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感染症診療の基本的な考え方 -血液培養とその界隈-

投稿者プロフィール
高野哲史
Award 2020 受賞者

社会福祉法人恩賜財団済生会支部神奈川県済生会横浜市東部病院

22,075

133

概要

生まれてこの方「運動してそうで人からもよく『何かスポーツしてるの?』と聞かれるが実のところ運動に親を殺されたのではないかと思うほど心底運動嫌いで天地がひっくり返っても運動する気はない」というスタンスを崩さず生きてきたのですが、年々落ちる基礎代謝、突如始まった晩酌癖によって起こった大幅な体重増(+8kg)にいよいよ目を逸らさずにいられなくなり、運動をするのになぜか金を払わなければいけない施設、通称「ジム」の契約をするに至りました。あれだけ運動嫌いをアピールしてきた手前、これから人にどう申し訳を立てようかと毎日悩んでいます。体鍛えるの、楽しいです。この場を借りて謝罪を申し上げます。大変申し訳ございませんでした。

 

さて本作は、初期研修医およびコメディカルの皆様が備えておくべき血液培養についての基礎知識をミニマムにまとめました。「どうせ陰性だし血液培養はいいだろう」・・・こんなことを思った経験がある方は少なくないと思います。「血液培養がいらない瞬間」って、想像以上に少ないのです。

 

スライドの中で更なる解説が必要な点やご不明な点については、お気軽にコメント欄よりお寄せ下さい。

 

(本作は2023年度公立昭和病院 感染症ランチオンセミナーで使用したスライドを一部改変したものです)

 

**************************************

Twitter: https://twitter.com/metl63_ (@metl63_)

mail: meinl2511(アットマーク)gmail.com

日経メディカル(2023/1- 2024/3): 感染症診療のマテリアル(https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/cadetto/column/takano/)

**************************************

本スライドの対象者

医学生/研修医/専攻医

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テキスト全文

  • #1.

    感染症診療の基本的な考え方 - 血液培養とその界隈 - 済生会横浜市東部病院 高野 哲史 総合内科

  • #2.

    executive summery / 血液培養は診断でも治療でも重要である // 血液培養の採取はお作法が全てである /// 血液培養は陰性を喜ぶ検査である

  • #3.

    おしながき / 血液培養の基本事項 - 診断における重要性 - 治療における重要性

  • #4.

    血液培養の基本事項 / ⾎液培養はいつ必要か︖

  • #5.

    血液培養の基本事項 / ⾎液培養はいつ必要か︖ 病態の全てを説明するに⾜る診断がついた場合 (例: COVID-19,RSウイルス感染症など) 菌⾎症を含む侵襲性感染症が完全に除外された場合 を除くすべての場合 発熱なし・白血球増多なし・CRP上昇なしは免罪符にならない

  • #6.

    血液培養の基本事項 / ⾎液培養は?セット以上提出する

  • #7.

    血液培養の基本事項 / ⾎液培養は2セット以上提出する - 1セットでは感度が不⼗分 → 1セット: 73.2%, 2セット: 93.9%, 3セット: 96.9% - 感染性⼼内膜炎などの⾎管内感染症では3セット → ⾎管内感染症は⾎液中の菌量が少ない - 1セットでもよいとされるケースはごく限られる

  • #8.

    血液培養の基本事項 (表1) 小児における体重と血液培養セット数・採血量の関係 患者体重 推奨血液培養セット数 (kg) (セット) 1 1.1 - 2 2.1-12.7 12.8-36.3 > 36.3 1 2 2 2 2 推奨採血量(mL) 1 セット目 2 セット目 2 - 2 2 4 2 10 10 20※ 20※ 使用するボトル 小児用ボトル 1本 小児用ボトル 各1本 成人用好気ボトル 各1本 成人用好気・嫌気ボトル 各2本 ※ 好気ボトル・嫌気ボトルへ各10mLずつ分注する (J A. Kellogg, et al. J Clin Microbiol. 2000 Jun; 38(6): 2181-2185をもとに筆者作成)

  • #9.

    血液培養の基本事項 / ボトルには⼗分量の⾎液を接種する - ⼗分量の⾎液が⼊って初めて培地として完成する - メーカにより異なる場合があるので⾄適量を確認 // ⾎液量が⾜りなければ好気ボトルを優先 - 可能な限り取り直すこと

  • #10.

    血液培養の基本事項 (表2) 採血量と血液培養陽性率との関係 採血量 陽性率の上昇幅 2mL → 20mL 30-50% 10mL → 20mL 30% 30mL → 40mL 7% 10mL → 30mL 47% 採血量が1mL増える毎に3-5%陽性率が上昇する

  • #11.

    血液培養の基本事項 ‒ 診断における重要性 / 最も簡便に採取できる「無菌検体」である - 陽性となれば⼀部除き原則治療対象である 「1セットのみ陽性」の場合にコンタミを疑う菌種は︖

  • #12.

    血液培養の基本事項 ‒ 診断における重要性 / 最も簡便に採取できる「無菌検体」である - 陽性となれば⼀部除き原則治療対象である 微生物 Cutibacterium acnes Corynebacterium spp. コンタミの可能性 100% 96.2% CNS 81.9% Bacillus cereus 91.7% (Weinstein MP, et al. Clin Infect Dis. 1997; 23(4): 584-602をもとに筆者作成) この4菌種は頭文字で“CCCB”と記憶しておく

  • #13.

    血液培養の基本事項 ‒ 診断における重要性 / ⾎液培養は菌⾎症を診断する唯⼀の⽅法である - 菌⾎症は⼀般に治療期間の延⻑を要する 例) Streptococcus pneumoniae(肺炎球菌) - 菌⾎症の存在は播種病変の存在の可能性を暗⽰する // 診断の誤りに気づくツールとしても極めて有⽤ - 「誤嚥性肺炎だと思ったら⼤腸菌菌⾎症だった」 → この場合,誤嚥性肺炎の診断が間違っている可能性がある

  • #14.

    血液培養の基本事項 ‒ 治療における重要性 / 治療効果判定に使⽤可能である - 特定の微⽣物は⾎液培養の陰性を以て治療期間を規定 → ︖ - 特定の疾患・状況でも陰性の確認が望ましい → 感染性⼼内膜炎,化膿性脊椎炎,薬剤耐性菌感染症 - 持続菌⾎症の存在は未知の病巣に気づく契機に

  • #15.

    血液培養の基本事項 ‒ 治療における重要性 / 治療効果判定に使⽤可能である - 特定の微⽣物は⾎液培養の陰性を以て治療期間を規定 → ⻩⾊ブドウ球菌,カンジダ属(,ブドウ糖⾮発酵菌) - 特定の疾患・状況でも陰性の確認が望ましい → 感染性⼼内膜炎,化膿性脊椎炎,薬剤耐性菌感染症 - 持続菌⾎症の存在は未知の病巣に気づく契機に

  • #16.

    終 ミニマム血液培養


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