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岩崎 雄樹

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肥満症の薬物療法 実践ガイド|ウゴービ・ゼップバウンドの適応・作用機序・継続支援

投稿者プロフィール
三浦正樹 糖尿病専門医・指導医

医療法人鉄蕉会亀田総合病院

52

1

投稿した先生からのメッセージ

「この注射、私にも使えますか?」という相談から、診断・適応・保険・安全性を順番に整理できる資料を目指しました。薬剤それぞれの特徴を、患者さんの目標と結び付けて考える際にご活用ください。導入前の確認表や効能別の継続条件は、保存して見返せる形にしています。

概要

研修医・非専門医のために、ウゴービとゼップバウンドの特徴を58枚で整理しました。患者さんの健康課題に合わせて、導入前から継続・終了までに確認したいポイントをまとめています。

【このスライドで確認できること】

・肥満症の診断、国内承認適応、保険診療の要件

・作用機序と受容体分布:ヒト・動物・培養細胞の知見を区別

・導入前評価、用法用量、安全性、継続・終了時の確認

・心血管・腎・肝の研究結果と承認適応の違い

・代謝機能障害関連脂肪肝炎(MASH)、閉塞性睡眠時無呼吸症候群の条件

・最適使用推進ガイドラインに沿った施設体制・栄養支援

2026年9月21日時点の資料に基づき、日本の電子添文の範囲内での使用を扱っています。個別の診療では最新の電子添文、最適使用推進ガイドライン、保険通知をご確認ください。適応外使用の提案は含みません。

音声や発表者ノートなしで読める構成です。出典と原典の確認範囲をスライド内に記載しています。一部論文は抄録確認までです。AI生成画像は架空の相談場面・概念図であり、実在患者や正確な分子構造を示すものではありません。

【制作・利益相反】

完全自主制作で、今回の資料に企業の依頼・資金・物品提供・内容の事前確認はありません。

三浦正樹には、日本イーライリリー、ノボ ノルディスク ファーマ、田辺(既公表名:Mitsubishi Tanabe Pharma)、アストラゼネカ、アボットジャパン、デクスコムジャパン、大塚製薬、協和キリン、第一三共、バイエル、ノバルティス、住友ファーマ、興和、ライフスキャンジャパンからの講演料受領歴があります。既公表の14社から変更なし(2026年9月21日 本人確認)。

一般向けの医学解説:

https://www.youtube.com/channel/UCeK5FvO8XCXQyEhWNMHojGw

本スライドの対象者

研修医/専攻医

参考文献

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テキスト全文

肥満症の薬物療法実践ガイドの概要

#1.

研修医・非専門医のための 肥満症の 薬物療法 実践ガイド ウゴービ・ゼップバウンド 導入前評価から継続支援まで 医師 三浦正樹 AI生成の架空イラスト 2026年9月21日版

#2.

GUIDE MAP 健康課題に合わせて、特徴を整理 出典 S12・S02・S04(巻末の出典一覧にURL・書誌情報) 02 01 治療の目的 本人が困っていることと 改善したい健康課題を整理 02 適応と条件 診断・承認適応・保険の 要件を分けて確認 03 続ける支援 食事・活動と併用し、 安全性と通院体制を確認 本資料の処方提案は日本の電子添文の範囲内。適応外使用は推奨しません。

#3.

FICTIONAL CASE 「この注射、私にも使えますか?」 編集上の整理・架空の相談例 03 薬の名前から始まった相談を、 その人の生活の話へ。 まず尋ねたいこと ・何にいちばん困っていますか? ・これまで何を試しましたか? ・治療で何ができるようになりたいですか?

肥満症の診断と保険適応の確認

#4.

THREE GATES 診断・承認適応・保険は、別々の確認 出典 S12・S02・S04(巻末の出典一覧にURL・書誌情報) 04 01 診断 肥満症としての評価 健康障害・経過・背景 02 承認適応 薬剤・効能別の条件 電子添文の第4・5項 03 保険診療 最適使用推進GLと通知 患者・施設・記録の要件 処方は国内の効能・患者条件・用法用量に従い、保険診療の要件も別に照合します。

#5.

LABEL COMPARISON 肥満症の適応:入口の条件を比較 S12 PMDA ウゴービMD 電子添文 2026年6月 第2–11項・第3.1項 / S02 PMDA ゼップバウンド 電子添文 2026年9月 第2–11項 05 両剤ともBMI・健康障害の条件が必要。保険条件は別表で整理します。 ※2型糖尿病、耐糖能異常等。高血圧・脂質異常症のない耐糖能異常等には第5.2項の追加条件あり。 本表は肥満症の承認適応の要約。保険要件・他の効能は別に確認します。

#6.

