#4.
病期別の治療薬選択のアルゴリズム 中等度 重度 ChEI1剤選択 ChEI1剤か メマンチンを選択 ドネペジルかメマンチンを選択 ドネペジル5mgの場合、10mgに増量 Or ドネペジルとメマンチンの併用 効果なし・不十分・ 減弱/副作用 効果なし・不十分・ 減弱/副作用 軽度 他のChEIに変更 効果なし・不十分・ 減弱/副作用 投与中止 他のChEIかメマンチンに変更 Or ChEIとメマンチンの併用 効果なし・不十分・ 減弱/副作用 効果なし・不十分・ 減弱/副作用 投与中止 投与中止すると、急速に認知機能低下進行例があるため、投与中止の判断は慎重に 投与中止 認知症疾患診療ガイドライン2017
#5.
コリンエステラーゼ阻害薬 作用機序 脳内の神経伝達物質アセチルコリンの量を増やし、アルツハイマー型な どの認知症による記憶障害などの症状の進行を遅らせる。 特徴 アリセプト、レミニール、イクセロン/リバスタッチの3種類があり、3つ の薬剤の治療効果には明確な差はないとされる。 副作用 食欲不振、悪心・嘔吐、下痢などの消化器症状が、投与開始初期や薬の 増量時などに起こりやすい。ただし、投与を継続していくにつれて症状 が和らぐ場合が多い。 アリセプトは1日1回、レミニールは1日2回、イクセロン/リバスタッチは 1日1回貼り替えの貼付剤となる。注意すべき点はこの薬剤で易興奮性が 専門医 増したり、行動が激しくなり、まれに徘徊が強く出ることである。処方 コメント 時には患者家族にその点を注意して観察するように説明するとよい。( 神経内科 エスディー)
#6.
ドネペジル 臨床的効果なし 副作用を確認 基本量 軽〜中等度AD 3mg 5mg 2週間 重度ADの み 10mg 4週間 【副作用】 消化器症状(下痢・嘔気嘔吐) ・投与開始時、増量時に出現しやすく、高用量ほ ど発現割合が高い ・ドンペリドンが有効な場合あり 頭痛
#7.
リバスチグミン 基本量 軽〜中等度AD 臨床的効果なし 4.5mg ①3ステップ漸増法 4週 18mg 13.5mg 9mg 4週 4週 4週 ②1ステップ漸増法 (忍容性が良好な症例のみ) 【副作用】 貼付部位の皮膚炎症 →保湿剤 or 炎症が持続する場合はステロイド外用 薬の使用
#8.
ガランタミン 臨床的効果なし 基本量 8mg 16mg 4週 軽〜中等度AD 症状に応じて増量 24mg 4週
#9.
NMDA受容体阻害薬 作用機 序 脳内のNMDA受容体に対して阻害作用を示し、この受容体の過剰な活 性化を防ぎ、神経細胞障害、記憶や学習障害を抑える。 特徴 アルツハイマー型認知症の中等度〜重症に対しては進行抑制が報告さ れているが、軽度〜中等度への効果は境界線上にあるとされる。コリ ンエステラーゼ阻害薬に併用可能。 専門医 コメン ト 本邦ではメマリーのみ使用可能。腎機能障害患者には減量して使用す る。興奮性を抑える効果があるため、易興奮性の患者に使用しやすい 一方で、傾眠を呈する患者もいる。1日1回処方だが、夜間の興奮を抑 える場合は夕方から眠前に投与すると良い。(神経内科 エスディー)
#10.
NMDA受容体阻害薬:メマンチン
#11.
NMDA受容体阻害薬 脳内のNMDA受容体に対して阻害作用を示し、この受容体の過剰な活性化を防ぎ 作用 機序 、神経細胞障害、記憶や学習障害を抑える。 アルツハイマー型認知症の中等度〜重症に対しては進行抑制が報告されているが 特徴 、軽度〜中等度への効果は境界線上にあるとされる。コリンエステラーゼ阻害薬 に併用可能。 本邦ではメマリーのみ使用可能。腎機能障害患者には減量して使用する。興奮性 専門 を抑える効果があるため、易興奮性の患者に使用しやすい一方で、傾眠を呈する 医 コメ 患者もいる。1日1回処方だが、夜間の興奮を抑える場合は夕方から眠前に投与す ント ると良い。(神経内科 エスディー)
#12.
NMDA受容体阻害薬:メマンチン