#3. 骨粗鬆症治療薬 商品名 (一般名) ボナロン (アレンドロン酸) 機序 特徴まとめ ベネット (リセドロン酸) リクラスト (ゾレドロン酸) ビスホスホネート製剤(第一選択薬) プラリア (デノスマブ) (アルファカルシドール / エルデカルシドール) フォルテオ / テリボン (テリバラチド) 抗RANKL抗体 活性型ビタミンD製剤 副甲状腺ホルモン薬 大腿骨 近位部骨折 A A A A C C 椎体骨折 A A A A B A 非椎体骨折 A A A A B テリボン:C フォルテオ:A 薬価 (年間) ジェネリック 週1回内服:約1万円 月1回点滴:約1.8万円 ジェネリック 約9,840円 週1回内服:約0.8万円 先発品 ゾメタ:21,797円 リクラスト:37,254円 先発品 プラリア:57,644円 ランマーク:95,100円 高い ジェネリック 約0.25万円 先発品 約52万円 高い 用法 毎日内服 週1回内服・経口ゼリー 月1回点滴 毎日内服 週1回内服 月1回内服 年1回静注 半年に1回 皮下注 1日1回内服 テリボン:週1,2回皮下注 フォルテオ:1日1回皮下注 ・低Ca血症を防ぐため、通 常はCa及びビタミンD製剤( デノタスチュアブル配合錠) を併用する。 ・中止後に骨折増える→骨折 のリスクが高ければ継続 ・男性にはエビデンスない →BP製剤を使う ・骨折抑制効果はさほど強 くないが、服用が簡単なの で、軽症例の導入や併用薬 剤としてよく用いられてい る。 ・Vit Dは消化管からのCaの 吸収を促進する効果がある ため、定期的な血中Ca値の 確認が望ましい 備考 ・効果はどれも証明されているので、極論どれでもいい ・大腿骨近位部骨折予防にエビデンスがあるのは、上記3薬剤のみ ・座位保持困難、認知症患者は内服困難→点滴 ・CCr<30:禁忌 ・顎骨壊死:BP製剤内服患者の抜歯で、10,000〜100,000人に1人発症。予防:投与 開始時に歯科受診し、抜歯する必要がないかを確認。その後も定期的な歯科健診が望 ましい。3年以上の内服なら治療3ヶ月前から休薬。 ・内服指導:起床時に、コップ一杯の水でかまずに飲む。就寝時又は起床前には服用 し
#4.
骨粗鬆症治療薬の有効性の評価
#5.
骨粗鬆症治療薬(ビスホスホネート薬) 1 回 / 日 ミノドロン酸 ボノテオ錠1mg リカルボン錠1mg アクトネル錠2.5mg アレンドロネート 週 1 回 ボナロン 経口ゼリー35mg フォサマック錠 35mg イバンドロネート 月 1 回 ボンビバ静注 1mg アレンドロネート リセドロネート ボンビバ錠 100mg ベネット錠2.5mg フォサマック錠5 エチドロネート ボナロン錠5mg ダイドロネル錠200 ゾレドロネート リクラスト 点滴静注液5mg リセドロネート ボナロン錠 35mg アレンドロネート ボナロン点滴 静注バッグ900μg アクトネル錠 17.5mg ベネット錠 17.5mg リセドロネート アクトネル錠 75mg ベネット錠 75mg 年 1 回 ミノドロン酸 ボノテオ錠 50mg リカルボン錠 50mg
#6.
骨粗鬆症治療薬 活性型ビタミンD3薬 エルデカルシトール アルファカルシドール 0.25μg アルファロールカプセル 0.5μg 1μg アルファロール 内用液0.5μg/mL エディロールカプセル 0.5μg 0.75μg アルファロール散1μg/g 0.25μg/包 1.0μg/包 0.5μg/包 カルシトリオール ロカルトロールカプセル 0.25 0.5 抗RANKL抗体薬 デノスマブ プラリア皮下60mgシリンジ 0.25μg 抗スクレロスチン抗体薬 ロモソズマブ イベニティ皮下注105mgシリンジ ワンアルファ 0.5μg 1.0μg SERM バセドキシフェン ラロキシフェン ビビアント錠20mg エビスタ錠60mg
#7.
骨粗鬆症治療薬 副甲状腺ホルモン薬 カルシウム薬 テリパラチド酢酸塩 テリボン皮下注用 56.5μg L-アスパラギン酸カルシウム テリパラチド(遺伝子組換え) テリボン皮下注28.2μg オートインジェクター アスパラ-CA錠200 フォルテオ皮下注キット 600μg リン酸水素カルシウム 水和物「ヨシダ」 女性ホルモン薬 エストリール錠0.5mg カルシトニン薬 エルシトニン注10単位 エストラジオール/ レボノルゲストレル エストラジオール エストリオール エストリール錠1mg ホーリン錠1mg エルカトニン エルシトニン注 20S/ エルシトニン注 20Sディスポ エルシトニン注40単位 エストラーナテープ 0.72mg ジュリナ錠0.5mg ビタミンK2薬 メナテトレノン グラケーカプセル15mg ウェールナラ配合錠 蛋白同化ホルモン薬 メテノロン酢酸エステル プリモボラン錠5mg
#8.
