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Dr.ゆみの Weekly Journal Scan vol.46

投稿者プロフィール
医療法人社団ゆみの

医療法人社団ゆみの

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概要

2012年ゆみの開設以来、毎週金曜日に海外の最新医学研究報告を約30報、

法人内外にWeekly Journal Scanと題して配信しています!

ここではその中から更に興味深い報告をPick Upして投稿していきます!

🔳残余リスクLp(a)とエボロクマブの効果 from Circulation

https://www.ahajournals.org/doi/full/10.1161/CIRCULATIONAHA.126.080999

🔳HFpEFの運動耐容能低下は多臓器要因 from EHJ

https://academic.oup.com/eurheartj/article/47/24/3065/8654471

🔳高齢者の心不全:疫学・機序・治療 from EHJ

https://academic.oup.com/eurheartj/article/47/24/3052/8501419

本スライドの対象者

医学生/研修医/専攻医/専門医

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テキスト全文

Lp(a)とエボロクマブの効果に関する研究

#1.

Dr.YUMINO Weekly Journal Scan vol.46 ー 海外の最新医学研究の報告の中から特に興味深い報告をPick UP! ー 1 残余リスクLp(a)とエボロクマブの効果 2 HFpEFの運動耐容能低下は多臓器要因 3 高齢者の心不全:疫学・機序・治療

#2.

残余リスクLp(a)とエボロクマブの効果 from Circulation 心筋梗塞・脳卒中既往のない動脈硬化または高リスク糖尿病患者を対象としたVESALIUS-CV試 験の事前サブ解析(n=7557、中央値66歳、女性42.8%、中央値追跡4.6年)。ベースラインLp(a)中 央値28 nmol/L。プラセボ群で、Lp(a)が100 nmol/L上昇するごとに主要冠動脈イベント(冠動脈疾 患死・MI・緊急血行再建)リスクは補正HR 1.15(95%CI 1.05-1.26、P=0.004)、特にMIで1.23(1.101.38、P<0.001)と上昇したが、脳梗塞リスクとの関連は認めなかった。エボロクマブは48週時点 でLDL-Cを約60-70 mg/dL低下させ、Lp(a)>105群では38、≤105群では6 nmol/L低下。主要冠動脈 イベント抑制効果はLp(a)>105群でHR 0.59(41%相対リスク減少、NNT 28)、≤105群でHR 0.65 (35%減、NNT 40)と、両群で有意な効果を示した(P-interaction=0.45)。 一次予防領域でのLp(a)とPCSK9阻害薬の関係を示した重要な解析結果です。残余リスクとされ ているLp(a)はMIリスクの独立因子であり、絶対リスクが高いため絶対効果もより大きくなることが 明らかになりました。Lp(a)測定が一生に一度の推奨となった今、PCSK9阻害薬の適応判断に 「Lp(a)が高い人ほど利益が大きい」という視点が加わります。実臨床でも取り込んでいきたいと思 います。 出典:https://www.ahajournals.org/doi/full/10.1161/CIRCULATIONAHA.126.080999

HFpEFにおける運動耐容能低下の多臓器要因

#3.

HFpEFの運動耐容能低下は多臓器要因 from EHJ HFpEFにおける運動耐容能低下は心機能だけでは説明できない。心筋スティフネス・拡張障害、 肺血管リモデリング、肥満と脂肪分布異常、骨格筋・末梢の酸素利用障害、運動時心拍数応答 低下、腎機能障害など多臓器要因が関与することを整理した総説。運動耐容能の評価としては、 心肺運動負荷試験(CPET)によるpeak VO2、運動心エコー、運動時血行動態評価を組み合わせた 多軸的アセスメントを推奨。HFpEF治療介入の応答性を「中心血行動態改善型」「心拍応答改善 型」「心筋エネルギー代謝改善型」「代謝・体重減少型」「末梢O2利用改善型」の5つの軸で整理し、 SGLT2阻害薬・GLP-1RA・運動療法・心拍数調整など各介入の作用機序ごとの位置づけを示した。 HFpEFを「拡張不全」と一括りにしてはならないようです。運動耐容能の視点から多軸的に理解 するという視点は重要ですね。SGLT2阻害薬やGLP-1RAが「何にどう効くか」を機序レベルで言語 化することで、目の前の患者さんにどの治療を組み立てるかが見えやすくなります。運動療法を 含めた包括的介入は、HFpEF診療の中核に位置すると改めて感じています。 出典:https://academic.oup.com/eurheartj/article/47/24/3065/8654471

高齢者心不全の疫学と治療の新たな視点

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