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シックデイ 完全対応マニュアル ~研修医1日目からわかる!薬を続ける・減らす・止めると受診の目安~ L1.png

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シックデイ 完全対応マニュアル ~研修医1日目からわかる!薬を続ける・減らす・止めると受診の目安~

投稿者プロフィール
三浦正樹 糖尿病専門医・指導医

医療法人鉄蕉会亀田総合病院

251

3

投稿した先生からのメッセージ

当直の電話で「この薬、止める?続ける?」と迷ったときに、開いてすぐ使える形にしました。早見表と受診の目安は保存用の頁にまとめています。

概要

研修医・後期研修医が、食べられない糖尿病患者の電話・外来・当直対応で迷わないためのシックデイ対応マニュアル。

まず「電話が来たら3ステップ」、薬ごとの早見表(続ける・減らす・止める)、受診の目安と電話トリアージ、上級医への相談の仕方と患者さんへの言い方の例、外来で前もって決める5項目、3つの架空症例とセルフチェック5問。

SGLT2阻害薬の正常血糖DKA、メトホルミン、SU薬、基礎インスリン、高齢者について、レビュー論文をもとにした「図で見る」しくみ図6枚つき。対象は非妊娠成人の外来・電話対応で2型中心です。小児・妊娠・周術期とDKA・HHSの治療詳細は扱いません。国内指針・電子添文・論文に基づきます。全出典はPDF末尾に記載しています。

亀田総合病院 三浦正樹。スマホは横向き推奨。

【COI】三浦正樹には、日本イーライリリー、ノボ ノルディスク ファーマ、田辺(既公表名:Mitsubishi Tanabe Pharma)、アストラゼネカ、アボットジャパン、デクスコムジャパン、大塚製薬、協和キリン、第一三共、バイエル、ノバルティス、住友ファーマ、興和、ライフスキャンジャパンの14社から講演料を受領したことがあります。14社は本資料の協賛企業一覧ではありません。この資料の作成について、企業からの依頼・報酬・資金提供は受けていません。

【AIの利用】AIを構成・文章・作図コードの補助に使用。場面図と臓器の絵はAI生成(架空・簡略化・医学的根拠には使っていません)。しくみ図と表は作者が論文をもとに設計し、コードで作図。症例はすべて教育用の架空症例です。

本スライドの対象者

研修医

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テキスト全文

シックデイ対応の基本と目次

#1.

外来・当直の電話相談 研修医1日目から使える シックデイ 完全対応マニュアル 薬を続ける・減らす・止める/受診の目安 66スライド・無料 糖尿病専門医が解説

#2.

シックデイ 完全対応マニュアル 〜研修医1日目からわかる!薬を続ける・減らす・止めると受診の目安〜 このスライドでわかること ① 薬ごとに、続ける・減らす・止めるを判断 ② 受診の目安と、正常血糖DKAの見逃し防止 ③ 電話トリアージを、架空症例で実践する ④ 研修医の動き方と、電話での伝え方 AI生成・架空の人物 三浦正樹|亀田総合病院 糖尿病内分泌内科|X:@DrMiura_Obesity 2026年10月|AI生成の場面図・臓器部品を使用(架空・簡略化) 保存用の早見表・受診の目安・電話トリアージ表つき 2 / 66

#3.

利益相反(COI)と制作について 三浦正樹の講演料受領歴は14社です(次頁に続く)。 日本イーライリリー/ノボ ノルディスク ファーマ 田辺(既公表名:Mitsubishi Tanabe Pharma)/アストラゼネカ/アボットジャパン この資料の作成について、 企業からの依頼・報酬・資金提供は受けていません。 14社は本資料の協賛企業一覧ではありません。 AI は構成・文章・作図コードの補助に使用。場面図と臓器の絵は AI 生成(架空・簡略化)。 しくみ図と表は作者が論文をもとに設計し、コードで作図。 スマホは横向きで読むと見やすい 14社の受領歴と、この資料の報酬は別に開示 3 / 66

#4.

利益相反(COI)|講演料受領歴の続き 三浦正樹の講演料受領歴(続き) デクスコムジャパン/大塚製薬/協和キリン/第一三共/バイエル ノバルティス/住友ファーマ/興和/ライフスキャンジャパン この資料の作成について、 企業からの依頼・報酬・資金提供は受けていません。 14社は本資料の協賛企業一覧ではありません。 14社の受領歴と、この資料の報酬は別に開示 4 / 66

#5.

対象は、非妊娠成人の外来相談 この資料で扱う 別の資料で確認する 研修医・非専門医の 電話・外来・当直対応 2型中心、1型は要点のみ 小児・妊娠・周術期 DKA・HHSの治療詳細 個々の患者の固定用量 資料の範囲。実際の対応は電子添文・事前指示・施設体制で判断。 個別の薬量・連絡先は主治医と事前に決める 5 / 66

#6.

目次|6つの章 1 まず結論と全体像 p.7〜 2 薬ごとの対応 p.15〜 3 受診の目安と電話対応 p.31〜 4 架空症例で練習 p.39〜 5 高齢者・当直・海外との違い p.46〜 6 まとめとセルフチェック p.50〜 保存用の頁は、題に「保存用」と書いてある 6 / 66

シックデイにおける高血糖と低血糖のメカニズム

#7.

