テキスト全文
学会抄録の基本構成と重要性
#1. 東京北 presentation プレゼン部「で,結局,何が言いたいの?」と言わせない学会発表の抄録の作り方この資料は実験的に一部AIを使用しています
#2. 抄録作成でよくある失敗例聴衆不在考察不在意義不在自分が「経験した」「文献的考察面白いだけで終了をする」と書くだけ
#3. なぜ失敗とされるのか C 「で,結局,何が言いたいの?」聴衆にメッセージが伝わらない目的が不明確ただの事実の羅列なく聴衆の行動に繋がらな>い
#4. だから、何? W 抄録の目的は,単なる報告ではない聴衆の「次のアクション」に繋がる, 臨床的価値を届けること
#5. 優れた抄録作成のための 8ヶ条 3- 削る L 「だから何?」に答える 2 キーメッセージを明確にするノイズを 4理を確認す論理を確認する 15 書き
方を守る 6 考察は fil 推敲を提言まで怠らない 8 登録まで気を抜かない
#6. 1 「だから何?」に答える報告する「意義」は何か? 稀少性 E 5 診断の困難さ + 新しい治療予想外の展開教育的価値臨床判断の過程その経験から
得られる「教訓」は何か?
効果的なタイトルの付け方と要約
#7. 1 「だから何?」に答える Known Known 「意義」をKnown-Unknown-Questionで検討 Unknown Question 何がすでに知られているか読者が既に知っ>ているであろう一般的な事実や背景 BAD 「○○病は稀である」 →だから何? これだけでは臨床的重要性が見えない Unknown 何がまだ明らかでないか既存の知識の中での課題, 見過ごされて>いる点 GOOD 「Mの症状が診断の鍵となるが、これまで見過ごされてきた」 Question 本症例が何を明らかにしたかこの症例報告が、 Unknownにどう答えられるのか GOOD 「本例では△△△に>着目し早期診断できた. これが本症例の教訓だ」
#8. 2 キーメッセージを明確にする一番伝えたいこと (キーメッセージ)は何か? 抄録全体を貫く、最も重要で、最も伝えたいメッセージをまず日本語
の「一文」で表現してみよう誰がどんなときに Who When キーメッセージなぜどのように Why How 何を What このメッセージが明確であれば、抄録全体がぶれないこれが曖昧だと「結局何
が言いたいの?」となってしまう
#9. 2 キーメッセージを明確にする同じ症例でも対象によってメッセージが変わる <例: CMV感染による門脈血栓症> 消化器内科医向け総合診療医向け
キーメッセージ門脈血栓症の原因としてCMV感染も考慮したい抗凝固療法が短縮できる可能性がある焦点: 門脈血栓症の原因鑑別診断と治療戦略キーメッセージ伝染性単核球症の肝障害では
、門脈血栓症の合併も念頭に置き、腹部エコーでの確認を推奨する焦点: 一般的な症状から稀な合併症を想起する診断プロセスメッセージがぼやける (例: 「CMVによる門脈血栓症の一例を
経験した」 ) と誰にも響かない一般的な報告で終わってしまう
#10. 3 ノイズを削るキーメッセージに関係ない情報は「ノイズ」だキーメッセージを伝える上で直接関係ない情報は、読者の集中を削ぐノイズである>徹底的に削除しようキーメッセージ具体的な指針「肝・腎機能に異常なし」のような陰性所見は、一文で十分一見面白いポイントでも、キーメッセージと無関係ならカットする勇気を持つ>「なんとなく」で情報を盛り込まない. 全ての文は、キーメッセージを補強するために存在すべき
#11. 4 論理を確認論理が成立しているか確認する「AだからB,BだからC」その繋がりは本当に成り立つか? この繋がりが強固か, 客観的に見直そう A B C 最大の落とし穴 : 論理構造の誤りは、著者本人は気づきにくい推奨アクション ①指導医に相談する. 最も確実な方法 ②もし難しい場合,一日寝かせる. 頭をクールダウンさせ,他人の目>線で読み直す
#12. 5 書き方を守る伝わる文章の「作法」を守る個人情報: [4]Do 基本ルール [Don't 避けたい表現日付 (「受診〇日前」),医療機関名(「近医」) >など、匿名化を徹底する主語:主語は「患者」を基本とし、一貫させる簡潔さ:キーメッセージに関係ない受診経緯 (例:「誰が救急要請したか」)は省略時間経過:「X-○日」のような表記は>分かりにくいので避ける XXXXX X "~にて" "~するも" "~得られた" "~施行" X "~となった"
データの整理と視覚化のテクニック
#13. Don't 避けたい表現【注意】この一文は思考停止のサイン「文献学的考察を加えて報告する」この一文は、書き手がまだ何も考察していないこと
を暴露しているのと同じ考察で何が言いたいのか、本症例から得られた独自のメッセージが何もない、という印象を与えてしまうため使わない 5 を守る書き方
#14. 5 を守る書き方主要学会の規定(例) 学会名演題文字数抄録本文文字数病院総合診療医学会 50字以内 850字以内プライマリ・ケア連合学会 50字以
内 800字以内日本内科学会右記『タイトル』+『演者・共同演者の氏名』+『演者・共同演者の所属名』+『抄録本文』含めて 26字×27行構造化抄録の指定などもあり、必ず最新の投稿規定を
確認すること文字数の目安本文~600文字考察200~250文字
#15. 6 考察は提言まで考察を単なる要約から, 臨床への提言へ教科書的な解説は不要. 臨床に生かせるメッセージを提示する要約本症例の価値を簡潔>に振り返る貢献既存の文献との差分・新規性を示し、医学知識への貢献を述べる提言読者が明日から使える「臨床的教訓」を提示する
#16. 7 推敲を怠るな推敲と他者チェック素晴らしい内容も、たった一つの誤字で信頼性が揺らぐことがある完成したと思っても、必ず最終チェックを>行おうセルフチェック □キーメッセージは明確か? □ 論理展開に飛躍・矛盾はないか? □ 専門用語は適切か? □そして何より、誤字・脱字はないか? 他者チェック fil 第三者に読んでもら>う前に,自分で完璧だと思えるまで読み込むこと誤字脱字があるまま他者に見せるのは、相手の時間と敬意を奪う
#17. 8 登録まで気を抜くな登録。ここからは祈り。登録サイトの指示に正確に従う □スペースや改行でのレイアウト調整はしない登録演者は発表内容>の作成に直接関わった人のみ演者順を確認する (筆頭演者 → 共同演者→最終責任者) *順番は諸説・ローカルルールあり.責任者に確認すること.
#18. 優れた抄録作成のための 8ヶ条 3- 削る L 「だから何?」に答える 2 キーメッセージを明確にするノイズを 4理を確認す論理を確認する 15 書き
方を守る 6 考察は fil 推敲を提言まで怠らない 8 登録まで気を抜かない