テキスト全文
症例報告の雛形と概要
#1. 症例報告のための雛形の一例 東京北医療センター 総合診療科 プレゼン部 筆頭発表者のCO I 開示 演題発表に関連し、開示すべきCO I 関係にある 企業等はありません。
#2. ◯◯◯◯◯により△△△を きたした一例 キーメッセージを入れる.左揃えにする 東京北医療センター 総合診療科 ◯◯◯◯,◯◯◯ 演者はキチンと関わったメイン,サブ,キーマンを 載せましょう.科のメンバー全員は載せません 筆頭発表者のCO I 開示 演題発表に関連し、開示すべきCO I 関係にある 企業等はありません。
#3. 緒 言 (この報告を興味を持たせるためのガイド.必要あれば) ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ 必要なければ消す.あったほうがきっといいです. ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ ちなみに一般論として ・フォントは学会指定(基本的にはそれぞれのPCの初期 ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ 設定フォント) ・文字の大きさは最低24pt.できれば28pt以上 ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ ・一画面に表示される行数はタイトルを除き,おおよそ8 行くらいまで ・単語の途中で開業されないようにする 3
症例の主訴と現病歴
#4. 症 【症例】 【主訴】 例 ◯◯歳 男性 ◯◯◯◯◯◯ 【現病歴】 ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ キーポイントを押さえつつ要約する. 経過としては入院◯日前という書き方の方がわかりや ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ すい ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ 文章でなくて体言止めでもOK 箇条書きでもOK ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ 主語は患者 「にて」「認めた」などのおかしな日本語は使わない
#5. 症 例 重要なもの,今回関係ありそうなものに絞る 【併存疾患/既往歴】 ◯◯◯◯◯◯ 【常用薬】 ◯◯◯◯◯◯ ,◯◯◯◯◯◯ ,◯◯◯◯◯◯ 一般名で,必要があれば用法用量 【家族歴】 (必要があれば) 【生活歴】 職業:(必要があれば) 喫煙: ◯本/日(◯~△歳),飲酒なし
#6. 身体所見 【Vital】 意識清明,BP ◯/◯ mmHg,PR ◯ bpm SpO2 ◯ %(大気下),RR ◯ 回/分,BT ◯ ℃ 【頭頚部】 結膜貧血・黄染なし,咽頭発赤なし 扁桃腫脹なし,頸部リンパ節腫脹なし 揃えるのが面倒なら表にして,表 の枠線を消せばOK 【胸部】 心雑音・肺雑音なし 【腹部】 平坦,軟,腸蠕動音正常.圧痛なし 【四肢】 皮疹,下腿浮腫なし 【その他】 腋窩・鼠径リンパ節腫脹なし
検査所見と画像診断
#7. 検査所見 <生化> <血算> TP g/dL CK U/L LDH <血液ガス分析> /μL PH Lymp % PCO2 Torr IU/L Mono % PO2 Torr AST IU/L Neut % HCO3- mmol/L ALT IU/L Eosino % Lac mmol/L ALP IU/L Baso % AG mmol/L γ-GTP IU/L Hb g/dL T-Bil mg/dL Plt 104/μL BUN mg/dL Cre mg/dL Na mmol/L PT-INR K mmol/L APTT 潜血 適宜内容は割愛,追加する. 糖 /μL最後に表の罫線を消せばOK ケトン sec増加は赤,低下は青 CRP mg/dL D-dimer μg/mL Glu mg/dL WBC <尿検査> 蛋白 <凝固> 亜硝酸塩 WBC
#8. 画像 異常所見をしっかりとみやすくする. 所見を文字に書く ◯◯◯◯(所見) 胸部単純X線写真(立位) 8
#9. 画像名 ◯◯◯◯(所見) 画像横のスケールなどは不要 病変が小さければ,画像全体を写 す必要はなく,しっかり拡大を! 9
#10. 生理検査 (画像スライドに合わせてもよい.必要があれば適宜) 【心電図】 心拍数 PR ◯ bpm,洞調律,ST変化なし 10
経過とデータの整理
#11. プロブレム # ◯◯◯◯◯ # ◯◯◯◯◯ 重要なものに絞る. どうせ触れないような細かいもの はノイズになるので挙げない # ◯◯◯◯◯ 11
#12. 経過 ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ 経過表のみで述べても可能. わかりやすいほうで
#13. データの項目は注釈 にせず,直接書く 経過 〇〇 薬剤名などの変遷を. 細かすぎると見づらい △△△ 232 28 大事な数字は 直接書く 項目名 項目名 12 項目名 イベント 0 1 2 3 4 24 48 (週)
考察と過去の報告との比較
#14. 考察 (稀な疾患なら一般論.commonなら不要) 概要:◯◯◯◯◯◯◯◯ あまりにも自明なことは書かない 病態:◯◯◯◯◯◯◯◯ 疫学:◯◯ 症状:◯◯ 診断:◯◯ 治療:◯◯ 予後:◯◯ 引用文献(雑誌名.年;巻:ページが最低限の情報)
#15. 考察 (過去の報告例との比較) 引用元 年齢/性別 症状 治療 転帰 その他 (これまでの報告の類似/相違点やそこから得られる本症例のポイント) ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ ◯◯◯◯◯◯◯◯◯
#16. 考察 (類推する病態,臨床上の特徴をキーメッセージに つなげるためのロジックを紹介) ◯◯◯◯◯ ◯◯◯◯◯ ◯◯◯◯◯ ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ ◯◯◯◯◯◯◯◯◯
結語とキーメッセージ
#17. 結語 (必要なら簡単な概要) キーメッセージ1文
#18. 症 【症例】 【主訴】 ◯◯歳 男性 ◯◯◯◯◯◯ 例 余白はだいたい揃える 【現病歴】 ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