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Drゆみの Weekly Journal Scan vol.16

投稿者プロフィール
医療法人社団ゆみの

医療法人社団ゆみの

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1

概要

2012年ゆみの開設以来、毎週金曜日に海外の最新医学研究報告を約30報、

法人内外にWeekly Journal Scanと題して配信しています。

ここではその中から更に興味深い報告をPick Upして投稿していきます!

■今回のテーマ■

・MI後のLVEF保持例におけるβ遮断薬長期投与 from NEJM

・高齢者におけるアスピリン予防効果 from EHJ

・ESC脂質異常症ガイドラインのアップデート from EHJ

本スライドの対象者

医学生/研修医/専攻医/専門医

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テキスト全文

#1.

Dr.YUMINO Weekly Journal Scan vol. 16 海外の最新医学研究の報告の中から特に 興味深い報告をPick UP!

#2.

MI 後のLVEF 保持例における β遮断薬長期投与 from NEJM 急性心筋梗塞後でLVEF >40% の患者における β遮断薬長期投与の意義を検証した大規 模ランダム化比較試験。 BETAMI –DANBLOCK (デンマーク・ノルウェー 5574 例)では、 β遮断薬群が主要複合イベント(死亡・再 MI ・再血行再建・心不全・致死的不整脈)を HR 0.85 とわずかに減少させ、特に再 MI 減少が寄与した。一方、 REBOOT -CNIC (スペイ ン・イタリア 8438 例)では、主要複合イベント(死亡・再 MI ・心不全入院)に有意差な し( HR 1.04 )で、 LVEF 保持例では予後改善を示さなかった。両試験の差異として、 BETAMI –DANBLOCK は再血行再建率が高く、イベント捕捉により厳密なエンドポイント 評価が行われた点が挙げられる。総合すると、 LVEF 保持例における β遮断薬の全例投与 は再考すべき一方、再 MI 抑制効果を示す集団は依然存在する可能性が示唆され、個別化が 求められる 。 β遮断薬の「全例投与」が必ずしも合理的ではないことが示されました。一方で、再発 予防効果を示すサブグループも残されており、今後は虚血負荷、心拍数、冠微小循環、瘢 痕量などを踏まえた個別化が重要になります。惰性的な継続ではなく「投与する理由」を 再評価し、必要な患者を見極めていく姿勢が求められますね。 出典: https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2504735 https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2505985

#3.

高齢者におけるアスピリン予防効果 from EHJ 心血管疾患既往のない高齢者におけるアスピリン一次予防の真の効果が検証 (ASPREE 試 験の長期追跡解析) 。試験終了後も含めた約 8.3 年の追跡で、アスピリン群は主要心血管イ ベントに対する長期的な利益を示さず、むしろ試験後期(中央値 4.3 年)には MACE リス クが有意に増加( HR 1.17 )。また、全期間で重大出血は有意に増加( HR 1.24 )してお り、特に上部消化管出血が多かった。試験中はわずかな MACE 減少傾向を示す一方、出血 リスクは一貫して増加した。高齢者におけるアスピリン一次予防の有益性が乏しく、長期 的にはむしろ心血管イベント増加の可能性を孕むことを示しており、ガイドラインの 「ルーチン投与を推奨しない」を改めて支持する内容となった 。 一段と鮮明になりました。試験中はわずかなイベント抑制があっても、終了後に MACE がむしろ増えるという結果は、漫然投与の“弊害”が後から現れる可能性を示唆します。出 血リスクも全期間で確実に上昇しており、年齢とともに脆弱性が増すことを考えると、予 防目的でのアスピリンは慎重に扱うべき薬剤です。かなり限られた適応のある患者にのみ 絞って使う判断が求められます。 出典: https://academic.oup.com/eurheartj/article/46/42/4410/8232480

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