研修医が電話で迷ったら AI生成のイメージ図(簡略化) 1 危険なサインを先に聞く:意識・息苦しさ ・腹痛・嘔吐 2 薬は名前で:SGLT2・メトホルミンは休薬、 基礎インスリンは原則継続 3 測る時刻と、次の連絡の時刻を決める 3ステップは作者の整理。詳しくは各章へ。 迷ったら「危険なサイン → 薬 → 次の連絡」の順で 日本糖尿病学会. 診療GL2024 日本糖尿病学会. SGLT2指針2022 JIHS糖尿病情報センター. シックデイ(2026年閲覧) 7 / 66

#8.

図で見る|シックデイで起きること 病気のストレス (感染・ 発熱など) 血糖を上げる ホルモン↑ (グルカゴンなど) ・サイトカイン↑ 腎障害 飲めないと 尿が増えて脱水 肝で糖が 増える・ インスリンが 効きにくい 高血糖 インスリン不足と重なると インスリン不足と重なると脂肪が分解され、 肝でケトンに Umpierrezら 2024 Dunganら 2009 高血糖・低血糖・脱水が、同 じ日に起こりうる ① 病気のストレスで、 血糖を上げるホルモン (グルカゴンなど)が増える ② インスリンが足りないと 脂肪が分解され、 肝臓でケトンになる ③ 尿に糖が出て水が抜け、 飲めないと腎臓が弱る Umpierrezら 2024・Dunganら 2009 をもとに作者作成 8 / 66

#9.

食べられない日も、高血糖になる ストレスで高血糖 いつもの薬で低血糖 発熱・感染症で インスリンに拮抗する ホルモンが増える 食事が減っても 同じ量の服薬・注射を 続けると低血糖にも シックデイ:食事が摂れず、脱水・ケトーシスになりやすい状態。 高血糖と低血糖の両方を確認する 日本糖尿病学会. 診療GL2024 JIHS糖尿病情報センター. シックデイ(2026年閲覧) 9 / 66

#10.

見落としたくない合併症は4つ DKA 正常血糖DKA インスリン不足で ケトアシドーシス SGLT2使用中は 高血糖がなくても起こる 脱水・急性腎障害 遷延する低血糖 下痢・嘔吐が続くと 脱水から腎障害へ SU薬は中止後も 低血糖が再発しうる DKA=糖尿病性ケトアシドーシス。4項目は作者による整理。 血糖だけで重症度を決めない 日本糖尿病学会. SGLT2指針2022 PMDA. アマリール添文2024 PMDA. オゼンピック添文2026 10 / 66

薬ごとの対応早見表と注意点

#11.

元気な日に、対応を文章にする 連絡先を決める 診療時間内と時間外の窓口・受診先を共有する。 薬名と対応を記す どの薬を止め、どの薬を続けるか文章で渡す。 連絡の目安を決める 食べられないときは早めに連絡。受診条件も伝える。 自己判断で全薬中断せず、薬ごとの約束を 日本糖尿病学会. 診療GL2024 JIHS糖尿病情報センター. シックデイ(2026年閲覧) 11 / 66

#12.

保存用|外来で前もって決める5項目 連絡先 平日・夜間の電話番号と、受診する場所 止める薬 SGLT2阻害薬・メトホルミンなどを名前で 続ける薬 基礎インスリンなど。量の目安も書く 測ること 血糖(測れればケトン)と、測る間隔 受診と再開 受診の目安と、薬を再開する時期 紙に書いて渡すと、電話での指示がぶれにくい(項目は作者の整理)。 後期研修医は、処方するときに患者さんと一緒に決めておく 日本糖尿病学会. 診療GL2024 JIHS糖尿病情報センター. シックデイ(2026年閲覧) スコットランド政府・HIS. 休薬カード2026 12 / 66

#13.

水分と糖質を、摂りやすい形で 基本は脱水予防と糖質補給 お粥・麺類・果汁など、摂れる形を選ぶ。 高齢者GL2023の目安 発熱時は水分を1~1.5 L余分に補給する。 同じく高齢者の糖質の目安 炭水化物50 gを3~4時間おき、1日200 gを目標。 心不全・透析などの水分制限は個別に決める 日本糖尿病学会. 診療GL2024 日本老年医学会・日本糖尿病学会. 高齢者GL2023 13 / 66

#14.

血糖に加え、ケトンも確認する 家庭では、できる範囲で 来院したら、測定する 血糖・ケトンを頻回に確認 高齢者は食事にかかわらず 1日に数回血糖を測る 血中・尿中ケトン体を測る 家庭で測れないことを 受診を遅らせる理由にしない GL2024は一定の測定間隔を指定していない。家庭の手段は事前確認。 来院時には血中・尿中ケトン体を測定する 日本糖尿病学会. 診療GL2024 日本老年医学会・日本糖尿病学会. 高齢者GL2023 14 / 66

#15.

保存用|薬ごとの対応早見表 表:主な薬のシックデイ時の基本 薬の分類 SGLT2阻害薬 メトホルミン SU薬・グリニド DPP-4阻害薬 GLP-1/GIP製剤 基礎インスリン 追加インスリン シックデイ時の基本 休薬 中止して相談 減量/中止を相談 事前の個別指示を確認 消化器症状・脱水は相談 原則続ける・量は個別 食事・血糖・ケトンで調整 根拠の種類 学会指針 電子添文 診療GL 診療GL:合意なし 診療GL:合意なし 診療GL 診療GL グリメピリドは下痢・嘔吐等の胃腸障害で禁忌(電子添文 2.4)。 全薬中断も、全薬をいつも通り続けるのも危険 JDS.GL2024 JDS.SGLT2指針2022 PMDA.メトグルコ2023 PMDA.アマリール2024 15 / 66

メトホルミンとSGLT2阻害薬の休薬指導

#16.