ELIGIBILITY LOGIC BMIだけで判断せず、条件をつなぐ S12 PMDA ウゴービMD 電子添文 2026年6月 第2–11項・第3.1項 / S02 PMDA ゼップバウンド 電子添文 2026年9月 第2–11項 06 前頁の併存状態 + 食事・運動療法で効果不十分 BMI 27以上 肥満に関連する健康障害 2つ以上 または BMI 35以上 前頁の共通条件は こちらでも必要 BMIの単位:kg/m² | 肥満症の適応条件の概念図。最終判断は電子添文全体と保険要件を照合。

ウゴービとゼップバウンドの作用機序

#7.

INDICATION UPDATE 追加された効能は、別の入口で考える S12 PMDA ウゴービMD 電子添文 2026年6月 第2–11項・第3.1項 / S02 PMDA ゼップバウンド 電子添文 2026年9月 第2–11項 07 各疾患の診断・重症度と、電子添文の 「5.効能又は効果に関連する注意」の条件を確認します。

#8.

作用機序の入口 両剤が作用する受容体 M01 ウゴービMD 電子添文 2026年6月 p.7 第18項 / M02 ゼップバウンド 電子添文 2026年9月 p.8 第18項 08 AI概念図:分子構造・結合部位の再現ではありません ウゴービ(セマグルチド) GLP-1受容体を選択的に活性化 ゼップバウンド(チルゼパチド) GIP受容体とGLP-1受容体を活性化 細胞内の情報伝達物質cAMPが増加。 受容体の種類数と、効果の大きさは分けて評価します。

#9.

国内電子添文と非臨床の位置づけ ウゴービ:食欲調節のしくみ M01 ウゴービMD 電子添文 2026年6月 p.7 第18項 09 臓器のAIイメージ。脳内分布・神経経路の図ではありません 脳への作用を示す基礎研究 視床下部・脳幹のGLP-1受容体を介した 食事摂取調節への関与が考えられます。 この部位の説明は非臨床試験に基づきます。 ヒトでは摂取エネルギーの減少を確認 体重減少の説明は、中枢の食欲調節と ヒトでの摂取量・体重の観察を分けて示します。

#10.

電子添文の説明と実験条件 ゼップバウンド:中枢と脂肪組織 M02 ゼップバウンド 電子添文 2026年9月 p.8 第18項 / S25 Campbell 2022 / PMID 35192688(抄録) 10 AI概念図:受容体の位置・量を表す図ではありません 国内電子添文の作用機序 中枢のGIP・GLP-1受容体を介する食欲調節と、 脂肪細胞GIP受容体を介する代謝作用により 体重減少を示すと考えられます。 実験結果は、その条件を添えて紹介 脂質の取り込み・分解:培養ヒト脂肪細胞。 エネルギー消費:肥満マウスでの知見。 ヒト生体内の局在や寄与率は別に評価します。

臨床試験の結果と処方条件

#11.

ヒト・サル組織の局在研究 GLP-1受容体:臓器内の「どの細胞」か S23 Pyke 2014 / PMID 24467746(抄録) 11 AI臓器イメージ 受容体の分布・密度は示していません 検証済み抗体・リガンド結合で評価 膵臓:主にβ細胞。腺房細胞は弱い発現。 心臓:洞房結節の心筋細胞。 腎臓・肺:動脈・細動脈壁の平滑筋細胞。 消化管:十二指腸ブルンネル腺、 胃の壁細胞・平滑筋、腸管神経叢など。 同研究では霊長類の肝臓で検出されず。 受容体の局在と臨床効果は、別の根拠で説明します。

#12.

ヒト由来試料・動物・遺伝子発現を区別 GIP受容体:研究の対象と測定法を併記 出典 S24・S25・S26(巻末の出典一覧にURL・書誌情報) 12 受容体のRNA発現、タンパク局在、薬剤の結合・作用は異なる測定です。 各組織の発現を、臨床効果の大きさや優劣に直結させません。

#13.

作用機序図を誤解なく使う 受容体分布から臨床へ:3つの確認 出典 M01・M02・S23・S24・S26(巻末の出典一覧にURL・書誌情報) 13 同じ受容体でも、組織・細胞・動物種によって解釈が変わります。 ヒトiPS由来の膵島様細胞も、成人ヒトの生体内膵島とは区別します。

#14.

