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あなたの疑問にお答えします!脳神経内科の仕事とキャリアとは?

  • 脳神経内科

  • その他

  • 初期研修医

  • 改行
  • 研究
  • 女医

6,418

14

2022/10/2
2022/10/2 更新

本スライドの対象者

医学生/研修医/専攻医

内容

脳神経内科に興味はあるが難しそうだと思っている医学生・初期研修医、脳神経内科のことをもっと知りたい全ての方々を対象としたスライドです。難しくて希少疾患を扱う科と思われている方が多いかも知れませんが、“最も重要な臓器のひとつを扱い、

全身をくまなく観察することで、人間の本質に迫ることができる科”です。みなさまの脳神経内科の理解の一助になれば幸いです。

◎目次

・このような医学生・初期研修医を対象にしています

・本スライドのもくじ

・脳神経内科の魅力とは?

・脳神経内科で診る症状はさまざま

・脳神経内科で診る疾患はさまざま

・神経疾患には治療がない?いえいえ、そんなことはありません!

・神経免疫疾患におけるバイオ製剤の発展

・筋疾患に対する遺伝子治療や核酸医薬

・頭痛に対するCGRP関連治療

・期待されるiPS細胞創薬と神経細胞移植

・脳神経内科でもいろんな手技が身につきます

・脳梗塞における血管内治療の発展

・広がる神経超音波検査~末梢神経から筋肉まで~

・やっぱり欠かせない電気生理検査

・おもしろい!脳神経内科の研究

・脳神経内科で開業できるの?

・女医さんにとっての脳神経内科

・脳神経内科で取得できる専門医

・脳神経内科のDoctor’s Journeyの一例

・脳神経内科医になりたい人に最も伝えたい大切なこと

エスディー@脳神経内科

総合病院


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あなたの疑問にお答えします!脳神経内科の仕事とキャリアとは?

  1. あなたの疑問にお答えします! 脳神経内科の仕事と キャリアとは? エスディー@脳神経内科

  2. このような医学生・初期研修医を対象にしています 脳神経内科は・・・ • 興味はあるけど、難しそうだなと思っている人 • 治らない病気ばかりでおもしろくないなと思っている人 • 希少疾患ばかりで、あまりニーズがないのではと思っている人 • 身に着けられる手技が少なそうだなと思っている人 • 慢性疾患ばかりで、急性期の対応ができないのではと思っている人 • もちろん、脳神経内科のことをもっと知りたいすべての方々

  3. 本スライドのもくじ • 脳神経内科の魅力とは? • 脳神経内科で診る症状と疾患はさまざま • 神経疾患には治療がない?いえいえ、そんなことはありません! • 脳神経内科でもいろんな手技が身につきます • おもしろい!脳神経内科の研究 • 脳神経内科で開業できるの? • 女医さんにとっての脳神経内科 • 脳神経内科で取得できる専門医 • 脳神経内科医のDr’s Journeyの一例 • 脳神経内科医になりたい人に最も伝えたい大切なこと

  4. 脳神経内科の魅力とは? “脳神経内科” と聞いて、どういうイメージを持たれるでしょうか? “神経解剖の勉強が難しすぎて、よくわからなかった” “神経難病ばかりで、治療方法があまりないんじゃないの?” こういうように、“脳神経内科 = 難しくて、希少疾患を扱う科” と思われている方が多いかもしれません。でも、そんなことはないんです!

  5. 脳神経内科の魅力を一言で表現します “最も重要な臓器のひとつを扱い、 全身をくまなく観察することで、 人間の本質に迫ることができる科” 次のスライドからもう少し詳しく見ていきましょう

  6. 脳神経内科で診る症状はさまざま 脳神経内科で診る症状には以下のようなものがあります ・意識障害(ぼーっとしている) ・頭痛 ・もの忘れ ・力が入らない(運動麻痺、筋力低下) ・言語障害(しゃべりにくい) ・めまい ・眼症状(複視など) ・感覚障害(しびれなど) ・歩行障害(まっすぐ歩けない) ・不随意運動(手がふるえる) ・けいれん発作 ・嚥下障害(飲み込みにくい、むせる) ・聴覚障害 ・排尿・排便障害(自律神経障害など) ・意欲低下 ・嗅覚・味覚障害 ・痛み 脳神経内科で診る症状は ・筋萎縮 一般内科でよく遭遇する ・嘔吐 ものばかりです ・発汗障害 ・睡眠障害 全身に症状が及ぶので、 総合診療科の側面があり ます