配合錠・その他の経口薬も確認する 配合錠に注意 SGLT2阻害薬・メトホルミンを含む配合錠も同じ扱い。 注射の配合剤・混合型インスリンは主治医へ確認。 α-GI・チアゾリジン α-GI:消化器症状が強ければ中止/チアゾリジン:中止可 イメグリミン 中止が望ましい(日本糖尿病学会・診療GL2024) 分類名だけでなく、配合されている成分を確認する 日本糖尿病学会. 診療GL2024 日本糖尿病学会. SGLT2指針2022 16 / 66

#17.

SGLT2阻害薬はシックデイに休薬 学会のRecommendation 発熱・下痢・嘔吐、十分に食事が摂れない日は休薬。 電子添文の禁忌と分ける 禁忌の例:重症ケトーシス、重症感染症・手術前後・重篤な外傷。 脱水しやすい併用薬・他科の処方も確認 利尿薬・ACE阻害薬・ARB・NSAIDsにも注意。 心不全・CKDで使っている人も、休薬の約束を処方医と事前に決める。 電子添文11.1.3:脱水が疑われる場合は、休薬や補液等の処置を行う。 休薬の根拠は、日本糖尿病学会の指針2022 日本糖尿病学会. SGLT2指針2022 PMDA. フォシーガ添文2025 17 / 66

#18.

図で見る|正常血糖DKAのしくみ SGLT2阻害薬 2型で報告 血糖は正常〜 軽い高値 (気づきにくい) 尿に糖が出る ケトン↑ (血糖が高く なくても) 腎でのケトン 再吸収↑:仮説 グルカゴン↑ 脂肪分解 → 肝でケトン インスリン↓ (減量・絶食 ・病気) 仕組みは完全には解明されていない Taylorら 2015 Petersら 2015 Umpierrezら 2024 血糖が高くなくても、ケト ンで評価する ① 尿に糖が出るので、 血糖は正常〜軽い高値に とどまることがある ② インスリンが減りやすく (減量・絶食など)、 グルカゴンが増える (仕組みの一部は仮説) ③ 血糖が高くなくても、 ケトンは増えうる Taylorら 2015・Petersら 2015・ Umpierrezら 2024 をもとに作者作成 18 / 66

#19.

血糖が高くなくても、DKAを疑う 血糖だけでは否定できない 症状からケトンを測る 国際合意2024では DKAの約10%が 血糖200 mg/dL未満 倦怠感・悪心嘔吐・腹痛 血中ケトンを確認し、 測れなければ尿で確認 海外の報告値。インスリン中断・食事不良・感染・脱水も誘因。 尿ケトンは早い時期に低めに出る。陰性でも症状があれば否定しない。 SGLT2使用中の倦怠感・嘔吐・腹痛を見逃さない 日本糖尿病学会. SGLT2指針2022 Umpierrez et al. Diabetes Care 2024 19 / 66

#20.

休薬後も、症状があれば受診する 服用を中止 作用が残る場合 症状を再評価 シックデイに休薬 尿糖排泄や ケトアシドーシスが 遷延する報告あり 悪心・腹痛・倦怠感 があれば受診 再開は、食事と水分が普段どおり摂れるようになってから (海外では24〜48時間が目安)。再開後もケトアシドーシスの症状に注意。 「昨日止めた」だけでは、安全とは判断できない PMDA. フォシーガ添文2025 日本糖尿病学会. SGLT2指針2022 スコットランド政府・HIS. 休薬カード2026 20 / 66

GLP-1製剤の使用と注意点

#21.

図で見る|メトホルミンと乳酸アシドーシス 嘔吐・下痢で 脱水 乳酸↑ 腎機能が 落ちる メトホルミンが 溜まる(腎臓 から出る薬) 肝・筋で乳酸を 処理しにくい 重なると 重なる原因:循環不全・敗血症・肝不全・過度の飲酒 メトホルミンだけで起きることは少ない → 脱水・感染のときは中止して重なりを防ぐ(22頁) Seeら 2024 下痢・嘔吐が続くときは、脱水と腎機 能を確認する ① メトホルミンは ほとんど代謝されず、 腎臓から出ていく ② 脱水などで腎臓が弱ると、 体に溜まりやすい ③ 溜まった上に循環不全・ 敗血症などが重なると、 乳酸が増える Seeら 2024 をもとに作者作成 21 / 66

#22.

メトホルミンは、いったん中止 重要な基本的注意 8.1(3) 発熱・下痢・嘔吐・食事摂取不良では中止して相談。 禁忌 2.1:脱水症・脱水が懸念される患者 経口摂取困難、下痢・嘔吐等の胃腸障害も含まれる。 造影検査は別の休薬ルール 電子添文ではヨード造影剤投与後48時間は再開しない。 脱水ではメトホルミンによる乳酸アシドーシスのおそれ(電子添文)。 電子添文8.1(3):シックデイ時は中止し医師に相談 PMDA. メトグルコ添文2023 22 / 66

#23.

GLP-1・チルゼパチドは脱水に注意 診療GL2024の記載 海外 ADA 2026 シックデイの インクレチン関連薬の 扱いに合意がないと記載 消化器症状が強い病気では 一時休薬が必要なことがある 週1回製剤も一律指示しない 下痢・嘔吐 → 脱水 → 急性腎障害のおそれ(添文の注意) 消化器症状・脱水は相談する。診療GL2024の記載と添文を分ける 日本糖尿病学会. 診療GL2024 ADA. Standards 2026 §6 PMDA. オゼンピック添文2026 8.9 PMDA. マンジャロ添文2026 8.12 23 / 66

#24.

