テキスト全文
初期研修医のための医師専用AIの概要と目的
#1. 【コスパ&クオリティ】
初期研修医のための
医師専用AI
はじめの一歩 米空軍横田病院 日本人フェロー
小林 尭広
#2. 自己紹介 小林 尭広 卒後10年目の総合診療専門医として各種活動しています
#3. 初期研修をストレスフリーに
本シリーズの目的 研修医生活のサポート 学習法の提案 コスパ・タイパの良い
医学知識の習得方法 【初期研修医のための】
シリーズ
AI活用の重要性と注意点
#4. 結論から先に 臨床疑問はすぐにAIで爆速で調べて
コスパ・タイパよく初期研修生活を送る
#5. 研修医の皆さんへの注意点 AIの提供する情報は基本「脚色」されると考えましょう
AIだけを根拠にして治療方針を決めてはいけません
治療法を決めるときは必ず上級医と相談しましょう
最初は「とりあえずの知識」目的でAIを使いましょう
#6. 本スライドの概要 目的 コスパ良く・タイパ良く 日々の業務の疑問を解決 内容 疑問解決の具体的な
第一歩を提示 目標 AI活用の第一歩を知る
臨床疑問解決のためのAIの使い方
#7. とっかかりはAIでOK
英語・文献取捨選択のハードルを乗り越える
1個の力作まとめよりも、10個のAIまとめで良い
興味を持ったものや必要なものは追加で調べる 調べ物のスタートはAIで良い
#8. Quantity(量)もQuality(質)と同じくらい大事 初学者や非専門医はそもそもの知識量が足りない
枝葉末節に拘っているうちにやる気消失+時間切れ
浅く広い知識をショートカットでまずは沢山叩き込む
コスパ・タイパも良い
#9. 「ChatGPTに聞いたんですけど,どうなんですか?」
AIの回答レベルのことを答えられないのはまずい
AIに入力+FAQに答えられるのが最低レベルと心得る
追加の勉強は、必要な時 or 興味がある時でOK 患者さんがAIを使う時代
#10. 臨床上の疑問に出会ったら
AIからスタートで良い
細かい内容は上級医に質問
Or 時間があって興味があれば調べる
AIが役立つシチュエーションと活用法
#11. 疑問が浮かんだ!
でもどう調べて良いかわからない!!
#13. どんな時にAIが役立つ?
・時間がない
・最低限の知識で十分
・専門外だけど要点だけ知っておきたい まさに初期研修医向け!!
AIを用いた文献調査の流れ
#14. 復習:AI×臨床疑問(背景知識)の解決フロー ○○○について国内外ガイドラインと重要な文献を教えて
文献にアクセス(無料のものだけで良い)
文献のリンク or PDFを入手・ダウンロード
AIに「まとめノート」を作らせる
参照しやすいところにコピペ(Evernote, Wordなど)
#15. 全体の流れはこちらをチェックしてください!
#16. 今日のテーマはここ! ○○○について国内外ガイドラインと重要な文献を教えて
文献にアクセス(無料のものだけで良い)
文献のリンク or PDFを入手・ダウンロード
AIに「まとめノート」を作らせる
参照しやすいところにコピペ(Evernote, Wordなど)
日本発の医師専用AIの特徴と登録方法
#17. 日本語ですぐに使える
医師専用のAIがあります!! 臨床疑問をとりあえずその場で解決する
#19. 医師専用AI
質問を打ち込むと、疑問にすぐに答えてくれる
関連する文献も自動で出てくる MedGen Japan
臨床疑問の入力とAI初期回答の表示
#22. 臨床疑問はここ AI初期回答が
最初に表示される
その後
「医学文献に基づく
詳細回答」が続く
AIの応用方法と医療現場での活用ポイント
#24. 日本での応用方法
総括
文献リストも示してくれる
#25. 最初のとっかかりAIとしてピッタリ
※AI回答だけを根拠に治療を決めることはしない
MedGen Japan
#26. Takeaways 道具は使ったもの勝ち 医学知識は多すぎる AIを使う人に勝つには、AIを使うしかありません 患者さんもAIを使ってくる 患者さんに負けないようにAIは目を通しておきましょう 賢く道具を使ってショートカットしましょう AIに頼るのではなく活用する あくまでとっかかりとして AIを活用していきましょう 患者さんへの直接適用は❌ AIはあくまで背景知識用と考える AI知識を患者さんに直接適用は禁忌です