研究紹介:国内の処方条件とは別に確認 直接比較試験の対象と用量を確認 S03 SURMOUNT-5 / NEJM 2025 / PMID 40353578 14 SURMOUNT-5 2型糖尿病のない肥満成人 751人 無作為化・非盲検/72週間/Eli Lilly資金提供

肥満症治療の継続支援と評価方法

#15.

STUDY RESULT 直接比較で分かるのは、この条件での減量 S03 SURMOUNT-5 / NEJM 2025 / PMID 40353578 15 チルゼパチド −20.2% セマグルチド −13.7% 最小二乗平均。95%信頼区間:−21.4〜−19.1% / −14.9〜−12.6%。群間比較 p<0.001。 試験条件での減量結果です。国内の処方は電子添文第4–7項に従います。 試験の対象・用量を、そのまま個別の処方条件に置き換えません。

#16.

SHARED GOALS ゴールを、体重の先に置く 編集上の整理・架空の相談例 16 「娘と歩く時間を、 もう少し楽しみたい」 架空の相談例 本人が大切にしたい生活を聞き、 健康課題と一緒に記録する。 具体的な評価方法は、 病状と希望に合わせて決める。

#17.

CONSULTATION CHECKLIST 保存用:導入判断で揃える情報 出典 S12・S02・S04(巻末の出典一覧にURL・書誌情報) 17 編集上の整理案。単独で適応や保険請求を判定するチェックシートではありません。

#18.

INSURANCE 承認適応と保険条件には差がある S02 PMDA ゼップバウンド 電子添文 2026年9月 第2–11項 / S13 厚労省 保医発0518第2号 2026-05-18 p.2 18 承認適応と保険給付の範囲を区別します。保険診療は双方の要件を確認。 電子添文の適応外に対象を広げる処方は、本資料では提案しません。

#19.

BEFORE START 開始前の支援を、時間軸で確認 S04 肥満症GL セマグルチド 2026年6月 pp.17–20 / S05 肥満症GL チルゼパチド 2026年5月 pp.20–23 19 01 6か月以上 処方施設で計画的な 食事療法・運動療法 02 2か月に1回以上 管理栄養士による 栄養指導 03 併存疾患の治療 高血圧・脂質異常症・ 2型糖尿病の少なくとも 1つに適切な薬物療法 肥満症の最適使用推進GLの要約。開始前の実施内容・期間を記録します。

薬剤の安全性と禁忌の確認

#20.

CARE TEAM 処方施設の要件も、導入前に確認 S04 肥満症GL セマグルチド 2026年6月 pp.17–20 / S05 肥満症GL チルゼパチド 2026年5月 pp.20–23 20 正式要件の全文:セマグルチド pp.17–18/チルゼパチド pp.20–21

#21.

DEVICE MDペンは、1本に4回投与分 S12 PMDA ウゴービMD 電子添文 2026年6月 第2–11項・第3.1項 21 1回の処方量と、1本に入っている量を区別 含量は電子添文第3.1項の値。投与量固定・複数回使用製剤です。 操作は付属の取扱説明書に沿って練習し、本人の手技を確認します。

#22.

TITRATION ウゴービMD:段階的に増量 S12 PMDA ウゴービMD 電子添文 2026年6月 第2–11項・第3.1項 22 0.25 mg 1–4週 0.5 mg 5–8週 1.0 mg 9–12週 1.7 mg 13–16週 2.4 mg 以降継続 週1回。通常は4週間の間隔で増量します。 胃腸症状などで忍容性が得られない場合は、減量や増量延期を検討。 患者の状態に応じて適宜減量。電子添文にない分割投与・クリック数調整は扱いません。

#23.

用量 ゼップバウンド:効能別に維持量が異なる S02 PMDA ゼップバウンド 電子添文 2026年9月 第2–11項 23 どちらも週1回2.5 mgから開始し、通常4週ごとに2.5 mgずつ増量 胃腸症状などがある場合は、減量・増量延期を検討。 試験での用量と、国内の効能別用法・用量を区別します。

#24.

両剤の安全確認 導入前:禁忌と既往歴を確認 S12 PMDA ウゴービMD 電子添文 2026年6月 第2–11項・第3.1項 / S02 PMDA ゼップバウンド 電子添文 2026年9月 第2–11項 24 妊娠・併用薬は次頁でも確認。インスリンの代わりに自己判断で使用しません。 安全性の要点を抜粋した資料です。処方時は電子添文全体を確認します。

併用薬と診療連携の重要性

#25.