GLP-1製剤の腹痛・低血糖・作用の持続 腹痛が強いときは膵炎・胆道の病気も考える 嘔吐を伴う持続的な激しい腹痛では使用を中止して受診。 オゼンピック電子添文8.7・8.11。 SU薬・インスリンと併用中は低血糖に注意 インクレチン指針2024(項目1)。併用薬も確認する。 週1回製剤は止めても作用がしばらく続く 次回投与は主治医へ相談(オゼンピック電子添文8.3)。 強い腹痛・併用薬・最終投与日を確認する PMDA. オゼンピック添文2026 日本糖尿病学会. インクレチン指針2024 24 / 66

#25.

GLP-1製剤はインスリンの代わりではない 切り替え後のDKA報告がある インスリンからの切り替え後に急激な高血糖・DKA。 シックデイでも役割は別 GLP-1/GIP製剤を理由に基礎インスリンを止めない。 血糖が上がるときはインスリンへの切り替えも含めて対応(診療GL2024)。 手術・内視鏡は別途確認 周術期の具体的対応は本資料の範囲外。処方医へ相談。 製剤を使っていても、必要なインスリンを中断しない 日本糖尿病学会. インクレチン指針2024 日本糖尿病学会. 診療GL2024 25 / 66

基礎インスリンの重要性と管理

#26.

図で見る|SU薬の低血糖が長引くわけ 血糖が低くても続く SU薬 インスリンが出る 低血糖 (作用は24時間 以上続くこと がある) 食事量と血糖で減量・中止。止めた後 も見守る ① 血糖の高さに関係なく、 インスリンを出させる 食事を抜く 腎機能が落ちる 薬が溜まる (グリメピリドなど) グリメピリド 活性代謝物あり・尿中約80% グリベンクラミド 活性代謝物あり・胆汁約50% グリクラジド 代謝物は不活性 ③ SU薬を飲んで 食事を抜くと、 低血糖になる グリピジド 代謝物は不活性 Solaら 2015 をもとに作者作成 ② グリメピリドなどは 活性代謝物があり、 腎臓が弱ると溜まりやすい (薬ごとに違う) 不活性でも、重い腎障害ではどの SU 薬も作用が延びて低血糖に注意 Solaら 2015 26 / 66

#27.

SU薬の低血糖は、中止後も長引く アマリールの警告と11.1.1 重篤で遷延する低血糖(警告)。 中止後も数日再発しうる(11.1.1)。 アマリールの禁忌 2.4 下痢・嘔吐等の胃腸障害のある患者。 抗菌薬などの併用にも注意 ADA 2026はST合剤・クラリスロマイシン等を例示。 食事量と血糖で減量・中止を判断。薬を全部確認 日本糖尿病学会. 診療GL2024 PMDA. アマリール添文2024 ADA. Standards 2026 §6 27 / 66

#28.

図で見る|基礎インスリンを止めない理由 基礎インスリン を切る(自己 判断の中断) インスリン不足 (グルカゴンが 優位に) 肝が糖を 出し続ける (食べて いなくても) 高血糖 脂肪が分解され、 肝でケトンに ケトン↑ → アシドーシス(DKA) 中断は DKA の主な誘因 (1型など分泌が少ない人でとくに) Umpierrezら 2024 Petersら 2015 自己判断で止めず、量は 個別の指示で ① 食べていなくても、 肝臓は糖を作って 出している ② 基礎インスリンが、 その糖づくりと ケトンづくりを抑えている ③ 基礎インスリンを切ると ケトンが増える。 中断は DKA の主な誘因 (1型などでとくに) Umpierrezら 2024・Petersら 2015 をもとに作者作成 28 / 66

#29.

基礎インスリンは、原則続ける 基礎=食事がなくても必要 追加=食事などに合わせる 中間型・持効型は原則継続 必要量は医療機関が 病状と血糖から個別に指示 糖質量・血糖・ケトンで調整 「食べないなら全員中止」 という固定ルールにしない JIHSの2型患者向けの目安:持効型を5~8割程度に減量することもある。 1型で一律に減らす意味ではない。自己判断で中断せず、個別の指示を確認する。 1型など分泌が少ない人では、中断がDKAの誘因 日本糖尿病学会. 診療GL2024 JIHS糖尿病情報センター. シックデイ(2026年閲覧) 29 / 66

#30.

1型は、インスリン中断とポンプに注意 インスリンポンプの人 ポンプのトラブルも疑い、ペン型へ切り替える手順を確認。 SGLT2阻害薬を併用している1型 特にDKAに注意。血糖が高くなくても症状からケトンを評価。 持効型「5〜8割」は2型の患者向けの目安 1型で一律に減らす意味ではない。必要量は主治医と個別に決める。 1型の量を一律に減らさず、個別の指示を確認する 日本糖尿病学会. SGLT2指針2022 日本老年医学会・日本糖尿病学会. 高齢者GL2023 30 / 66

受診の目安と電話相談の流れ

#31.

保存用|速やかに受診する目安 強い発熱・消化器症状 24時間の摂取困難 症状が強ければ速やかに受診 経口摂取不能/著しく少ない 高血糖持続・ケトン陽性 意識状態の悪化 血糖350 mg/dL以上の持続 血中高値/尿中強陽性 変化に気づいたら、すぐに対応 数値や時間まで待ってよい、という意味ではない 日本糖尿病学会. 診療GL2024 日本老年医学会・日本糖尿病学会. 高齢者GL2023 JIHS糖尿病情報センター. シックデイ(2026年閲覧) 31 / 66

#32.

