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幼少期の糖質制限と心血管イベントの関係 from BMJ 本研究は、胎児期から生後 2年までに砂糖配給制の影響を受けた人が、成人後に心血管疾患 リスクを減らすかを検討した自然実験研究。英国バイオバンク登録者 6万3433 人を対象に、 1953 年の砂糖配給終了前後に生まれた群を比較した。胎内+ 2年の配給曝露群では、心血管 疾患のハザード比 0.80 ( p<0.001 )、心筋梗塞 0.75 ( p=0.002 )、心不全 0.74 ( p=0.01 )、 心房細動0.76 ( p<0.001 )、脳卒中 0.69 ( p<0.001 )と有意に低下した。糖尿病と高血圧の 発症が全体効果の約31 %を媒介していた。心臓 MRI では左室駆出率や一回拍出量がわずかに 上昇していた。初期 1000 日の砂糖摂取制限が、成人期の心血管リスク低下と良好な心機能に 結びつく可能性を示した。 胎児期からの予防エビデンスです。「初期 1000 日間」における栄養環境が、成人後の心血 管リスクに長期的影響を与えるのです。特に、砂糖摂取の制限が心疾患を減少させた点は、 一次予防の重要性を裏づけます。母体や乳幼児期の過剰な糖摂取を抑えることが、将来的な 循環器疾患予防につながる可能性が高く、妊娠期栄養指導や食環境整備の重要性を再認識さ せる結果です 。 出典: https://www.bmj.com/content/391/bmj -2024 -083890