  7. 脳神経内科で診る疾患はさまざま 分類(おおまかな発症様式) 疾患名 脳血管障害(超急性) 脳梗塞、脳出血、一過性脳虚血発作など 神経変性疾患(慢性) パーキンソン病、認知症、脊髄小脳変性症、ALS など 頭痛(急性~慢性) 片頭痛、群発頭痛、筋緊張性頭痛など てんかん(急性) 全般性てんかん、症候性てんかんなど 自己免疫性疾患 (急性~亜急性) 重症筋無力症、多発性硬化症、視神経脊髄炎、 ギランバレー症候群、多発筋炎など 神経感染症(急性) 脳炎、髄膜炎、クロイツフェルト・ヤコブ病など 筋疾患(慢性) 筋ジストロフィー、ミオパチー、糖原病など 内科疾患に伴う神経症状 癌、膠原病、糖尿病、内分泌疾患、肝疾患など 脳神経内科で診る 疾患は病因が多彩 で、発症様式が超 急性から慢性まで さまざまです 幅広い選択肢の中 から自分の特性に 合った分野を 選べます

  8. 神経疾患には治療がない?いえいえ、そんなことは ありません! たしかにひと昔前までは、神経疾患は治らないし、わからない病気 ばかりでした。でも、今はいろんな選択肢が出てきているんです! • 神経免疫疾患におけるバイオ製剤の発展 • 筋疾患に対する遺伝子治療や核酸医薬 • 頭痛に対するCGRP関連治療 • 期待されるiPS細胞創薬と神経細胞移植 次のスライドで もう少しくわしく ご紹介しましょう。

  9. 神経免疫疾患におけるバイオ製剤の発展 • 2014年に抗補体C5抗体製剤が重症筋無力症に適応となり、その 後、バイオ製剤の神経免疫疾患への適応が広がっている • 重症筋無力症にはさらに抗FcRn抗体製剤が適応となった • 多発性硬化症に対する再発予防に多くの選択肢がでてきており、 抗α4インテグリンモノクローナル抗体、抗CD20抗体が新たに加 わった。 • 視神経脊髄炎の再発予防に対し、従来のステロイド治療に抗C5 抗体、抗IL6R抗体、抗CD19抗体が加わった(抗CD20も間もなく 承認) リウマチ、 クローン病などに 追随する形で抗体 医薬の承認が 相次いでいます

  10. 筋疾患に対する遺伝子治療や核酸医薬 • デュシェンヌ型筋ジストロフィーに対する核酸医薬が2020年3月承認 された 日本発の核酸医薬、エクソン53を標的にし、スキップさせること で読み枠を回復させ、ジストロフィン蛋白質の産生を増やす • 脊髄性筋萎縮症に対する遺伝子治療や核酸医薬が2017年以降、 3剤適応となった SMN1遺伝子異常により発症するが、SMN2遺伝子のスプライ シング修飾により機能的SMN蛋白を増やす核酸医薬とSMN蛋 白自体を発現させる遺伝子治療が承認された 遺伝性疾患が多い 神経疾患では、今 後、核酸医薬やゲ ノム編集による治 療が拡大する可能 性が高いです!

  11. 頭痛に対するCGRP関連治療 • 新たな片頭痛治療のターゲットとして、CGRPが注目されている • 従来の片頭痛治療はトリプタン製剤を中心に行われてきたが、 血管収縮作用を有するため、一部の患者には使用が困難だった • CGRP関連薬には血管収縮作用はない • 現在、日本では3剤が承認(抗CGRP抗体として2剤、抗CGRP受 容体抗体1剤) • いずれも反復性および慢性片頭痛に対し、2021年頭痛診療ガイ ドラインでエビデンスレベルAの強い推奨を受けている トリプタン製剤で 改善しない患者さ んは多く、CGRP 関連製剤のニーズ は高いと考えられ ます

  12. 期待されるiPS細胞創薬と神経細胞移植 • iPS細胞を利用した創薬が神経疾患を対象におこなわれて いる • 2021年、iPS細胞創薬により抗パーキンソン病薬であるロピ ニロールがALSに有効であることが見いだされ、臨床試験 でも効果が実証された(慶応大学発表) • 京都大学もiPS細胞を利用し、慢性骨髄性白血病治療薬で あるボスチニブがALSに効果があることを見出し、臨床試験 を進めている • iPS細胞由来のドパミン前駆細胞をパーキンソン病患者の 脳に移植する治験も進行している iPS細胞の利用に より、大きく神経 難病の治療が変わ ろうとしています

  13. 脳神経内科でもいろんな手技が身につきます これまで、脳神経内科には魅力的な手技に欠ける点がありました (髄液検査くらい?)。しかし、近年、身につく手技も広がりました! 主な3つをご紹介します。 1. 脳梗塞における血管内治療の発展 2. 広がる神経超音波検査~末梢神経から筋肉まで~ 3. やっぱり欠かせない電気生理検査

  14. 脳梗塞における血管内治療の発展 • 発症4.5時間以内の脳梗塞急性期治療にtPAだけではなく、脳血 管内治療をおこなうことで、治療成績が改善することがわかって います • これまで、カテーテルによる脳血管内治療は脳外科医の独壇場 でしたが、近年、脳神経内科医がカテーテル治療の現場に参加 することが増えました • 脳血管内治療専門医の取得を希望する若手の脳神経内科医が 増えてきています!