保存用|受診の目安(補足) 高齢者GL2023の目安 激しい嘔吐・下痢が半日以上/高熱2日以上。 低血糖や低血糖を疑う症状が続くときも速やかに受診。 JIHS糖尿病情報センター(2026年閲覧) 38度以上の高熱が続く。 SGLT2使用中 高血糖がなくても症状から受診を判断する。 次の電話トリアージ表の3段階は作者の整理。再連絡の時間は患者ごとに約束する。 数値や時間まで待ってよい、という意味ではない 日本老年医学会・日本糖尿病学会. 高齢者GL2023 日本糖尿病学会. SGLT2指針2022 JIHS糖尿病情報センター. シックデイ(2026年閲覧) 32 / 66

#33.

ケトン3.0は診断の値、受診の線ではない 国内 GL2024 海外の合意 2024 受診目安は「血中高値」 ケトンの数値指定はない 高血糖がなくてもDKAはある 血中β-ヒドロキシ酪酸 3.0 mmol/L以上 はDKA診断の一要素 海外:血糖200 mg/dL以上または糖尿病既往+ケトン上昇+ pH 7.3未満かつ/またはHCO₃⁻ 18 mmol/L未満。国内GLとは分ける。 3.0未満でも、症状があれば受診して評価する 日本糖尿病学会. 診療GL2024 Umpierrez et al. Diabetes Care 2024 33 / 66

#34.

電話では、5項目を確認する 症状と経過 いつから/発熱・嘔吐・下痢・腹痛・息苦しさ 食事と水分 摂取量/飲んでも吐くか/尿量・体重の変化 血糖とケトン 測定値・推移/測れるならケトンも 薬の名前と最終使用 SGLT2・メトホルミン・SU・インスリン等 意識と全身状態 いつも通り応答するか/ぐったりしていないか 5項目への並べ替えは作者の整理。チェックリストは問診の抜けを防ぐため。 薬の名前は、お薬手帳も使って全部確認する 日本糖尿病学会. 診療GL2024 JIHS糖尿病情報センター. シックデイ(2026年閲覧) 34 / 66

#35.

保存用|電話相談を3段階に分ける 今すぐ救急 糖を摂っても戻らない低血糖/意識変化・嚥下の障害 水分が保てない・嘔吐持続/息苦しさ・強い腹痛 当日受診 SGLT2使用中の倦怠感・悪心嘔吐・腹痛 SU薬・インスリン使用中の低血糖 受診目安に該当/低血糖が続く・繰り返す 電話で指示 飲食でき、上の危険徴候がない場合 薬の指示と再連絡時刻・悪化時の行動を決める 血糖が高くなくても、SGLT2使用中の症状は評価 日本糖尿病学会. 診療GL2024 日本糖尿病学会. SGLT2指針2022 日本老年医学会・日本糖尿病学会. 高齢者GL2023 ADA. Standards 2026 §6 35 / 66

症例を通じたシックデイの対応

#36.

電話で伝える言い方(例) 止める薬 「SGLT2の薬とメトホルミンは、普段どおり食べて飲めるまでお休み」 続ける薬と水分 「持効型は決めた量で続けて。水やお茶と、お粥・果汁など糖分も」 悪化したとき 「吐き続ける・息苦しいときは待たずに受診。○時にまた電話を」 言い方は例。薬の名前・量・連絡先は、その人の処方と施設の決まりに合わせる。 専門用語を避け、薬は名前で、時刻を決めて伝える 日本糖尿病学会. 診療GL2024 日本糖尿病学会. SGLT2指針2022 JIHS糖尿病情報センター. シックデイ(2026年閲覧) 36 / 66

#37.

研修医の動き方|ひとりで決めない すぐ救急・上級医へ 「今すぐ救急」に当たる、または判断に迷うとき 上級医・主治医に相談 SGLT2使用中の症状・インスリン量の変更・1型やポンプ 相談で伝える4点 症状と経過・薬の名前・血糖とケトン・自分の判断 相談の基準は作者の整理。施設の決まりがあれば、それに従う。 電話を切る前に、相談先と次の連絡を決める 日本糖尿病学会. SGLT2指針2022 日本糖尿病学会. 診療GL2024 日本老年医学会・日本糖尿病学会. 高齢者GL2023 37 / 66

#38.

保存用|低血糖の応急対応 意識があり、飲み込めるなら ブドウ糖(または糖を含む飲み物)を摂ったあと、測り直す。 α-GI併用中はブドウ糖を使う。 意識・飲み込みに問題があれば 飲食させず救急要請する。 SU薬では改善後も再発しうる SU薬・インスリン使用中の低血糖や、持続・再発は当日受診。 糖を摂っても戻らない/意識・嚥下の障害は救急要請 日本糖尿病学会. 診療GL2024 ADA. Standards 2026 §6 PMDA. アマリール添文2024 38 / 66

#39.

症例1|嘔吐・下痢で食べられない ※教育用の架空症例です 60代・2型糖尿病。昨日から嘔吐・下痢、食事は半分以下。 メトホルミン・SGLT2阻害薬・DPP-4阻害薬を内服。 AI生成・架空の患者 水分は少しずつ摂れる。意識は清明で、電話で相談。 処方量は設定していません。判断の過程を学ぶための症例です。 問い:どの薬を止め、どんな症状なら受診する? 39 / 66

#40.

