いつもご指導・ご協力を賜り、誠にありがとうございます。
私は日常診療の中で、患者さんに血圧や排便記録をお願いすることがありますが、記録の形式は患者さんそれぞれ異なり、その自由さが新たな発見をもたらしています。驚いたことに、記録を通じてご自身の感情を整理し、外来受診の前に振り返りを行い、自分なりの目標を立てる患者さんまで登場しました。
これは、バレットジャーナルと呼ばれる手法とよく似ていると感じました。バレットジャーナルは、人生の目標や日々のタスクを簡単な記号で整理し、個々人が考えるべきことにフォーカスを当てやすくする手法です。
外来での「自由な記録形式」は、たまたま患者さん自身が健康や生活に対する意識を高めてくれたのかもしれません。
皆様の診療にも興味深い工夫がありましたら共有いただけますと幸いです。