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若手内科医の総合診療再考
#1. Structuralism of General Internal Medicine 若手内科医が
総合診療を
再考する
#2. 簡単な自己紹介 最近名前が変わった大学を卒業
卒業の少し前から総合診療に興味を持つ(●●セミナーとかに参加するほどの意識高い系ではないです)
とあるレジェンドとの出会いを機に,山奥の病院で初期研修
ホスピタリスト形式をとっている総合病院で後期研修
院外研修として離島に行ったりして,そろそろチーフレジデントに
#3. まず初めに 総合診療という領域の認知度が上がり、学生・研修医が総合診療科志望と言っても、「何それ?」みたいな反応をされることは少なくなったのではないでしょうか。
一方で、総合診療に懐疑的だったり不信感を抱く医師は依然として多く、悪口を言われる科の筆頭でもあります。
もちろん私も、総合診療科に対する数々の悪口(時々暴言)を直接的・間接的に言われながら育ってきており、風当りの強さを実感してきたつもりです。
ついつい、あいつらは理解に乏しいと専門科を責めたくもなりますが、総合診療医自体にも問題は山積みです。 自分たちのことを棚に上げている場合ではないので、 一旦私なりに総合診療の現状について考えてみました。
総合診療科の歴史と現状
日本のジェネラリストの課題
ジェネラリストの役割と重要性
スペシャリストとジェネラリストの違い
ジェネラリストの強みと弱み