症例1|止める薬を、名前で伝える メトホルミン・SGLT2阻害薬を休薬 主治医の指示につなぐ。DPP-4阻害薬は事前指示を確認。 今日中に受診してもらう SGLT2阻害薬を飲んでいて嘔吐があるため、 血糖が高くなくてもケトン・脱水・腎機能を評価する。 救急につなぐ変化も伝える 意識変化・息苦しさ・強い腹痛、水分が保てない。 教育用の架空症例の解説。実患者の用量指示ではありません。 悪化したら、経過時間を待たず救急へつなぐ 日本糖尿病学会. 診療GL2024 日本糖尿病学会. SGLT2指針2022 PMDA. メトグルコ添文2023 PMDA. ジャヌビア添文2026 40 / 66

高齢者におけるシックデイの注意点

#41.

症例2|血糖は高くないが、息が速い ※教育用の架空症例です 50代・2型糖尿病。SGLT2阻害薬を内服中。 発熱・嘔気で食事がほとんど摂れず、血糖は高くない。 来院時は倦怠感・腹痛があり、呼吸がやや速い。 処方量は設定していません。判断の過程を学ぶための症例です。 問い:血糖が高くなければ、DKAを否定できる? 41 / 66

#42.

症例2|ケトンと血液ガスで評価する 正常血糖DKAを疑う SGLT2阻害薬使用中の症状を、血糖だけで片づけない。 ケトン・血液ガス・電解質を確認 pH・HCO₃⁻も評価する。中止後でも可能性は残る。 治療は専門医と進める 正常血糖DKAでもインスリンが必要。ブドウ糖を併用。 教育用の架空症例の解説。実患者の用量指示ではありません。 血糖だけで否定しない。速やかに専門医へ相談 日本糖尿病学会. 診療GL2024 日本糖尿病学会. SGLT2指針2022 PMDA. フォシーガ添文2025 Umpierrez et al. Diabetes Care 2024 42 / 66

#43.

症例3|高齢者に食欲低下と下痢 ※教育用の架空症例です 80代・2型糖尿病。SU薬と週1回のGLP-1製剤を使用。 数日前から食欲が低下し、下痢が続き、口が渇く。 家族から電話。血糖・飲水量・意識状態はこれから確認。 処方量は設定していません。判断の過程を学ぶための症例です。 問い:低血糖と脱水、どちらを確認する? 43 / 66

#44.

症例3|低血糖と脱水を両方みる SU薬:薬名を確認し、低血糖を評価 グリメピリドは下痢・嘔吐等の胃腸障害では禁忌(2.4)。 他のSU薬まで一律の禁忌に広げず、低血糖と再発を評価。 GLP-1製剤:脱水・腎障害を評価 高齢者の消化器症状では減量・中止を考える(インクレチン指針2024)。 今日中に受診 数日続く下痢と口渇があり、高齢者の受診目安に当たる。 血糖・腎機能・電解質をみる。 教育用の架空症例の解説。実患者の用量指示ではありません。 SU薬とGLP-1製剤を、同じ理由で扱わない 日本老年医学会・日本糖尿病学会. 高齢者GL2023 PMDA. オゼンピック添文2026 PMDA. アマリール添文2024 日本糖尿病学会. インクレチン指針2024 44 / 66

#45.

図で見る|高齢者のサインは小さい のどが渇きにくい ・水を取りにくい 脱水 高浸透圧の 高血糖(HHS) ・腎障害 高血糖で 尿が増える 低血糖への 体の反応が弱い ① のどが渇きにくく、 水も取りにくいので 脱水に気づきにくい ② 脱水から高浸透圧の 高血糖(HHS)に進みやすい 低血糖を くり返し、 無自覚に 症状が認知症 と間違われる ことがある 高齢者は DKA より HHS 単独・混合型が多い Umpierrezら 2024 本人の訴えが少なくても、血糖・脱水・ 腎機能を確認する Freeman 2019 ③ 低血糖の症状が、 認知症のように 見えることがある Umpierrezら 2024・Freeman 2019 をもとに作者作成 45 / 66

#46.

高齢者は、脱水と低血糖に気づきにくい 口渇が目立たないこともある 高齢者は口渇を感じにくく、脱水の認知が遅れることがある。 高浸透圧高血糖状態にもなりうる 脱水と高血糖が重なっていないか評価する。 低血糖の症状が出にくい 典型的な症状が弱く、普段と違う反応・ふらつきにも注意。 症状が目立たなくても、血糖・脱水・腎機能を確認する 日本老年医学会・日本糖尿病学会. 高齢者GL2023 日本糖尿病学会. 診療GL2024 PMDA. フォシーガ添文2025 46 / 66

参考文献と今後の指針

#47.

当直では、血糖とケトンから確認 血糖・血中/尿中ケトン体 高血糖が目立たない場合も、ケトンを測定する。 血液ガス・電解質・腎機能・乳酸 DKA・脱水・急性腎障害を評価する。 メトホルミン使用中は乳酸アシドーシスも評価する。 薬名と、最後に使った日時 SGLT2・メトホルミン・SU・インスリン等を確認する。 バイタル・意識と血清浸透圧も確認し、高浸透圧高血糖状態を評価する。 血糖・ケトン・酸塩基・腎機能をまとめて評価 日本糖尿病学会. 診療GL2024 PMDA. メトグルコ添文2023 Umpierrez et al. Diabetes Care 2024 47 / 66

#48.

