#4.
末梢輸液製剤の選び方 カロリーは25 kcal/kg
水分は30-40 ㎖/㎏
Naは1-2 meq/kg/day
Kは1 meq/kg/day
#5.
末梢輸液製剤の選び方 カロリーは25 kcal/kg
水分は30-40 ㎖/㎏
Naは1-2 meq/kg/day
Kは1 meq/kg/day
#6.
末梢輸液製剤の選び方 ✔ 外液、維持液、自由水の3つしかない!
✔ 基本は維持液を1500㎖
✔ それぞれの使う状況を考える
#7.
維持液(例:ソルデム3A) ✔ 500㎖当たりNa 17.5 meq、K 10 meq
✔ 1500㎖投与すると…
✔ カロリーは達成できない(86kcal/500㎖)
#8.
状況別の輸液製剤の選択 ✔ 血圧が低い、脱水 → 細胞外液
✔ 心機能が悪い、高Na血症がある → 自由水
✔ Kが高い → Kフリー製剤
#9.
状況別の輸液製剤の選択 ✔ 心機能の悪いおばあちゃんが脱水で来たら?
✔ 透析患者さんが低Kで来たら?
✔ 重度な大動脈弁狭窄症には注意…
#10.
休憩
#11.
『今、輸液すべきか?』 東京医療センター 救急科
石澤嶺
#12.
Agenda ✔ なぜ輸液が必要なのか
✔ 輸液の指標
✔ SVVとPPV
#13.
なぜ、輸液が必要なのか?
✔ 電解質や水分を補給したい
✔ 臓器還流を改善したい
#14.
輸液の指標
#15.
正確 不正確 侵襲的 非侵襲的 PPV,SVV 心エコー 電解質 身体所見 IVC径 下肢挙上テスト
#16.
輸液の指標とは言っても ✔ 循環血漿量を評価するものなのか
✔ 輸液反応性を評価するものなのか 脱水
↓
輸液反応性がある
#17.
輸液の指標とは言っても ✔ 循環血漿量を評価するものなのか
✔ 輸液反応性を評価するものなのか 脱水
↓
輸液反応性がある
#18.
そもそも『輸液反応性がある』とは? 輸液負荷 → 1回拍出量が10-15%上昇すること
#19.
脱水の身体所見 (内科診断リファレンス.p.42-より一部改変して抜粋)
#20.
『輸液反応性』の指標 【静的指標】(感度、特異度ともに低い)
CVP、PAWP、IVCの径
【動的指標】(いくつかの条件※が必要)
IVCの呼吸性変動、PPV、SVV
【輸液チャレンジ】
PLR、輸液チャレンジ
ROC 0.5~0.6 ROC 0.9
#21.
動的指標を用いる際の条件 ✔ 調節換気中であること
✔ 洞調律であること
✔ 1回換気量が8㎖/㎏以上
✔ 右心不全がないこと
✔ 肺コンプライアンスが30㎖/㎝H2O
✔ 心拍数/呼吸回数比が3.6未満であること 元々、調節換気中の敗血症患者を対象に検証されている
#22.
IVCの呼吸性変動
#23.
IVCの呼吸性変動 ✔ 調節換気中の敗血症患者で呼吸性変動のカットオフは12~40%
✔ 感度76%、特異度86%(AUC 0.84)
✔ 自発呼吸患者の場合は感度31%、特異度97%(カットオフ42%)
#24.
Stroke Volume Variation(1回拍出量変動)とPulse Pressure Variation(脈圧変動)
#25.
SVVとPPV ✔ SVV>10~15%で感度91.7%、特異度83.3%
✔ PPV>13%で感度88%、特異度89%
✔ 輸液反応性の指標ではあるが圧反応性の指標にはならない
#26.
Dynamic arterial elastance ✔ Eadyn=PPV/SVV,心拍出量に対する血圧の変化を示す
✔ 0.89以上で、圧反応性を予測できる
✔ 感度94%、特異度100%、自発呼吸でも評価可能
#27.
まとめ ✔ 脱水と輸液反応性を分けて考えよう
✔ 動的指標を活用しよう
✔ それぞれの前提条件を確認しよう
#28.
Appendix
#29.
受動的下肢挙上試験(PLR) ✔ 輸液反応性の予測能は感度86%、特異度92%
✔ 自発呼吸、不整脈、低1回換気量患者でも使用できる
✔ 圧反応性は予測できない
#30.
COは、EtCO2の5%以上の上昇
ビジレオモニター、心臓エコーなどを用いて評価する