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離島医療会議in鳥羽 1月31日開催

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Case Reportの実際 〜とりあえず書いてみたい人へのメッセージ

Case Reportの実際 〜とりあえず書いてみたい人へのメッセージ

谷崎隆太郎

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Drゆみの Weekly Journal Scan vol.20

投稿者プロフィール
医療法人社団ゆみの

医療法人社団ゆみの

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概要

2012年ゆみの開設以来、毎週金曜日に海外の最新医学研究報告を約30報、

法人内外にWeekly Journal Scanと題して配信しています!

ここではその中から更に興味深い報告をPick Upして投稿していきます!

■今回のテーマ■

・HOCMに対するアフィカムテンの効果from JACC

・心不全における外来診療の有用性について from JACC

・新たな抗肥満薬アミリンの減量効果 from EHJ

本スライドの対象者

医学生/研修医/専攻医/専門医

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テキスト全文

Dr.YUMINO Weekly Journal Scan vol.20の概要

#1.

Dr.YUMINO Weekly Journal Scan vol .20 海外の最新医学研究の報告の中から特に 興味深い報告をPick UP!

HOCMに対するアフィカムテンの効果と臨床的意義

#2.

HOCM に対するアフィカムテンの効果 from JACC MAPLE -HCM は、症候性閉塞性肥大型心筋症( HOCM ) 175 例を対象に、アフィカムテン 単剤(心筋ミオシン阻害薬)とメトプロロール単剤を 24 週間比較したランダム化二重盲検 試験。ベースラインでは LVOT 圧較差が高度で、拡張能指標の異常が高頻度だった。ア フィカムテンはメトプロロールに比し、安静時および Valsalva 時のLVOT 圧較差を大幅に 低下させ( − 30 mmHg, −35 mmHg; いずれも P<0.001 )、左房容積指数を改善し、 E/e′やe′速度など拡張能も改善した。総じてアフィカムテンは心構造・機能の多面的改 善を示し、メトプロロールに対する優越性が確認 された。 貴重な知見です。 β遮断薬が長年“第一選択”とされてきた領域で、アフィカムテンがこ こまで多面的な改善を示した点は衝撃的です。特に LVOT 圧較差の劇的低下と SAM ・僧帽 弁逆流の改善は、臨床で苦労する症状起点を直接断つ効果であり、予後改善の可能性すら 感じさせます。一方で LVEF 低下は軽度にとどまり、心拍出量も保たれており、安全域も 確認できた点は高齢患者にとって大きな安心材料ですね。外来での症状コントロールが格 段に容易となる可能性も感じています。 出典: https://www.jacc.org/doi/10.1016/j.jacc.2025.08.022

心不全外来診療の重要性と新たな知見

#3.

心不全における外来診療の有用性について from JACC VICTOR 試験は、安定した代償性 HFrEF 外来患者6,105 名を対象に、ベルイシグアトの効 果を評価したランダム化比較試験。 ARNI やSGLT2 阻害薬を含む GDMT 高率で、患者の約 半数はこれまで入院歴がなかった。心不全悪化の“最初の”イベントの多くが入院ではなく 外来での利尿薬増量や新規導入であり、これが初発悪化の約 6割を占めた点が特徴的。主 要評価項目(初回 HF または CV死)は有意差を認めなかった。一方、外来と入院の両方を 含む総合的な悪化イベントは、ベルイシグアト群で軽度に減少した( 22.5% vs 24.8% 、 HR 0.90, P=0.047 )。全死亡を含む複合アウトカムでも同様の傾向がみられ、 NT proBNP の推移も良好で、代償性 HFrEF における進行抑制作用が示唆された 。 心不全外来診療の重要性を示す内容です。外来での心不全悪化が 6割を占め、その後の 死亡リスク上昇と強く結びつく点は、実臨床でも実感のある重要な知見です。代償性 HFrEF であっても「見えにくい増悪」が進行するため、遠隔モニタリングや早期介入がよ り一層求められます。利尿薬調整のタイミングを逃さない仕組みづくりは予防医療におい て重要です。高齢者やフレイル患者では外来悪化が入院の契機となりやすく、ベルイシグ アトのような進行抑制的治療と生活習慣管理を組み合わせた包括的管理を実践していきま す。 出典: https://www.jacc.org/doi/10.1016/j.jacc.2025.08.051

新たな抗肥満薬アミリンの減量効果と治療戦略

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