テキスト全文
来院時の血圧とショックの判断基準
#3. 念のため…ショック≠血圧低値 バイタルサインのみでショックを判断しない スライド画像)広島大学病院 演者作成
ショックの初期介入と平均血圧の維持
#4. ショックは3つの窓で見抜く! スライド画像)広島大学病院 演者作成
#5. ショックの初期介入 OMI O O2 (酸素投与)
M Monitor (モニター装着)
I Infusion (点滴) スライド画像)広島大学病院 演者作成
#6. 平均血圧 心拍出量 血管抵抗 1回心拍出量×心拍数
(前負荷・心収縮力・後負荷) まずは平均血圧(MAP)を維持 スライド画像)広島大学病院 演者作成
ショックの原因と治療原則
#7. 平均血圧 心拍出量 血管抵抗 1回心拍出量×心拍数
(前負荷・心収縮力・後負荷) ショックの原因は
これらの要素のどれかに起因するハズ… 末梢血管抵抗⇩? 心収縮力⇩? 有効循環血漿量⇩? スライド画像)広島大学病院 演者作成
#8. ショックの治療原則 スライド画像)広島大学病院 演者作成
エコーを用いたショックの鑑別と輸液負荷
#10. エコーを用いた迅速なショックの鑑別 画像引用)高場章宏 編 レジデントノート 羊土社 Vol.23 No.13 2021
#11. 敗血症性ショックなら まずは輸液負荷 画像引用)高場章宏 編 レジデントノート 羊土社 Vol.23 No.13 2021 心原性 血液分布異常性 循環血液量減少性 輸液負荷
#12. 初期輸液速度と輸液量
日本版敗血症診療ガイドライン2020 CQ6-5 ●晶質液30ml/kg以上を3時間以内 いつからを血管収縮薬を併用するか
明確な基準はない…
➡輸液負荷の害を考慮しつつ遅延なく!
血管収縮薬の併用と使い分け
#13. 輸液負荷に加え血管収縮薬の併用! 画像引用)高場章宏 編 レジデントノート 羊土社 Vol.23 No.13 2021 心原性 血液分布異常性 循環血液量減少性 輸液負荷 血管収縮薬
#14. 血管収縮薬の使い分け
日本版敗血症診療ガイドライン2020 vs ドパミン
ノルアドレナリンのほうが28日死亡率を有意に
改善させ合併症(特に不整脈)を減少 第一選択:ノルアドレナリン
第二選択:バソプレシン スライド画像)広島大学病院 演者作成
ノルアドレナリンの使用法とMAP維持
#16. ノルアドって
どう使えばいいの…? まずはγ計算して…などと
考える暇がないことも多い!
#17. ICUでよく見る組成(当院) 3Aを生食でトータル50ml
➡3-5ml/hで開始!
1-2ml/hの範囲で増減
#18. 大急ぎの時は…! 1Aを生食でトータル100ml
➡10ml吸って2-3mlずつ!(20-30μgずつ)
残りの生食はポタポタおとす
➡3秒に1滴(60ml/hr)で0.2γ(50kg換算)
#19. カテコラミンはCVCから行かないとダメ…? ●末梢からのカテコラミン投与 比較的安全
0.2γ程度までであれば許容
Ballieu P, et al: J Intensive Care Med; 36: 101, 2021
●なるべく肘窩の近くの肘静脈など
大きな末梢静脈からの投与を
Evans Laura, et al: Critical Care Medicine: Vol.49 Issue 11 1063-143, 2021
#20. NadでMAPが維持できない時は… 画像引用)高場章宏 編 レジデントノート 羊土社 Vol.23 No.13 2021
SAH時の血圧管理と降圧薬の使用
#22. ERでの降圧薬➡ニカルジピン 原液をトータル50mlに
➡2-3ml/hで開始!
1-2ml/hの範囲で増減
➡適宜1-2mlフラッシュ
#23. こんなに覚えれん…
もうワシには
無理じゃ…
ICUでの薬剤管理と学びの発信
#24. こんなに覚えれん…
もうワシには
無理じゃ…
#25. ICUでよく見る組成(当院) 3Aを生食でトータル50ml
➡3-5ml/hで開始!
1-2ml/hの範囲で増減
#26. 大急ぎの時は…! 1Aを生食でトータル100ml
➡10ml吸って2-3mlずつ!(20-30μg)
残りの生食はポタポタおとす
➡3秒に1滴(60ml/hr)で0.2γ(50kg換算)
#27. ERでの降圧薬➡ニカルジピン 原液をトータル50mlに
➡2-3ml/hで開始!
1-2ml/hの範囲で増減
➡適宜1-2mlフラッシュ
#28. こんなに覚えれん…
もうワシには
無理じゃ… 持続は