休薬指導の効果には、研究の限界がある 74文献のレビュー 26人の専門家の合意 臨床転帰の改善を 示した研究はなかった 主に専門家の意見に基づく 休薬・再開の合意はある 効果を示す試験ではない 適用は患者ごとに判断 Watson 2022:スコーピングレビュー。2023:修正デルファイ法。 指針は重要だが、転帰改善の証拠とは区別する Watson et al. Kidney Med 2022 Watson et al. Am J Kidney Dis 2023 48 / 66

#49.

降圧薬などの休薬範囲は、国で違う 米国 ADA 2026 英国スコットランド 飲食困難・AKI懸念で メトホルミン・SGLT2休薬 消化器症状ならGLP-1も検討 SGLT2・メトホルミンに ACE阻害薬・ARB・利尿薬・ NSAIDsを含むSADMAN 海外資料の紹介。国内の一律休薬・一律再開の指示にはしない。 日本の添文・指針を優先し、他科の薬は処方医へ相談 ADA. Standards 2026 §6 スコットランド政府・HIS. 休薬カード2026 スコットランド政府・HIS. 専門職向け2026 49 / 66

#50.

よくある誤解を、3つ修正する 「食べないから全部止める」 基礎インスリンは継続が原則。量は個別に指示する。 「血糖が高くないからDKAではない」 SGLT2使用中は正常血糖DKAも評価する。 「GLP-1製剤はシックデイと無関係」 下痢・嘔吐からの脱水と急性腎障害に注意する。 全薬中断・血糖だけの判断・脱水の見落としを防ぐ 日本糖尿病学会. 診療GL2024 PMDA. オゼンピック添文2026 日本糖尿病学会. SGLT2指針2022 50 / 66

#51.

セルフチェック|5問 Q1 血糖が高くなければ、DKAは否定できる? Q2 食べられない日、持効型インスリンは止める? Q3 メトホルミンは、シックデイにどうする? Q4 SU薬を止めた翌日も、低血糖は起こる? Q5 ケトン3.0未満なら、受診は要らない? 答えは次の頁。迷った問題は、その章を見直す 51 / 66

#52.

セルフチェック|答え A1 否定できない。SGLT2使用中は正常血糖DKAがある A2 原則続ける。量は個別に決める A3 いったん中止(添文8.1(3))。脱水が懸念されれば禁忌(2.1) A4 起こりうる。中止後も数日、再発することがある A5 要らないとは言えない。症状があれば受診して評価 迷った問題は、2章・3章の頁で見直す 日本糖尿病学会. SGLT2指針2022 日本糖尿病学会. 診療GL2024 PMDA. メトグルコ添文2023 PMDA. アマリール添文2024 52 / 66

#53.

明日から、電話対応を3つ変える 問診を5項目で揃える 症状・食事と水分・血糖とケトン・薬・意識を記録。 受診先と再連絡を決める 救急/当日受診/電話で個別指示。悪化時の行動も共有。 止める薬・続ける薬を名前で復唱 SGLT2・メトホルミンは休薬。基礎インスリンは原則継続。 5つ聞く → 緊急度を決める → 薬の指示を言葉にする 日本糖尿病学会. 診療GL2024 PMDA. メトグルコ添文2023 日本糖尿病学会. SGLT2指針2022 53 / 66

#54.

亀田総合病院 糖尿病内分泌内科 専門研修・見学を希望の方へ 糖尿病・内分泌・肥満症を総合的に学べる環境です 見学申込:専門研修・見学のご案内(見学申込ページを開く) X:@DrMiura_Obesity(質問もお気軽に) このスライドについて 内容の誤りや改善点は、コメントか X でお知らせください 2026年10月版。ガイドラインの改訂時に更新します 出典は各頁の下と、末尾の参考文献の頁から原典を開けます 作成:三浦正樹|亀田総合病院 糖尿病内分泌内科 部長 54 / 66

#55.

参考文献|原典を確認する 1 日本糖尿病学会 編・著(南江堂) 糖尿病診療ガイドライン2024. 第20章 糖尿病における急性代謝失調・シックデイ(感染症を含む). 2024; pp.447–465(Q20-8:pp.459–460) 2024年|公式原典へのリンク 日本糖尿病学会 SGLT2阻害薬の適正使用に関する委員会 糖尿病治療における SGLT2 阻害薬の適正使用に関する Recommendation(2022年7月26日改訂) PDF 6頁(Recommendation 1〜8、副作用の事例と対策) 2022年|公式原典へのリンク 末尾のリンク行から、DOIまたは公式原典へ移動 55 / 66

#56.

参考文献|原典を確認する 2 日本糖尿病学会 薬剤の安全使用に関する委員会 インクレチン関連薬の安全な使用に関する Recommendation 第2版(2024年5月18日) PDF 4頁 2024年|公式原典へのリンク 日本老年医学会・日本糖尿病学会 編・著(南江堂) 高齢者糖尿病診療ガイドライン2023 XI. 低血糖およびシックデイ対策(Q XI-3・Q XI-4) pp.179–181 2023年|公式原典へのリンク 末尾のリンク行から、DOIまたは公式原典へ移動 56 / 66

#57.

参考文献|原典を確認する 3 国立健康危機管理研究機構(JIHS)糖尿病情報センター シックデイ(一般の方へ/治療のはなし) Web(初回掲載 2015年10月27日、2026年10月26日閲覧) 2015年|公式原典へのリンク アストラゼネカ株式会社 フォシーガ錠5mg/10mg(ダパグリフロジン)電子添文 2025年4月改訂(第7版) 2.2・2.3・8.3・8.6・8.6.1・8.6.2・9.1.1・11.1.3・11.1.4 2025年|公式原典へのリンク 末尾のリンク行から、DOIまたは公式原典へ移動 57 / 66

#58.

