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竪良太

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59

敗血症は「到着5分前」から

投稿者プロフィール
三谷雄己
Award 2023 受賞者

広島大学病院

80

1

投稿した先生からのメッセージ

救急隊からの第一報で「高齢・発熱・意識変容・血圧低め」と聞いたとき、到着までの5分間をどう使うかで、その後の60分が変わります。

抗菌薬投与が1時間遅れるごとに生存率が下がることは知られていますが、実際の遅れの多くは「培養を待つ」「ルートを待つ」「指示を待つ」といった待ち時間で生まれます。

本スライドでは、この待ちを消すために、到着前の5分で「予測する(最も考えられる/見逃すと危険/到着直後の処置)」「準備する(人員・場所・物品)」を敗血症版に置き換える方法を解説しました。

【セミナースライドやアーカイブ動画は、公式LINEで共有しています】

https://line.me/R/ti/p/%40339dxpov

概要

本スライドは、書籍『救急外来 到着5分前』(メディソフィア社)発刊記念セミナーで、後半パートとしてお話しした内容です。救急隊からの第一報を受けてから到着後60分までを、1症例で時系列に追いかけます。

「5分前にできること」に毎回戻る構成にしているので、明日の当直からそのまま使っていただけると思います。

【セミナースライドやアーカイブ動画は、公式LINEで共有しています】

https://line.me/R/ti/p/%40339dxpov

本スライドの対象者

医学生/研修医

参考文献

  • 日本版敗血症診療ガイドライン 2024(J-SSCG 2024)

  • 三谷雄己『みんなの救命救急科』中外医学社

  • 佐藤央 編著『救急外来 到着5分前』メディソフィア社

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テキスト全文

救急外来における敗血症の基礎知識

#1.

到着5分前から動く 救急外来の基礎マスター 『救急外来 到着5分前』発刊記念セミナー 編著:佐藤 央 監修:中堤啓太 発行:メディソフィア社 共催:スマナス 救急認定+専門看護師 @smart.nurse7 三谷 雄己 踊る救急医 @dancing_er_doctor 敗血症疑いの患者さん 5分前から何をする?

#2.

「型」を、敗血症で考えてみる STEP 01 情報を拾う 救急隊の第一報 主訴・発症・ABCD STEP 02 予測する 最も考えられる 見逃すと危険 到着直後の処置 STEP 03 準備する 人員・場所・物品 敗血症版で STEP 04 到着後に動く 認識 → バンドル → ショック対応 ✓ 三谷パートは「敗血症疑い」の 1 症例に絞る ✓ 5 分前 → 到着直後 → 最初の 1 時間 の時間経過で見ていく ✓ 総論(ABCDE・鑑別の一覧)は前半のとおり 型は同じ 敗血症で考える 情報を拾う → 予測する → 準備する → 到着後に動く

#3.

本日の流れ(25 分) 01 5 分前 予測と準備 第一報から 3 つのポイントで予測 人員・場所・物品を敗血症版に 02 到着直後 敗血症を認識する qSOFA の立ち位置 発熱がない高齢者 感染源のあたり 03 最初の 1 時間 バンドルを回す 血培 2 セット → 抗菌薬 なぜ急ぐのか 04 ショックを見抜き 循環を立て直す 血圧だけで判断しない 輸液とノルアドレナリン 乳酸 各パートの最後に「5 分前にできること」へ戻る

到着前の準備と予測の重要性

敗血症の定義と診断基準について

qSOFAとSOFAスコアの活用法

高齢者における感染症の特徴

感染源の検索と身体診察のポイント

初期治療バンドルとショックの評価

輸液療法と昇圧薬の使用法

乳酸値のモニタリングと治療の見直し

具体的なアクションプランとまとめ

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