テキスト全文
祐ホームクリニックの紹介と病院診療の特徴
#1. 祐ホームクリニック 米永暁彦先生のレクチャー 祐ホームクリニック 落合紀宏先生の資料から
#2. 病院での診療は 武器も人員も豊富 来た人に フルパワーで戦う! 藤 下降期慢性疾患の入院
在宅医療の戦略と課題
#3. 在宅での診療は まるでゲリラ戦 軽装備で 少ない人数 相手の様子が わからない 先に攻められたら お手上げ
#4. 在宅での診療は わずかな武器で 少人数で敵軍に攻め込む 『足軽』 まるで
#5. 在宅での診療で これまで数々の足軽達が 散っていった 軽装備で 少ない人数 検査が足りない! 相手の様子が わからない いきなり行ったら 家族から拒否 急なイベントで 時間が足りない! 先に攻められたら お手上げ 先を読まない 場当たり的な対応
訓練された足軽在宅医の役割と準備
#6. 訓練された足軽在宅医 少ない武器に磨きをかける 隠し武器を準備する 敵の様子を先に探る 地形など周囲の状況も見極める 敵がどう動くかを予見し こちらから積極的に攻める
#7. 訓練された足軽在宅医 少ない武器に磨きをかける 隠し武器を準備する 腕一本での勝負になるので 治療法や対応に磨きをかける 様々なパターンの対応を準備
#8. 訓練された足軽在宅医 敵の様子を先に探る 地形など周囲の状況も見極める 患者さんの様子を先に探る 家族・家屋など周囲の状況も見極める
患者の状態を予見するための戦術
#9. 訓練された足軽在宅医 敵がどう動くかを予見し こちらから積極的に攻める 患者の状態がどうなるかを予見し こちらから先手を打つ 一歩先を見据えることで追い込まれない 最悪の結果も念頭に入れる
#10. (患者さんの近くで) 前線で (患者さんの病態を理解し) 戦況を分析し (医療資源に限りがあっても) 軽装備でも 自分の武器を熟知し(薬剤や治療を熟知し) 戦場の状態を把握し(家族などの状態も把握し) 周囲のサポートをうまく受けながら 柔軟に対応する