参考文献|原典を確認する 4 住友ファーマ株式会社 メトグルコ錠250mg/500mg(メトホルミン塩酸塩)電子添文 2023年11月改訂(第5版) 1.警告・2.1〜2.4・8.1(2)(3)(4)・9.2.2・10.1・10.2・11.1.1 2023年|公式原典へのリンク ノボ ノルディスク ファーマ株式会社 オゼンピック皮下注2mg(セマグルチド)電子添文 2026年5月改訂(第6版) 2.2・2.3・8.1・8.3・8.7〜8.9・8.11・9.1.3・9.1.5・11.1.1・11.1.2 2026年|公式原典へのリンク 末尾のリンク行から、DOIまたは公式原典へ移動 58 / 66

#59.

参考文献|原典を確認する 5 日本イーライリリー株式会社(販売:田辺ファーマ株式会社) マンジャロ皮下注アテオス(チルゼパチド)電子添文 2026年9月改訂(第11版) 2.2・2.3・8.1・8.6・8.7・8.9・8.12・9.1.3・9.1.6・11.1.1 2026年|公式原典へのリンク サノフィ株式会社 アマリール0.5mg/1mg/3mg錠(グリメピリド)電子添文 2024年3月改訂(第2版) 1.警告・2.1〜2.4・8.3・9.1.1・9.8・11.1.1 2024年|公式原典へのリンク 末尾のリンク行から、DOIまたは公式原典へ移動 59 / 66

#60.

参考文献|原典を確認する 6 MSD株式会社 ジャヌビア錠(シタグリプチン)電子添文 2026年6月改訂(第5版) 2.2・2.3・9.1.1・10.2・11.1.3 2026年|公式原典へのリンク American Diabetes Association Professional Practice Committee for Diabetes 6. Glycemic Goals, Hypoglycemia, and Hyperglycemic Crises: Standards of Care in Diabetes—2026 Diabetes Care 2026;49(Suppl 1):S132–S149 DOI: 10.2337/dc26-S006 末尾のリンク行から、DOIまたは公式原典へ移動 60 / 66

#61.

参考文献|原典を確認する 7 Umpierrez GE, Davis GM, ElSayed NA, et al. Hyperglycemic Crises in Adults With Diabetes: A Consensus Report Diabetes Care. 2024;47(8):1257–1275. DOI: 10.2337/dci24-0032 Watson KE, Dhaliwal K, McMurtry E, et al. Sick Day Medication Guidance for People With Diabetes, Kidney Disease, or Cardiovascular Disease: A Systematic Scoping Review Kidney Med 2022;4(9):100491 DOI: 10.1016/j.xkme.2022.100491 末尾のリンク行から、DOIまたは公式原典へ移動 61 / 66

#62.

参考文献|原典を確認する 8 Watson KE, Dhaliwal K, Robertshaw S, et al. Consensus Recommendations for Sick Day Medication Guidance for People With Diabetes, Kidney, or Cardiovascular Disease: A Modified Delphi Process Am J Kidney Dis 2023;81(5):564–574 DOI: 10.1053/j.ajkd.2022.10.012 Trend Diabetes(旧 TREND-UK) Type 2 diabetes: What to do when you are ill(Updated July 2025) A5 リーフレット(Content to be reviewed September 2027) 2025年|公式原典へのリンク 末尾のリンク行から、DOIまたは公式原典へ移動 62 / 66

#63.

参考文献|原典を確認する 9 Effective Prescribing and Therapeutics Division, Scottish Government・Healthcare Improvement Scotland Medicines sick day guidance card(Version 4, June 2026) A6 カード 2026年|公式原典へのリンク Scottish Government・Healthcare Improvement Scotland NHS Medicine sick day guidance – information for professionals(June 2026) PDF 2026年|公式原典へのリンク 末尾のリンク行から、DOIまたは公式原典へ移動 63 / 66

#64.

参考文献|原典を確認する 10 Peters AL, Buschur EO, Buse JB, Cohan P, Diner JC, Hirsch IB Euglycemic Diabetic Ketoacidosis: A Potential Complication of Treatment With Sodium-Glucose Cotransporter 2 Inhibition Diabetes Care 2015;38(9):1687–1693 DOI: 10.2337/dc15-0843 Dungan KM ほか Stress hyperglycaemia Lancet 2009;373:1798-807 DOI: 10.1016/S0140-6736(09)60553-5 末尾のリンク行から、DOIまたは公式原典へ移動 64 / 66

#65.

参考文献|原典を確認する 11 Taylor SI ほか SGLT2 Inhibitors May Predispose to Ketoacidosis JCEM 2015;100(8):2849-52 DOI: 10.1210/jc.2015-1884 See KC Metformin-associated lactic acidosis: A mini review of pathophysiology… World J Diabetes 2024;15(6):1178-86 DOI: 10.4239/wjd.v15.i6.1178 末尾のリンク行から、DOIまたは公式原典へ移動 65 / 66

#66.

参考文献|原典を確認する 12 Sola D ほか Sulfonylureas and their use in clinical practice Arch Med Sci 2015;11(4):840-8 DOI: 10.5114/aoms.2015.53304 Freeman J Management of hypoglycemia in older adults with type 2 diabetes Postgrad Med 2019;131(4):241-50 DOI: 10.1080/00325481.2019.1578590 末尾のリンク行から、DOIまたは公式原典へ移動 66 / 66

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