テキスト全文
骨形成促進薬の基本と医師の役割
#1. 若手医師・ジェネラリストのための骨形成促進薬の使い方 2025 2025-10-01
小澤 廣記
Hiroki Ozawa, MD, MPH
#2. 自己紹介 小澤 廣記 Hiroki Ozawa MD, MPH 2012 東京大学 医学科 卒業
2012- 武蔵野赤十字病院 初期研修
2014- 諏訪中央病院 後期研修(家庭医療) → 総合診療科
2019- 聖路加国際病院 Immuno-Rheumatology Center
新・家庭医療専門医、認定内科医/内科指導医
リウマチ専門医・指導医、アレルギー専門医
母性内科プロバイダー
2025年 聖路加国際大学 公衆衛生大学院 卒業 (MPH)
グルココルチコイド誘発性骨粗鬆症(GIOP)の医療の質改善(QI)担当
総合診療医を経験したあと、現在はリウマチ医として、骨粗鬆症診療の質改善に取り組んでいます
#3. 骨粗鬆症にまつわる問題 ~私の立場から~
ジェネラリストの経験から
椎体圧迫骨折 の入院担当
大腿骨頸部骨折 術後の整形外科サポート
⇒ “Stop at one"の重要性:最初の骨折で止めることが予後に直結
リウマチ医の視点から
ステロイド併用、関節リウマチといった骨折ハイリスク群の診療
医療の質改善の観点:骨粗鬆症は病院全体の課題
⇒ 個々の外来から始め、みんなで取り組むことの重要性
骨折患者への治療薬の使い分け
主要な骨形成薬の作用機序と投与法
アバロパラチドとロモソズマブの比較
骨形成薬の適応と治療戦略
禁忌と慎重投与の患者像
治療目標と逐次療法の重要性
骨粗鬆症治療における多職種連携
講師の経歴と教育活動の紹介