#34. 目次 疼痛 呼吸苦 便秘 嘔気 倦怠感 せん妄
便秘対策と制吐剤の使用法
#38. 目次 疼痛 呼吸苦 便秘 嘔気 倦怠感 せん妄
ステロイドと抗精神病薬の投与法と鎮静の考慮
#41. 目次 疼痛 呼吸苦 便秘 嘔気 倦怠感 せん妄
#42. ステロイド ・約60%のガン患者の食欲不振に効果あり
・しかし効果は2〜6週間程度と限定的
・感染やせん妄のリスクもあり
・予後1ヶ月未満でリスクの低い患者に適応
#43. ステロイド 投与法 漸増法 漸減法 在宅 入院
#44. ステロイド 漸増法 ・デカドロン® or リンデロン®
0.5mgを起床時に内服
効果が乏しくなったら徐々に増量
最大4mg/日
#45. 目次 疼痛 呼吸苦 便秘 嘔気 倦怠感 せん妄
#46. 抗精神病薬 ・クエチアピン(12.5, 25, 50mg)
眠前12.5〜25mg 1〜2時間空けて追加可
糖尿病は禁忌 ・リスペリドン(0.5, 1, 2mg)
眠前0.5〜1mg 1〜2時間空けて追加可
内用液またはOD錠 ・オランザピン(2.5, 5, 10mg)
眠前2.5〜10mg
半減期33時間 糖尿病は禁忌
#47. 鎮静 ・他の治療で苦痛が取れない場合に考慮
・呼吸抑制や意思疎通ができなくなる事を説明
・複数の医療者で適応について検討
#48. 鎮静 ミダゾラム CADD solisでの設定 ミダゾラム
10mg/2ml 5A + 生食40ml total50ml 0.5ml/h(12mg/day)が基準開始量(約4日分) 年齢、体重、腎機能などを考慮し適宜調整 開始から15〜30分程度で評価 苦痛緩和が得られていない場合は
1時間分早送りして30-50%ベースアップ
#49. 鎮静 坐薬系 ・セニラン®坐剤(3mg)
1回3mg投与
状態みながら1日2回程度投与 ・ダイアップ®坐剤(4, 6, 10mg)
4〜6mg 1回1,2個
状態みながら1日2回程度投与 ・ワコビタール®坐剤(15, 30, 50, 100mg)
1回50〜200mg
状態みながら1日2回程度投与
半減期が長く立ち上がりが遅いので注意