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Drゆみの Weekly Journal Scan vol.17

投稿者プロフィール
医療法人社団ゆみの

医療法人社団ゆみの

45

0

概要

2012年ゆみの開設以来、毎週金曜日に海外の最新医学研究報告を約30報、

法人内外にWeekly Journal Scanと題して配信しています。

ここではその中から更に興味深い報告をPick Upして投稿していきます!

■今回のテーマ■

・超高齢フレイル患者における降圧薬減薬の予後影響 from NEJM

・軽度飲酒と血圧変動の関係 from JACC

・低心機能心不全患者におけるイベント前後の腎機能スロープ解析 from EHJ

本スライドの対象者

医学生/研修医/専攻医/専門医

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テキスト全文

Dr.YUMINO Weekly Journal Scan vol.17の概要

#1.

Dr.YUMINO Weekly Journal Scan vol .17 海外の最新医学研究の報告の中から特に 興味深い報告をPick UP!

超高齢フレイル患者における降圧薬減薬の影響と研究結果

#2.

超高齢フレイル患者における降圧薬減薬の予後影響 from NEJM フランスの 108 施設における高齢・フレイルなナーシングホーム入所者 1048 名を対象に、 降圧薬の段階的中止が通常治療と比べて死亡率を改善するかを検証した無作為化試験 ( RETREAT -FRAIL )。収縮期血圧 130mmHg 未満かつ複数の降圧薬を使用している 80 歳 以上を登録。ステップダウン群では平均投薬数が 2.6 剤から 1.5 剤へ減少し、血圧は平均 4mmHg 上昇したが、全死亡は通常治療と差がなかった( HR 1.02 )。主要心血管イベン ト、転倒、認知・身体機能の推移にも有意差は認めず、安全性も同等だった。降圧薬漸減 は死亡率改善をもたらさず、過度な降圧が必ずしも有害とは限らない可能性が示された。 超高齢・フレイル患者における減薬の是非を考えるうえで大変重要な研究です。降圧薬 を減らしても予後が悪化しないという結果は、血圧値だけに縛られた治療方針を見直す きっかけになります。減薬の判断を血圧だけでなく、脱水・低栄養・サルコペニア・ポリ ファーマシーといった包括的リスクで評価することが予防の核心ですね。個別最適化され た減薬と血圧管理によって、心不全悪化や転倒を防ぐ戦略が求められます。我々も議論を 進めていきます。 出典: https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2508157

軽度飲酒と血圧変動の関係に関する研究

#3.

軽度飲酒と血圧変動の関係 from JACC 日本の31 万件超の健診データを用い、飲酒量の変化と血圧変動の関連を縦断的に評価し た研究。習慣的飲酒者では、アルコールを 1ドリンク( 10g )減らすごとに収縮期血圧は約 0.9 mmHg 、拡張期血圧は約 0.8 mmHg 低下し、少量飲酒域でも用量依存的な下降がみら れた。一方、非飲酒者が新たに飲酒を開始すると、 1ドリンク増加あたり収縮期で 0.8 mmHg 、拡張期で 0.5 mmHg 上昇した。男女差はわずかで、ビール・ワイン・日本酒・焼 酎など種類を問わず同方向の血圧変化を示した。安全域となる閾値はなく、低用量でも飲 酒は血圧上昇と関連し、禁酒は血圧管理に有効な非薬物的介入であることが示唆された。 日常的な“少量飲酒だから大丈夫”という思い込みは間違いのようです。男女ともに、飲 酒量の変化がそのまま血圧に反映されており、種類に関係なくアルコールそのものが昇圧 に働く点は非常に重要です。減酒・禁酒が生活習慣病予防の確かな一手であることを患者 に伝えやすくなります。飲酒習慣の見直しを積極的に促したいところです。 出典: https://www.jacc.org/doi/10.1016/j.jacc.2025.09.018

心不全における鉄欠乏性貧血の定義と腎機能の重要性

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