  15. 広がる神経超音波検査~末梢神経から筋肉まで~ • 脳神経内科での超音波検査といえば、頸動脈エコーや下肢静 脈エコーをイメージされるかと思います • しかし、超音波検査の対象は、最近、末梢神経障害や筋疾患ま で広がってきています • 手根管症候群や肘部管症候群、慢性炎症性脱髄性多発神経炎、 シャルコーマリートゥース病といった末梢神経障害の診断にも有 用です • 筋肉の動きの評価にも有用で、ALSの線維束性攣縮をみたり、 舌の動きを評価する試みも行われています

  16. やっぱり欠かせない電気生理検査 • やはり神経筋の活動を直接見ることは難しいので、電気生理検 査はマストの知識です • 脳波、末梢神経伝導検査、筋電図、誘発電位、磁気刺激など一 度手技を身につけると大きな武器となるでしょう • 神経学的診察やMRIなどの画像検査で障害部位がわからない 症例でも、電気生理検査をすることで、理論的に障害部位がわ かることも! • 得手不得手が分かれますが、わかるようになるとこれほど面白 い分野はありません

  17. おもしろい!脳神経内科の研究 • 治療や検査も広がりを見せる神経疾患ですが、まだまだその原因 は解明されていない疾患がほとんどです(アルツハイマー病でさえ、 まだ原因がわからない) • ですので、臨床研究のみならず基礎研究も盛んな科です • アメリカ神経科学学会(Society for Neuroscience)は世界最大の学 会の一つとされ、参加人数は例年3万人以上!(コロナ前) • つまり、研究者にとっても関心の高い分野と言えます • 分子生物学、遺伝学、神経病理、神経画像、神経免疫など、研究 対象が幅広く、インパクトの高い仕事も可能です!

  18. 脳神経内科で開業できるの? 開業のメリット、デメリットはそれぞれありますが、近年、脳神経内科での開業も増えてき ています (メリット) ・Common diseaseが意外と多い 頭痛、しびれ、めまいといった症状からもの忘れ、脳卒中後の再発予防といったニーズがある ・神経難病には訪問診療の必要性が大きい 訪問診療を必要とする疾患(ALS,PD,筋疾患など)が多く、ニーズがある(大変ではありますが・・・) ・ボトックス外来(眼瞼・顔面けいれんなど)も可能 (デメリット) ・画像検査が必要だが、機器への初期投資が大きい(外注することで代用可能) ・保険点数の高い検査がお世辞にも多いとは言えない ・いまだに精神科とよく間違われる

  19. 女医さんにとっての脳神経内科 • 脳神経内科は急性期から慢性期医療まで幅広い選択肢があり、極端に言うと、 脳卒中急性期を避ければ、慢性疾患への対応のみで働くことも可能です。フ ルタイムの勤務が難しい女医さんにもさまざまな選択肢を提供できます* • 脳ドックやリハビリ専門病院での勤務も選択肢にあり、ライフスタイルにあった 勤務が可能です* • もちろんアカデミアや基幹病院の第1線で活躍されている女医さんも数多くお られます (*医局や各病院の方針により異なります)

  20. 脳神経内科で取得できる専門医 日本内科学会総合内科専門医(まずはこれを取らないと始まらない) 日本神経学会専門医(これはマスト) 日本脳卒中学会専門医(症例が多いので取る人が多い) 日本頭痛学会専門医(頭痛もよく遭遇する疾患なので取る人が多い) 日本認知症学会専門医(精神科で取る人も多いが、脳内でもOK) 日本老年医学会専門医(これからは重要になるかも) 日本てんかん学会専門医(てんかんを専門にする方は必須) 日本脳血管内治療学会専門医(現状、脳外科主体だが、脳内でも取る人が増えている)

  21. 脳神経内科のDoctor’s Journeyの一例 典型的な脳神経内科医の道を示します(あくまでも一例ですので、ご参考までに…) 卒後 研修・ 専門医 関係 アカデ ミック 関係 臨床 1~2年 3~5年 6年 7年目 8~9年 10~15年 16年以降 初期研修 内科専門研修 (サブスぺと して脳神経内 科研修) 総合内科専門 医試験 神経学会専門 医試験 その他の専門 医試験も受験 大学院に入る ケースもあり 大学院で研究 大学院で研究 大学院で研究 医学博士取得 専門性を高め るため、国内 外に留学 大学の教員と して臨床、研 究、教育に携 わる 大学病院で 研修と指導 大学病院で 研修と指導 大学病院勤務 基幹病院で 勤務 基幹病院のス タッフとして 勤務 開業 訪問診療 リハ病院 民間病院で専門性を生かす

  22. 脳神経内科医になりたい人に最も伝えたい大切なこと 最初の言葉に戻ります。脳神経内科の魅力とは… “最も重要な臓器のひとつを扱い、 全身をくまなく観察することで、 人間の本質に迫ることができる科” 難しい科であることは間違いありません でも、神経学を知る喜びは何物にも代え難く、 医師としても大きな成長を感じることも確かです みなさまの脳神経内科の理解の一助になれば幸いです

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