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総合診療医が教える!抗菌薬入門(2026年アップデート版)第三週 もう迷わない抗菌薬選択

投稿者プロフィール
水谷肇
Award 2024 受賞者

大阪医科薬科大学病院

376,330

2,723

概要

2026年アップデートいたしました。

【このスライドで学べること】

・キノロン系、マクロライド系、テトラサイクリン系、メトロニダゾール、ST合剤、バンコマイシンなど、βラクタム系以外の抗菌薬の特徴と使いどころを理解する

・感受性表の「S」やMICを、実際の抗菌薬選択にどう活かすか理解する

・血液培養で検出された菌が、真の菌血症なのかコンタミネーションなのかを考えられる

・βラクタムアレルギーがある患者さんで、薬剤の交差性を踏まえて抗菌薬を考える

・「感染臓器・微生物・宿主」の3つから、実際の症例で抗菌薬を選ぶ考え方を身につける

【スライドの見どころ】

・βラクタム系以外の抗菌薬について、「何をカバーする薬か」だけでなく、第一選択になる場面や注意したい副作用を中心に整理しました。

・「MICが一番低い抗菌薬を選べばよいのか?」「血液培養1セット陽性はコンタミと考えてよいのか?」など、実臨床で迷いやすいポイントをクイズも交えて解説しています。

・ペニシリンアレルギーでは、単にβラクタム系をすべて避けるのではなく、側鎖の共通性や実際のアレルギー歴から考えるポイントをまとめました。

・後半では、「感染臓器・微生物・宿主」という感染症診療のトライアングルを使って、咽頭炎やカテーテル関連血流感染症の症例から抗菌薬を選ぶ流れを解説しています。

・黄色ブドウ球菌菌血症(SAB)について、初期治療、de-escalation、血液培養のフォロー、感染源・合併症の検索、治療期間まで一連の対応を整理しています。

【メッセージ】

僕のモットーは、『型を守った丁寧な医療』です。感染症診療は、抗菌薬の名前をたくさん覚えることよりも、まず診療の『型』を身につけることが大切だと思っています。

今回は、βラクタム系以外の抗菌薬を整理したうえで、感受性表や培養結果、アレルギーといった実際の診療で迷いやすいポイントを取り上げました。

感染症の専門家ではない総合診療医が、実臨床でどう考えているかをできるだけわかりやすくまとめています。難しい話はしない(できない)ので、気軽に見てくださいね。今回もクイズや症例を交えながら、一緒に楽しく学びましょう!

※Zoomウェビナーで解説したスライドになります。

本スライドの対象者

医学生/研修医/専攻医/専門医

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テキスト全文

水谷医師の感染症レクチャーの概要

#1.

#2.

はじめまして!大阪医大総診の水谷です • 大学院卒→不動産屋で地上げ 東北大震災を機に再受験を決意 • 大阪公立大学に入学 • 1年生の時に総合診療に出会う • 大阪市大で研修 →3年目に大阪医大総診へ入局 • 総診7年目(医師9年目) • 総合診療専門医 • 新家庭医療専門医

#3.

水谷の感染症レクチャーについて • モットーは型を守った丁寧な医療です! • 感染症は誰にでも起こり得る極めてcommonな疾患群 • 医師なら誰もがマネジメントできてよい →診療の『型』を身に付けてマネジメントできるようになろう • 総合診療医らしく臨床に即した実践的な内容をお伝えします • 学問的な厳密さより『わかりやすさ』を意識しています • 背景ピンクのスライドは初回読み飛ばし推奨!

本日の学習目標とおしながき

抗菌薬の選び方とトライアングル

抗菌薬選択のポイントとなる菌の解説

黄色ブドウ球菌と嫌気性菌の特徴

ESBL産生菌とAmpC産生菌の注意点

抗菌薬選択におけるコンタミネーションの判断

感染症のトライアングルを用いた抗菌薬選択

咽頭痛の症例とCentor Criteriaの適用

誤嚥性肺炎の症例と抗菌薬の選択

胆管炎の症例と抗菌薬の決定

胆管炎におけるde-escalationの検討

細菌性髄膜炎の診断と治療方針

入院患者の発熱時の対応とCRBSIの疑い

黄色ブドウ球菌バンドルの解説

SABの治療と経過観察の重要性

細菌感染症治療の型と抗菌薬の選択

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