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https://youtu.be/i5nuLnH1KsM
皆さん!!!血液内科をローテーションしましょう!!!
ということで、今回は血液内科の魅力、血液内科をローテーションするメリットについて熱く語りたいと思います。
★第4位 非常に幅広い疾患、そして全身を診るgeneralな科である★
血液内科の大きな特徴の1つが、やはりこれです。なんといってもぼくたちが扱う造血システムは体の免疫、恒常性を司っていますので、腫瘍、免疫、感染、凝固など幅広い疾患をみることになります。
皆さんなんでもいいですから1つ病気を思い浮かべてください。その思い浮かべた病気、かならず造血システムがなんらかの形で機序に絡んでいると思います。おそらく血液学が関与しない病気はこの世に存在しないと思います。
そのぐらい血液学というのは全ての病気の根幹にかかわてくる重要な分野なんですね。
たとえば悪性リンパ腫や血球貪食症候群は不明熱の鑑別でありながら、診断の遅れが命に直結する重要な疾患ですし、
腫瘍による神経障害や高カルシウム血症などのOncologic emergencyを一番見るのも血液内科です。
さらには免疫不全患者の感染管理。耐性菌、ウイルスや真菌の治療など、他の内科ではなかなか見ない感染症への対応も習得していきます。
すなわち、内科医として非常に幅広い知識を持って、ありとあらゆる疾患に対応できる力。
これが血液内科の魅力であり、武器になります。
★第3位 初期研修医必須の手技の機会が圧倒的に多い★
初期研修医のうちに習得すべき手技として、中心静脈穿刺や腰椎穿刺といったスキルがあります。
血液内科では、抗がん剤治療を進めていくうえで中心静脈カテーテルが必須となることが多いため、
1月に10-15件くらいの中心静脈穿刺はざらにあります。
白血病が脳に浸潤しやすいため、毎月のように腰椎穿刺および抗がん剤の髄腔内投与を行うこともしばしばあります。
そのため、血液内科はこういった研修医習得必須の手技がどの科よりも圧倒的に経験できます。
初期研修医方!絶対に一度はローテーションしましょう!
ローテーション前後で手技のレベルは段違いにレベルアップできると思います!
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