#4.
フリーで専⾨医は維持できる︖ フリーの⿇酔科医は存在す るが、1つ注意点がある。 週5常勤以外の⿇酔科医が 専⾨医を維持するための、 実際の働き⽅は︖ 専⾨医を維持するには、 週3、4⽇ 同じ病院で勤務をする。 同⼀施設での 週3⽇以上の勤務が 必要。 週1、2⽇定期バイト。 更に夜間帯のオンコールを トッピングする。
#5.
具体的な働き⽅の例 週5常勤以外 A病院にて、⽉、⽕、⽔曜⽇の週3定期⾮常勤 • ⾦曜⽇は、C病院でスポットバイトの勤務。 • ⽊曜⽇は、B病院で週1の定期⽇勤バイト。 17時以降は、残っている⿇酔を引き継ぎ当直をすることも。 A病院にて、⽉〜⽊曜⽇の週4常勤 • ⾦曜⽇は、B病院で週1の定期⽇勤バイト。 • ⼟⽇は、余⼒に合わせて、寝当直やオンコールを⼊れる。
#6.
常勤⿇酔科医の⽇常 9時⼊室で⼿術の⿇酔を開始する。 症例によって、1⽇中1件の⿇酔をかけ続ける。 または、短い⼿術の⿇酔を2~5件担当する。 好みで、半⽇ほどペインクリニック外来をやることも可能。 ICU管理も⿇酔科が担っている病院では、術中⿇酔班とICU班に分かれて いることも。 • 休憩は次の⼿術までの間に取ることが多い。 • ⾷事交代が来てくれる病院もある。 • 17時以降に残っている⼿術に関しては、当⽇のオンコール担当と交代を したり、当直バイトの先⽣に引き継ぐことが多い。 • • • • •
#7.
アルバイトの種類 ⿇酔科医のアルバイトは⾒つけやすい。 定期のアルバイト • 他科と同じく、研究⽇に週1アルバイト先に⾏くスタイル。 • 1⽇で10~13万程度。 • 別途、当直やオンコールがついているパターンもある。 スポットバイト • その時々で、都合の良い⽇にちや場所を選べる。 • 1⽇勤務以外にも、半⽇や1件毎の案件等、多彩な募集がある。 • 数は少ないが、地⽅の⾶⾏機代込み週末2泊3⽇オンコール付き のような勤務もあったりする。
#8.
アルバイトの⾒つけ⽅ 知⼈からの紹介 給料が⾼めな事が多 い。 職場の雰囲気や、機 材等の情報も事前に ⼊⼿可能。 情報がクローズドで ⼊⼿しづらい。 ⿇酔科医専⾨の 斡旋業者に登録する ⼤⼿登録サイトで ⾒つける 定期⾮常勤バイトや、 当直、オンコールも 募集している。 m3等の⼤⼿サイトで の求⼈情報から、検 索をして応募する。 場所や、条件にあっ た勤務を選びやすい。 専⾨業者に⽐べ、選 択肢が少ない。 希望に沿った病院を 探してくれる。 給料も安いことが多 い。
#9.
ライフワークバランス On-Offが⾮常にはっきりしている • ⼀般的に、⿇酔科医は⼿術中の⿇酔を担当するのみで業務が終了する。 • オンコールの担当でなければ呼び出しが来ることはない。 • 主治医という概念がないので、⿇酔の途中でも交代や引き継ぎが容易。 • 3次救急を受け⼊れて緊急⼿術が絶え間なく来る病院と、定時内で⼿術が 終わるのんびりとした病院とでは、絶対的な仕事量の違いはあるが、確実 に休みたい⽇を確保できる点は同じ。 夜間の⼼臓⾎管外科緊急⼿術の⿇酔はど根性が必要
#10.
⼦育てしやすい環境 ⼦育てとの両⽴がしやすい • 常勤医でも、オンコールや当直の義務がない病院は多数ある。 • ⼦育て中に限らず、きっちり定時で勤務交代することも⽇常的。 • ⾮常勤や時短希望の⼥医を積極的に受け⼊れている病院では、⼦供が急に 熱を出した等の緊急事態も、お互い様精神でやりくりしやすい。 • ⼦育てしやすい環境の病院を探すことが重要。 こんな事態も 乗り切りやすい ⼦供の授業参観があるから、午後から半休が取りたいな。 保育園から、⼦供が熱出したって連絡が来ちゃった。
#11.
⿇酔科の今後の展望 ⿇酔看護師の登場で、売り⼿市場は続かないかも︖ • いくつかの病院で、周⿇酔期看護師という特定の研修を受けた看護師が働 き始めている。 • ⿇酔科専⾨医の指⽰のもと、特定⾏為を実施するという位置付けではある が、挿管や抜管等の⼿技や、⿇酔維持もこなす。 • 合併症がなく専⾨性も必要のない⿇酔は、今後看護師が担うようになって いくかもしれない。 今後も必要とされる⿇酔科医でいるために、⼼臓⿇酔や産科⿇酔、 ペインなどの専⾨的なスキルを⾝につけたり、アピールポイントを 持つようにしていこう。
#12.
Take Home Message フリーランスの⿇酔科医の需要はあるが、週3⽇は同⼀施設で勤務しないと、 専⾨医が維持できない。 バイトは定期でも不定期でも探しやすく、On-Offもはっきりしている。 ⿇酔看護師の存在がクローズアップされてきており、今後は現在のような 売り⼿市場とはいかないかもしれないので、専⾨性などの強みやアピール ポイントを持とう。
#13.
番外編 私⾒ですが ちょっと意外な観点で、⿇酔科をお勧めしたい⼈ • 副業を持っている⼈ 不動産投資や事業で法⼈を持っている⿇酔科医に会うことが多い。 • せっかちな⼈ ⿇酔中は、⾮常に短時間で状況が変化する。⿇酔記録も⼀番⻑い区切り で5分間。薬を静注すると数秒後には効果が出る時間軸で動いているた め、せっかちな⼈が多い印象。 • 外来やカルテが苦⼿な⼈ ペインクリニックを担当しなければ外来業務はない。カルテや紹介状な ど書類を書くこともほぼない。