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新たな抗肥満薬アミリンの減量効果 from EHJ アミリンはインスリンと同じく膵 β細胞から分泌されるペプチドホルモン。胃排泄能抑 制、食後のグルカゴン分泌抑制、摂食抑制、胃からの酸や消化酵素の分泌抑制、膵臓外分 泌物の分泌抑制等の作用を有する。エロラリンタイドは週 1回投与の選択的アミリン受容 体作動薬で、肥満または過体重(合併症あり) 263 例を対象に、 48 週間の多施設ランダム 化二重盲検プラセボ対照試験。 1–9 mg および段階的増量群( 3–9 mg 、 6–9 mg )が比較さ れ、主要評価項目は 48 週時の体重変化率。結果は用量依存的な有意な体重減少を示し、 9 mg および 6–9 mg 群で約20 %減少、 6 mg 群で18 %、 3 mg 群で12 %、 1 mg 群で9%の減少 を認め、プラセボ( –0.4 %)との差は大きかった(いずれも P<0.001 ) 。体脂肪量優位の 減少、腹囲・血圧・脂質・ CRP・ HbA1c の改善も示された。副作用は主に悪心・倦怠感・ 消化器症状で、多くは軽度 〜 中等度で、段階的増量により耐容性が向上した。エロラリン タイドは肥満管理の新規治療選択肢となる可能性が示唆された 。 GLP -1受容体作動薬が肥満治療の中心の中で、アミリン経路を標的とするエロラリンタ イドが 20 %前後という強力な体重減少を示した点は大きな意味があります。特に GLP 1RA で十分な効果が得られない、あるいは消化器症状で継続困難な患者に対し、作用機序 の異なる選択肢が加わることは治療戦略を広げますね。高齢者や併存疾患を有する患者で は、 GLP -1RA との併用や代替が可能となることで、より個別化した肥満治療が実践できる 出典:https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140 と感じます。 6736(25)02155 -5/abstract