米国CDCの一般向けQAサイト 「you should be vaccinated regardless of whether you already had COVID-19」 COVID-19に罹患したかどうかによらずワクチン接種を受けるべき ①COVID-19から回復後どのくらい免疫能が保たれるのかいまだ不明であること、 ②罹患後にも稀だが再感染することがあること、を理由として提示 ※モノクローナル抗体や回復期血漿で治療された場合は90日空けること ※罹患中(隔離解除となるまで)は接種を避ける。1回目と2回目接種の間に罹患した場合も同様の対応とする https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/vaccines/faq.html
米国NIH-NIAIDの一般向けQAサイト 「people who have gotten sick with COVID-19 may still benefit from getting vaccinated」 COVID-19罹患後でもワクチン接種の恩恵を受ける可能性がある 理由としてはCDCと同じ ①COVID-19から回復後どのくらい免疫能が保たれるのかいまだ不明であること、 ②罹患後にも稀だが再感染することがあること、を挙げる。 判断するにはいまだ情報不足とした。 ※罹患歴があってもなくても接種の禁忌には含まれないので、ワクチン接種前の抗体検査は推奨されない。 https://www.niaid.nih.gov/diseases-conditions/covid-19-vaccine-faq
英国 Green book(ワクチン解説書)より 「There is no evidence of any safety concerns from vaccinating individuals with a past history of COVID-19 infection」 COVID-19罹患歴があっても安全性に問題があるという証拠はない ・COVID-19に感染している可能性がある人、無症状病原体保有者、潜伏期の患者がワクチン接種をしても、 病状に悪影響を及ぼす可能性はない。 ・COVID-19急性期にワクチン接種を行った場合、ワクチンの副反応なのかCOVID-19の症状なのかの鑑別が 困難であるため、発症から4週間以上経って臨床的に治癒してから接種を受けるべき。 ・COVID-19罹患後の症状が長引いていることはワクチン接種の禁忌ではないが、体調変化がワクチン接種に よって生じたと誤って判断されるのを避けるために接種を延期できる。 https://assets.publishing.service.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/984310/Greenbook_chapter_14a_7May2021.pdf