テキスト全文
救急診療における迅速な判断の重要性
#2. JCSⅢ-300です! 血圧が60です! 脈が触れません! 救急診療では
迅速な判断が重要
#3. どこで診ますか? 採血と点滴は
どうしますか? 待合の患者は
どうしますか? 意思決定すべき
ことがたくさん… 何から手をつけよう…?
重症患者の初期対応とABCDアプローチ
#4. 処置室で! ルートは18G
リンゲル液で2本確保で! この患者さんを
優先して診よう! 両者の違いは…?
#5. 重症患者の初期対応は
酸素の取り込みだけを
念頭に進める! Primary survey ABCDアプローチ
#6. Primary survey
酸素の取り込みの順に評価
Primary surveyの概念と用語の整理
#7. ABCDアプローチ
酸素の取り込みの順に評価+介入
#9. Primary survey ABCDアプローチ 酸素の取り込みを
意識した概念
#10. 用語の整理
参考)日本外傷学会外傷初期診療ガイドライン改訂第6版
救急外来診療の流れとブリーフィング
#11. 救急外来診療の流れ 救急隊からの連絡 打ち合わせ
(ブリーフィング) 第一印象の評価 Primary survey
ABCDアプローチ
#12. 救急外来診療の流れ 救急隊からの連絡 打ち合わせ
(ブリーフィング) 第一印象の評価 Primary survey
ABCDアプローチ
#14. 来院前の確認事項・すべきこと ●チームメンバーの自己紹介
●現在知りうる情報の共有
●何が予想されるか?
●役割分担
●リソースは十分か?
●提案や心配事はあるか? 受け入れの短時間に ”みんなで” 確認
#15. 救急外来診療の流れ 救急隊からの連絡 打ち合わせ
(ブリーフィング) 第一印象の評価 Primary survey
ABCDアプローチ
第一印象の評価と生理学的異常の確認
#16. 救急車内から
処置室まで 第一印象の評価
#17. 第一印象の評価 救急車から初療室に移動するまでの
短時間(15秒程度)で生理学的な異常の有無を評価
#18. General appearanceは PAT を参考に
緊急度の早期認知と対応の準備
#20. 重症かもしれない…
緊急度の早期認知が目的 どこで対応する? マンパワーは十分? 資器材の準備は?
#21. ❝いままであなたが言った中で
一番勇敢な言葉は?❞
僕がたずねると馬はこたえた.
❝助けて❞
― Mackesy C. The Boy, the Mole, the Fox and the Horse.
#23. 救急外来診療の流れ 救急隊からの連絡 打ち合わせ
(ブリーフィング) 第一印象の評価 Primary survey
ABCDアプローチ
#24. Take home message ●第一印象を評価し重症と判断したら
助けを呼びつつOMI!
●バイタルサインや検査値にとらわれない
primary surveyで異常を評価せよ!
●Aから順に評価と介入を進めABCの安定化を
最優先!
●ABCを安定させたら、今後の方針決定に
必要な検査と診察を進めて判断を!
医学の学びと情報発信の重要性