内科での低用量ピル処方〈実践編〉

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柴田 綾子

淀川キリスト教病院

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内科における低用量ピル処方の流れについて、禁忌のチェックや副作用への対応、患者さんへの服用の説明まで実践的な知識を解説します。

本スライドは、2021年1月9日のAntaaオンライン配信「明日からできる!内科での低用量ピル処方」の講義スライドです。

遠見才希子先生による〈基礎編〉のスライドはこちらです。
https://slide.antaa.jp/article/view/ed36f2aae43449a7

【このスライドの解説動画はこちら】
https://qa.antaa.jp/stream/contents/103

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それって本当に尿管結石?!

<ERで「尿管結石?」って思ったら> 1. 安易に決めつけるのはNG! 2. エコーで“らしい”所見をチェック! 3. 鑑別疾患を意識して、重篤な疾患を見逃すな! 本スライドは、「三銃士 指導医・研修医レクチャーシリーズ」vol.10です。質問・コメントは以下へお願いします。 http://bit.ly/39kNKUy ※「三銃士」は、救急・集中治療医の坂本壮、総合診療医の髙橋宏瑞、鎌田一宏により運営される、医学教育の課題解決を目指した教育ユニットです。 ▶三銃士Facebookページ https://www.facebook.com/dartagnanproject ▶坂本壮のAmazon著者ページ https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B079T41LV8

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内科での低用量ピル処方〈実践編〉

1.  内科でおこなうピル処方 淀川キリスト教病院 産婦人科医 柴田綾子 ©春柴 実践編
2. Q1. 低用量ピルの処方    処方する前に必須の検査はどれか? 1. 内診   2. 採血  3. 血圧測定  4. がん検診
3. A. 低用量ピルの処方   処方する前に必須の検査はどれか? 1. 内診   2. 採血  3. 血圧測定  4. がん検診
4. 低用量ピル処方の流れ ◆が必須項目
5. 低用量ピル処方の流れ ◆が必須項目 禁忌のチェック
6. 1. 乳がん・子宮体がん    子宮頸がん(その疑い) 2. 血栓リスク      ピルの禁忌
7. 1. 乳がん・子宮内膜癌   子宮頸がん(その疑い) 2.血栓リスク      50歳以上 血栓塞栓症・冠動脈疾患の既往   手術前~術後2週間   35才以上で喫煙1日15本以上     前兆のある片頭痛   重症の高血圧・糖尿病   ピルの禁忌
8. 1. 乳がん・子宮内膜癌   子宮頸がん(その疑い) 2.血栓リスク      50歳以上 血栓塞栓症・冠動脈疾患の既往   手術前~術後2週間   35才以上で喫煙1日15本以上     前兆のある片頭痛   重症の高血圧・糖尿病   ピルの禁忌
9. 1. 乳がん・子宮内膜癌   子宮頸がん(その疑い) 2.血栓リスク      50歳以上 血栓塞栓症・冠動脈疾患の既往   手術前~術後2週間   35才以上で喫煙1日15本以上     前兆のある片頭痛   重症の高血圧・糖尿病    慎重投与 ◆40歳以上 ◆BMI30以上
10. アスリートのための月経困難症対策マニュアル ー低用量ピルの上手な使い方
11. 低用量ピル処方の流れ ◆が必須項目 血栓リスク
12. 1.不正出血・吐き気・頭痛・むくみ  →飲み始めに少しでることがあります  →多くは3ヶ月以内に良くなります 2. 血栓症  →タバコ・高年齢・肥満は注意  →血栓のリスクがある方は▲ 低用量ピルの注意点2つ
13.  低用量ピルの副作用への対応
14. 【低用量ピル】血栓のリスク   1万人/年あたりの血栓発症率 ・ピル未使用       1 ~ 5 人 ・ピル使用       ◯ ~ ◯ 人 ・妊娠中         ◯ ~ ◯ 人 ・産後          ◯ ~ ◯ 人 Practice Committee of the American Society for Reproductive Medicine2016  PMID: 27793376.
15. 【低用量ピル】血栓のリスク   1万人/年あたりの血栓発症率 ・ピル未使用       1 ~ 5 人 ・ピル使用        3 ~ 15 人 ・妊娠中         ◯ ~ ◯ 人 ・産後          ◯ ~ ◯ 人 Practice Committee of the American Society for Reproductive Medicine2016  PMID: 27793376.
16. 【低用量ピル】血栓のリスク   1万人/年あたりの血栓発症率 ・ピル未使用       1 ~ 5 人 ・ピル使用        3 ~ 15 人 ・妊娠中         5 ~ 20 人 ・産後          40 ~ 65 人 Practice Committee of the American Society for Reproductive Medicine2016  PMID: 27793376.
17. 血栓症を疑う症状 “ACHES”
18. 低用量ピル処方の流れ ◆が必須項目
19. アスリートのための月経困難症対策マニュアル ー低用量ピルの上手な使い方http://femaleathletes.jp/document/pdf/180829_dysmenorrhea.pdf ピルの開始は「妊娠していないことが確実な日」から *妊娠していないことが確実な場合    → 購入日から飲み始めることも可能
20. 【飲み忘れの対応】 持田製薬HP
21. 1.実薬を7日間連続して飲んで効果が出る  →飲みはじめ~7日目までは避妊効果弱い  →別の避妊法の併用が必要 2. 2日以上の飲み忘れで効果が減る →再度7日連続で飲むまでコンドームは必須  *WHOでは3日以上の飲み忘れで効果減弱としている* ピルの避妊効果について
22. http://femaleathletes.jp/document/pdf/180829_dysmenorrhea.pdf 初経(初めての生理)以降に使えます ピルは何才から? *注意*添付文章の禁忌項目 骨成長が終了していない可能性がある患者[骨端の早期閉鎖を来すおそれがある。]
23. ピルの誤解 1. ピルは副作用が強い →近年はホルモン量が少なく   副作用も減ってます     2. ピルは太る  →1-2ヶ月むくむことがあります   太ることはありません     3. 不妊症になる  →ピルを飲むのを止めたら   排卵・妊娠できます
24. 低用量ピル処方の流れ ◆が必須項目 ①子宮頸がん検診   2年に1回うけましょう ②性感染症予防  コンドームも併用
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