ビスホスホネート薬 作用機序 破骨細胞の活性化及び生存を抑制することにより骨吸収を抑制し、優れた骨密度増加効果、 骨折予防効果が示されている。 多くの国で骨粗鬆症治療の第一選択薬。アレンドロン酸、リセドロン酸はステロイド性骨 特徴 粗鬆症に対する第一選択薬。 様々な剤型があり、内服薬(毎日・1週間に1回・1ヶ月に1回)に加えて、月1回、年1回の 静注製剤もあり、嚥下障害や認知症のある症例に対しても効果が期待できる。 専門医 コメント 骨粗鬆症治療の代表的な薬剤。顎骨壊死の合併症に注意する。導入前に歯科治療を勧める のがベター。 (整形外科医 オータム)
#9.
ビスホスホネート薬:ボンビバ・リクラスト
#10.
ダイドロネル・ボナロン
#11.
ベネット・ボノテオ
#12.
活性型ビタミンD3薬 作用機序 小腸からのCa吸収を促進させ、骨量の減少を抑え、骨粗鬆症による骨折などの危険性を 低下させる。 特徴 エディロールはロカルトロールよりも長い半減期を有し、骨吸収を抑制する。また、ア ルファロールと比較して、有意に骨密度を上昇させ、新規椎体骨折の発生を抑制する。 副作用 専門医 コメント 続発性副甲状腺機能亢進症や副甲状腺機能低下症などに使用する薬剤もある。 骨密度増加、骨折予防ともにエビデンスがある。軽症骨粗鬆症治療の導入や他の骨粗鬆 症薬との併用も可能である。高カルシウム血症の出現に注意し定期的に血液検査を行い たい。(整形外科オータム)
#13.
アルファロール ・ロカルトロール
#14.
エディロール
#15.
抗RANKLモノクローナル抗体薬 作用 機序 骨の破壊を亢進させるRANKリガンドを阻害することで、骨粗鬆症による骨量低下を改善す る。 特徴 強力な骨吸収抑制作用を示し、持続的な骨密度増加作用、椎体骨折、非椎体骨折、大腿骨近 位部骨折に対する予防効果を有する。 副作用 治療を中止した際に、多発性錐体骨折を来たす例が報告されているので、中止後は他の骨吸 収阻害薬などの使用が推奨される。 専門医 コメント 重症骨粗鬆症に使用する。低カルシウム血症の出現を予防するためビタミンD製剤と併用し て使用することもある。(整形外科 オータム)
#16.
抗RANKLモノクローナル抗体薬:プラリア
#17.
SERM 作用機序 骨代謝に関わるエストロゲンのバランスを調整し、骨量低下を改善することで、閉経後 の骨粗鬆症における骨折などの危険性を低下させる。 特徴 骨密度増加や骨代謝マーカーの変化は小さいが、椎体骨折抑制作用は大規模試験から確 立されている。エビスタは、骨量減少症例に対する新規椎体骨折防止効果が示されてい る。 副作用 専門医 コメント 静脈血栓塞栓症 エストロゲン様作用を有し、閉経後骨粗鬆症の治療に用いられる。(整形外科 ム) オータ
#18.
SERM:エビスタ・ビビアント
#19.
抗スクレロスチン抗体:イベニティ 作用 機序 スクレロスチンを抑制することで、骨形成の促進、 骨密度を増加させ骨粗鬆症による骨折を予防する。 特徴 骨折の危険性の高い骨粗鬆症が適応とされ、月1回、 12ヶ月の皮下投与により椎体骨折抑制効果が示され ている。 副作 用 心血管系症状(虚血性心疾患や脳血管障害など)の 発現に注意が必要。 専門 医 コメ ント 2019年3月に発売された比較的新しい薬。骨形成作 用と抑制作用の両方を持ち、重症骨粗鬆症薬に対し て用いる。過去1年以内に虚血性心疾患や脳血管障害 の既往歴のある患者では投与は避けるべきである。 (整形外科 オータム)
#20.
カルシウム製剤 特徴 L-アスパラギン酸Caとリン酸水素Caのみ骨粗鬆症に適応あり。骨密度増加作用、骨 折抑制作用がある。 専門医 コメント 骨密度増加、骨折予防ともにエビデンスは低く骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン 上もグレードCと位置付けられている。カルシウム不足例においては推奨される。 (整形外科 オータム)
#21.
カルシウム製剤:アスパラCA・リン酸水素カルシウム水和物
#22.
ビタミンK2薬(グラケー) 作用 機序 体内にビタミンKを補うことで、骨形成促進作 用により、骨粗鬆症を改善する。 特徴 ワルファリンカリウムはビタミンKに拮抗して 抗凝固作用を呈するため、原則して本剤はワル ファリンカリウムとは併用しない。 専門 医 コメ ント 骨密度、骨折予防ともにわずかではあるが効果 は示されている。骨粗鬆症の予防と治療ガイド ライン上はグレードB。 (整形外科 オータム)
#23.
副甲状腺ホルモン薬 作用機序 副甲状腺ホルモンを断続的に投与する製剤であり、骨芽細胞を活性化し骨形成を促進さ せることで骨粗鬆症を治療する。 特徴 連日製剤(フォルテオ)、週1回製剤(テリボン)ともに投与期間が2年と限られている 。 副作用 専門医 コメント 骨密度増加効果はBP製剤と比較しても優れている。 骨形成促進製剤であり、重症骨粗鬆症に対して使用される。強力な骨形成作用、骨折予 防に対して高いエビデンスがある。フォルテオは連日投与なので原則自己注射し、テリ ボンは1週間に1回投与なので医療機関で注射できる。(整形外科 オータム)
#24.
テリパラチド・テリボン
#25.
フォルテオ