#4.
本書の特徴 その弐 ウリは冒頭の鑑別表!
#5.
本書の特徴 その参 ベテラン医の思考を追体験!!
#6.
本書の特徴 ぜひお買い上げください その四 3500円とお求めやすい価格!(笑)
#7.
というわけで本日は… 執筆を担当した
物忘れ
の部分を(ざっくりと)解説!
#8.
認知症=アルツハイマー病からの脱却 STEP 1: 認知症類似状態の鑑別 STEP 2:治療可能な認知症疾患の鑑別 STEP 3:頻度の高い認知症疾患の鑑別
#9.
物忘れの鑑別の3STEPS STEP1 認知症類似状態の鑑別
① 加齢による物忘れ
② うつ病
③ せん妄
④ 軽度記憶障害(MildCognitiveImpairment) STEP 1: 認知症類似状態の鑑別
#10.
STEP1 認知症類似状態の鑑別 加齢による物忘れ
●エピソード自体は覚えているものの、断片的な出来事の物忘れが多い
●ヒントがあれば思い出せることが多い
●病識がある(老化による微妙な物忘れすら自覚)
例:結婚式があったことは覚えているが隣に座った人の
名前が思い出せない STEP 1: 認知症類似状態の鑑別
#11.
STEP1 認知症類似状態の鑑別
うつ病
●自分からしきりに物忘れを訴える →単独で受診する
●訴えがやや大げさ
●認知機能確認の質問に即座に「わからない」
例:最近物忘れがひどくて仕事上のミスが続いています。
もう辞表を出そうかと…
●psycho, socialの問診が重要
●レビー小体型認知症との合併例に注意 STEP 1: 認知症類似状態の鑑別
#12.
STEP1 認知症類似状態の鑑別 せん妄
●発症が急性
●炎症・脱水・薬剤など身体的な負荷を伴う
●昼夜逆転
●発症すると認知機能が悪化する+死亡率も上昇
●CAMスクリーニング
急性発症+注意力の低下+無秩序な思考/意識レベル変化
せん妄の感度89% 特異度94% STEP 1: 認知症類似状態の鑑別
#13.
STEP1 認知症類似状態の鑑別 軽度記憶障害(MildCognitiveImpairment)
●診断法は確立されていない
●認知症の前段階。年齢より認知機能が低下
●病識が保たれていることも多い
●日常生活に支障が出るほどではない
→ ADLの低下がないが、IADLが低下する
●1年間で10-15%、4年間で50%がアルツハイマーに進行
●回復例もあるため、食事運動療法・社会活動への
参加促進が重要 STEP 1: 認知症類似状態の鑑別 DEATH SHAFT
#14.
物忘れ診断の3STEPS STEP 1: 認知症類似状態の鑑別 STEP 2:治療可能な認知症疾患の鑑別 STEP 3:頻度の高い認知症疾患の鑑別
#15.
STEP2 治療可能な認知症 ルーチンでは、vitB1, B12, 葉酸, fT4のチェック
歩行障害が合併すれば頭部CT STEP 2:治療可能な認知症疾患の鑑別
#16.
物忘れ診断の3STEPS STEP 1: 認知症類似状態の鑑別 STEP 2:治療可能な認知症疾患の鑑別 STEP 3:頻度の高い認知症疾患の鑑別 ここまできてようやくアルツハイマーを疑いましょう!
#17.
最後に:長谷川式検査をする際の心構え 壱の型 「お願いします」の呼吸
弐の型 「お疲れさまでした」の呼吸
認知機能が低下していることを調べられるのはどう考えても嫌なこと。検査させていただくのは自分より年長者であり、年上に対する敬意を絶対に忘れてはならない