#4.
高血圧への低用量3剤配合錠と標準用量単剤の比較 from JACC 韓国の2つの第3相二重盲検実薬対照試験( HM -APOLLO -301 /302 )。軽中等症高血圧 ( SBP 140 -<180 、 DBP <110 )の成人を対象に、各標準用量の 1/3 量を配合した単一錠 (アムロジピン 1.67 mg +ロサルタン K 16.67 mg +クロルタリドン 4.17 mg =LDC -ALC) と標準単剤を 8週間比較。 Study 301 ( vsアムロジピン 5 mg )では SBP変化量− 19.1 vs −19.9 mmHg (非劣性達成、 P=0.495 )。 Study 302 ( vsロサルタン 50 mg )では − 19.9 vs −16.4 mmHg (非劣性かつ優越性、 P=0.037 )で LDC -ALC 優位。有害事象は両群同等 ( 11.7%/13.9% 、 6.4%/3.3% )、重篤薬剤関連事象なし 。 高血圧治療戦略を考え直させる結果です。 3剤を超低用量で組み合わせることで、副作 用は単剤と同等のまま降圧効果は同等以上を達成。 1錠化、合剤使用はアドヒアランスと 治療継続にも有利で、 Therapeutic inertia (治療惰性)の解消にも寄与しそうです。我々 も初期治療の組み立て方を、単剤増量から「低用量多剤統合」へとシフトする視点を取り 入れていきます。 出典: https://www.jacc.org/doi/10.1016/j.jacc.2025.12.028