#7. 産業医の業務 【職場巡視】 1回/1か月(場合により1回/2カ月でも可)に職場内を巡視する 健康に有害となる作業環境や作業法になっていないかなどを評価し助言・指導する ≪病気の予防≫ 例)・Covid 19:換気やマスク装着・消毒器具設置や使用法の助言 ・VDT症候群:パソコン業務において机や椅子・パソコンの高さや光量など ・中毒:有害物質の使用時の換気装置や保護具が適切か 転倒のきっかけにならないか 避難通路やドアの開閉の邪魔にならないか ≪怪我の予防≫ VDT症候群: パソコンなどのVDT(Visual Display Terminals)機器を 長時間使用することで 起こる心身の異常 机・椅子・ディスプレイの 高さ調節などの作業環境・ 作業姿勢・作業時間などで 予防対策となる 例)・通路の荷物やコード ・高所作業 ・曲がり角やドアの前後など 衝突の危険性はないか ミラーの設置や開閉前に反応するライトやブザーの設置、ドアの開閉範囲をテープで表示、 衝突注意のポスター貼付、ドアの開閉方法における社員教育の必要性などできることはないか これまでのヒヤリハット事例の有無はどうか 例えば 脚立に乗って高い所を1人で拭く作業をしている →転落・怪我の危険性がある そもそも脚立に乗らないといけないか 長い棒つきの清掃用具など脚立を使用しない方法は? 脚立を使用せざるを得ないならば脚立を固定する人員 を配置できないか 脚立の危険な使用法(またがって立つ、1番上の段に 乗るなど)をしていないか ※事業所内の定期巡視時の顔見せ・声かけで相談しやすい土壌づくりも兼ねる 現場を1番知っている労働者から気軽に雑談・相談を受けることで 部外者ではわからない問題を見つけるきっかけにもなる