テキスト全文
むずむず脚症候群の概要と目標
#1. 夜に跳ねる! むずむず脚症候群の 診察をマスターしよう エスディー@脳神経内科 日本神経学会専門医・指導医 総合内科専門医 日本認知症学会専門医
#2. 本スライドの目標 むずむず脚症候群の診断の キーポイントと治療方法を学ぶ ① むずむず脚症候群の症状とは?; 問診の時に聞くべき4つの症状を知る;診断基準の紹介 ②むずむず脚症候群の原因とは?; 主な3つの原因を知る;鉄欠乏、遺伝的要因、ドパミン神経機能異常 RLS mimics、特発性、二次性の鑑別方法を知る ③治療のポイントとは?; 非薬物療法を学び、鉄剤・ドパミンアゴニストなど薬剤の使用方法を知る むずむず脚症候群は、レストレスレッグス症候群(Restless legs syndrome;RLS)とも呼ばれる
むずむず脚症候群の症状と診断基準
#3. むずむず脚症候群とはどんな病気でしょう? 具体的な症例を見てみましょう。 52歳 男性Aさんが、内科の受診 に来ました。 夜中に足がじんじんし てきて、無性に動かし たくなるんです。 よく眠れなくて困って います。 足の神経がおかしいん でしょうか? …足のしびれか、 末梢神経障害か 何かかな? 神経疼痛の治療 でもしようか。 むずむず脚症候群の症状は、「足のしびれ」と間違われることがあります。 もう少し、よく問診をしてみましょう!
診断基準と周期性四肢運動(PLM)
診察フローチャートとRLS mimicsの鑑別
RLS mimicsの鑑別ポイント
むずむず脚症候群の原因と発症年齢
RLS鑑別のための問診と検査
RLS重症度評価と治療方法の選択
RLSに用いる薬剤と治療の基本
むずむず脚症候群の重要なメッセージと参考文献