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#5 大動脈解離【基礎から新旧の画像判断まで】

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2020/12/9
上原拓樹

勤医協中央病院

循環器疾患の病態を循環器内科医ができるだけ実臨床に沿った形で解説するシリーズ。

今回は「大動脈解離」について、病態基礎から多彩な症状、また画像からの新旧の判断や解離や血栓かの鑑別まで幅広くわかりやすく解説していきます。

▶その他の疾患解説スライドもぜひご覧ください

https://slide.antaa.jp/tagsearch/688

<本スライドの目次>

大動脈解離(DAA)とは

大動脈解離の多彩な症状

大動脈解離の検査

大動脈解離の分類と治療

壁在血栓と大動脈解離の区別の仕方

大動脈解離の新規か陳旧性かの区別(単純CTが有効など)

Stanford A型大動脈解離は全例手術?(そんなことはない)

大動脈解離の合併症

大動脈解離の診療の流れとまとめ

音声つきの解説動画は、以下のYouTubeで視聴できます

https://youtu.be/1rVIkF4FOWc


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#5 大動脈解離【基礎から新旧の画像判断まで】

  1. 全職種向け 基礎から新旧の見分け方まで 循環器医が説明します 大動脈解離 循環器内科医“うし先生”の 疾患解説シリーズ

  2. 注釈 【自己紹介】 某市中病院勤務の循環器内科医師のうしです。 だいたい中堅くらいです。 【動画のモットー】 細かいデータ<わかりやすさ 【ペット】 オカメインコ いいねやチャンネル登録 お願いします!

  3. このシリーズでは 全職種向けに 疾患ごとの病態など解説します! (実臨床を元に不要な所は解説しません) 医師・看護師国家試験! 内科病棟患者対応! 看護実習の病態生理! 生理検査・臨床検査技師のスキルアップ

  4. テーマ 急性大動脈解離

  5. 急性大動脈解離(DAA) 【どんな病気か】 動脈が突然裂ける病気

  6. 急性大動脈解離(DAA) 【原因】 はっきりしない (動脈硬化や血管炎・血管脆弱性)

  7. 大動脈解離(DAA) 【症状】 突然の移動性の胸背部痛     +α 心筋梗塞→胸痛 腎梗塞→背部痛    血尿 末梢動脈 →チアノーゼ 脳脳梗塞→麻痺      意識障害 裂けた臓器の虚血など 心タンポナーデ→ショック状態 血管破裂→死亡、ショック状態

  8. 急性大動脈解離(DAA) 【検査】 ①エコー検査 ②採血検査(D-ダイマーが高感度) ③造影CT検査 ------------------------------------------- ④頭部単純MRI ⑤心電図 ⑥心エコー 合併症検査 診断

  9. 急性大動脈解離(DAA) 【造影CT】 前 後

  10. 急性大動脈解離(DAA) 【分類と治療】 Stanford A型  緊急手術 --大動脈弓部-------- Stanford B型   保存的加療(降圧、鎮痛)

  11. 壁在血栓か解離かわかりません 石灰化(内膜)が外側 石灰化(内膜)の外に解離あり 石灰化の内側は壁在血栓 外側は本物の解離 【造影CT】

  12. 解離の新旧がわかりません 膜が比較的厚い(古そう) 単純CTで偽腔が高吸収 周囲に水(炎症)あり 膜が薄い、周囲の炎症(水)、単純CTでの偽腔高吸収 →新規のサイン 【造影CT】

  13. Stanford A型解離は全例手術? ・偽腔閉鎖型でかつ以下なら保存的加療を考慮    上行大動脈径 50mm    偽腔11mm以下    心タンポナーデなし ・広範な脳梗塞などあれば保存的加療を考慮 形や全身状態、背景をみて個別に相談

  14. 大動脈解離で注意することは? 【主な合併症】 心タンポナーデ 血管破裂 解離増悪(心筋梗塞や新規臓器虚血) 【その他】 胸水、低酸素血症 肝障害 発熱 過度な降圧? 血管→全身の炎症? よくある! ULP(潰瘍)あれば要注意

  15. 急性大動脈解離の診療の流れ ・突然の胸背部痛で来院し大動脈解離を疑い緊急造影CT →Stanford B型解離あり、臓器虚血なく保存的加療 (フェンタニル+ニカルジピン持続静注で血圧 120mmHg目標にICU入室) ・入院翌日から飲水と内服、翌々日から食事開始 ・経過良好で数日でICU退出 ・発熱と低酸素、胸水あり血液培養や肺CT評価し、慎重に経過観察 ・自然に改善 ・2-4週間血圧見ながらゆっくりリハビリ→退院 ・最初は3-6か月ごとに外来で画像フォロー 例)突然の胸背部痛

  16. まとめ(最低限これだけ) ・大動脈解離を疑ったらすぐに造影CT ・A型かB型と形や臓器虚血をみて手術 or 保存 ・入院中いろいろあるが全身加療で乗り切る ・単純CTも診断と新旧評価に有用

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