#4.
循環器といえば。。。
外来、病棟、予定のカテーテル検査、 救急外来からのコンサルトに加えて、 最近ではSHD(構造的心疾患)に対す るインターベンションが熱い! 花形はやっぱり急性心筋梗塞患者に 対する緊急カテーテル検査! 治療後の達成感は高いが。。。夜間で も緊急で治療が基本検査、治療、終了 後のオーダー、家族への説明等を入れ ると3時間はかかります
#5.
つらい事、うれしい事
急性心筋梗塞患者ではIABP, ECMO, IMPELLA(経皮的心臓補助装置)等の補助循 環装置を要する患者も一定数おり、夜間に冠動 脈治療に加えてこれらの処置、術後のオーダー や状態観察なども含めると5−6時間は軽くかか ります。 処置中、処置後も緊張が続き、身体的、精神的 ストレスは強い。 但しその分、救命できたときの達成感は格別! 自分の手技とその後の投薬管理で患者が良くな る姿を見るのは医師冥利に尽きる。
#6.
つらい事、うれしい事
夜中にどんな大変な処置や急変があっても、次の日も通常 勤務の事が多いです。若い時はなんとか乗り切っていました が、ある程度年齢を重ねた現在は、夜間緊急カテーテルを 施行する事は自分の命を削って、患者の命を救っていると感 じます。 但し救命できたときの達成感は格別!癌や慢性疾患と違い、 短期勝負の事も多く、よくなる時は劇的に良くなります!勿 論救命できない時もありますが、、、
#7.
循環器内科志望のそこの君へ
其の二 病院の循環器の人数や当直体制によりワークライフバランス は全然違う。
#8.
今の病院
300床程度の中規模病院だが循環器内科はアクティブで循環器内科は11人。 3−4人のチーム制で患者を担当し主治医制ではないため、有給や振替休日等 は取りやすい。 17:00以降は循環器当直が院内に常駐しており、病棟の患者も含めて管理す るため、当直でなければ、時間外に病院から連絡が来ることはないー>プライ ベートの時間の確保。 緊急カテーテルは医師一人と技師、看護師で担当。カテーテルは医師二人で担 当する病院も多いが今の病院は医師一人で完結するため、検査の負担は少な い。 土日は当直でなければ休み。緊急カテーテルで家や出先から駆けつける事はな し。PHSは持ち歩く必要がない。
#9.
前の病院
500床以上の地域の中核病院。全ての科が満遍なく揃っていた。循環器は7人。 主治医制のため、自宅に帰ってからも病棟からコールが時間を問わずあり、重症 患者などいると気が全く休まらない。 カテーテル検査も医師二人で施行するため、自分が主治医でない患者のカテー テル検査も重いプロテクターを来て介助に入らないといけない。 当然、夜間の緊急カテーテル検査も医師が二人いるためオンコールの頻度は多 い。 土日も病棟やらカテーテル要員として遠出あまりできない。
#10.
前の病院
今の病院
550床
320床
7人
11人
患者管理
主治医制
チーム制
予定カテーテルの検査 体制
医師2人
医師1人と 検査技師1人
夜間の緊急カテーテル の体制
医師2人
医師1人と 検査技師1人
自宅待機 院内に24時間常駐 規模
循環器スタッフ
当直体制
プライベートの予定
→急変やそれ以外の事 →病棟の急変でもチー でも夜間に主治医が呼 ムの医師が夜間に呼ば ばれる。 れることはない
立てにくい 立てやすい
#11.
前がブラックで、今がホワイト?
今の病院のシステムやマンパワーでは、アフター5や週末の 予定はしっかりと組めています。ただし、前の病院も良き仕 事仲間や上司に囲まれ、前の病院が嫌いだったわけではな く、充実していました。 有り体であるが、前の病院の方が忙しかった分、学びも多く、 特に後期研修中であり、この時期の学びはその後の医師人 生の土台となるので、この時期は楽ばっかりがよいとも思わ ない。
#12.
結局。。。
後期研修、循環器専門医を取得するまではしっかりと忙しく働き、一人で一通り こなせるようになってから、自分のライフスタイルと合う病院で働くのがよいと思 う。 自分のステージにあった病院選びが大事 後期研修〜:幅広く学べて忙しい病院。付いていきたいと思える指導医がいる病院 中堅〜:自分のサブスペシャリティを深められる病院 管理職〜:自分の専門性を活かせる病院
#13.
循環器内科志望のそこの君へ
其の三 循環器内科専門医取得後は、 何をサブスペシャリティとするか でまた、ライフスタイルは大きく異なる。
#14.
代表的なサブスペシャリティ
不整脈 イメージング 夜間緊急なし 夜間緊急なし 虚血性心疾患
夜間緊急あり
#15.
サブスペシャリティだけやりたいといっても。。。
サブスペシャリティだけの勤務となると、大学病院であった り、循環器内科のマンパワーが充実している大きな病院に 限られてくる。 中規模の一般病院では若手〜中堅のうちは幅広く診療す ることが求められることが多い。部長以上ではサブスペシャ リティだけでOKとなる傾向。
#16.
個人的にこれから注目のサブスペシャリティ。。。
Structural heart disease(構造的心疾患)に対するイメージング 専門医の需要はこれから伸びると思われる。 具体的にはTAVI(経カテーテル大動脈弁置換)、Watchman(左 心耳閉鎖術)、MitraClip (経カテーテル僧帽弁閉鎖術)に対する 術前、術中のイメージング(エコー、CT)の専門家。 これらの手技を行える病院は現在限られているが、これから拡大 していくため、需要も伸びていくと思われる。現状は売り手市場。
#17.
Take Home Messages
やりがいはある!但し、夜間の心筋梗塞に対する緊急カテーテ ル検査や急変対応は若くても疲れる。歳を重ねると余計に。翌 日もそのまま通常勤務の事が多い。 働く病院のマンパワーとシステム次第でワークライフバランスは 大きく異なる。 循環器内科専門医取得までは一生懸命研鑽!その後は自分の 興味、ライフスタイル、病院のマンパワーやシステムを総合して どう働くか決めていくのがお勧め。