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#1. 突然の有症状外国人に対応できる無料通訳サービスまとめ 岡山大学病院 総合内科・総合診療科
作成:大塚 勇輝
監修:萩谷 英大(感染症専門医、岡山大学病院 国際診療支援センター) 発熱外来を担当するすべての医療者へ
#2. COVID-19流行下に想定されるシチュエーション 診療所に外国人患者さんが初診で来院とりあえずコロナ問診を行おうにも、日本語が全く通じない…
保健所からの指示で発熱外来に外国人が受診通訳が同伴してこなかったので検査への同意取得が出来ない…
COVID-19確定例として外国人が勧告入院本人は病名すら理解しておらず、病状説明を希望している…(自験例)
#3. COVID-19流行下における外国人診療の特殊性 ×「主訴がよく分からないけど、とりあえずお話を聞いてみよう」→診察室に入る前にトリアージをする必要がある
×「ジェスチャーと片言の英語で時間をかければ意思疎通できる」→PPEを装着すると表情や発音が伝わりにくい・診察時間も短時間
×「とりあえず平日に大きな病院に出直してもらおう」→万が一を考えると感染対策のためその場で迅速な判断が必要
#4. スマホの翻訳アプリ Antaa Slide「医療者のための、英語で困った時に役立つツール8選」より引用 Google翻訳
Voice tra
等々 まず使いたくなるのがこうした機械翻訳アプリですが、
×内容が複雑になると通じない
×患者と医療者が同じ空間に居ないと使えない
×隔離ゾーンには持ち込みにくい、ビニール袋に入れると集音しない
#5. 発熱などの症状がある外国人患者と・・・
直接接触をせずに・・・
出来るなら申込みや課金不要で・・・
人による医療通訳をしてほしい!!
#7. 2.日本医師会員向け医療通訳サービス 【対象機関】開設者・管理者が日本医師会のA1会員である医療機関
【対応言語】英、中、韓、スペイン、ポルトガル、ベトナム、タイ、露、タガログ、仏、ヒンディー、モンゴル、ネパール、インドネシア、ペルシャ、ミャンマー、広東語
【利用時間】電話通訳は8:30~24:00、 20回/年まで。事前に利用登録が必要。
【特徴】通訳大手のメディホン(株)が提供
https://mediphone.jp/forms/jma.html
#9. 電話通訳を使用する時の注意点(自分の経験から) 言語の流暢さは、当たった翻訳者の能力次第になる
単語に分けるよりも、1~2文まとめて伝えたほうがスムーズ
同じ問診内容を行うのに、通常の電話問診の3倍程度は時間を要する
医療者の伝えたいことより、患者の訴えが主になってしまうことあり
サービス使用中は、電話回線が占拠されてしまう
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