両剤の安全確認 妊娠の予定と併用薬を、先に確認 S12 PMDA ウゴービMD 電子添文 2026年6月 第2–11項・第3.1項 / S02 PMDA ゼップバウンド 電子添文 2026年9月 第2–11項 25 ゼップバウンド:開始・増量直後は、経口避妊薬の効果が弱まるおそれ。 授乳・避妊方法も含め、本人と相談し、薬剤ごとの注意を確認します。

#26.

併用薬と診療連携 低血糖と処置時のリスクを共有 S12 PMDA ウゴービMD 電子添文 2026年6月 第2–11項・第3.1項 / S02 PMDA ゼップバウンド 電子添文 2026年9月 第2–11項 26 休薬の要否・期間は、処置と患者の状態に合わせて担当者が判断します。 低血糖時の対応と、異常時の連絡先を開始前に説明しておきます。

#27.

SAFETY 胃腸症状は、重症度を見極める S12 PMDA ウゴービMD 電子添文 2026年6月 第2–11項・第3.1項 / S02 PMDA ゼップバウンド 電子添文 2026年9月 第2–11項 27 腹痛では膵炎・胆道疾患・腸閉塞等も評価。電子添文第7–11項と照合します。

#28.

FOLLOW-UP 肥満症の継続判断と投与期間 S04 肥満症GL セマグルチド 2026年6月 pp.17–20 / S05 肥満症GL チルゼパチド 2026年5月 pp.20–23 28 開始後は毎月、体重・血糖・血圧・脂質等を確認。 3–4か月投与しても改善傾向がなければ、投与を中止します。 この期間をMASHや睡眠時無呼吸の効能へ転用せず、効能別GLを確認します。

#29.

LITERATURE 最新レビューは、比較の全体像に使う S14 BMJ 2026 / PMID 42419792 / S15 ORCP 2026 / PMID 41723034 29 確認範囲は抄録。全文・補足資料の評価前のため、統合効果量は掲載していません。

国内の使用条件と研究の位置づけ

#30.

国内の使用条件 継続・終了も国内の効能別要件に従う 出典 S04・S05・S19・S21(巻末の出典一覧にURL・書誌情報) 30 研究の投与期間を、日本の保険期間の延長根拠として提案しません。 中止・再開は、各効能の電子添文と国内ガイドラインに従います。

#31.

DISEASE MAP 同じ減量薬でも、評価する病気は異なる 出典 S12・S02・S17・S18・S20・S22(巻末の出典一覧にURL・書誌情報) 31 ※各効能には患者条件があります。掲載した研究テーマの整理です。 薬剤の全研究を網羅した一覧や、総合順位とは区別します。

#32.

SEMAGLUTIDE / HEART SELECT:心血管イベントを評価 S17 SELECT / NEJM 2023 / PMID 37952131 32 45歳以上/BMI 27以上/心血管疾患の既往/糖尿病なし 17,604人、平均追跡39.8か月 ハザード比0.80(95%信頼区間0.72–0.90) 研究の結果であり、国内適応の追加を意味しません。資金:Novo Nordisk。

#33.

セマグルチドと腎臓 SELECT腎解析:複合評価項目を評価 S18 SELECT腎解析 / Nat Med 2024 / DOI:10.1038/s41591-024-03015-5 33 心血管疾患既往があり、糖尿病のない過体重・肥満成人 ハザード比0.78(95%信頼区間0.63–0.96) 腎関連死、腎代替療法、持続する腎機能低下、顕性アルブミン尿を評価。 主にアルブミン尿と50%以上の腎機能低下が寄与。多重性の調整なし。 国内に腎疾患予防の独立した効能はありません。資金:Novo Nordisk。

#34.

EVIDENCE BOUNDARIES 臓器の研究と国内の処方適応を区別 出典 S17・S18・S12(巻末の出典一覧にURL・書誌情報) 34 国内効能は肥満症・条件付きMASH。心血管・腎疾患予防の独立適応はありません。 処方は国内の効能・患者条件に該当する場合に検討します。

MASH適応の評価と継続支援

#35.

WEGOVY / MASH MASH適応:肝硬変を伴わないF2・F3 S12 PMDA ウゴービMD 電子添文 2026年6月 第2–11項・第3.1項 / S19 MASH 最適使用推進GL 2026年6月 pp.4–11 35 MASH=代謝機能障害関連脂肪肝炎 脂肪肝の指摘だけでなく、専門的な病期評価を経て適応を検討します。

#36.

WEGOVY / MASH EVIDENCE ESSENCE:72週の肝組織改善 S20 ESSENCE / NEJM 2025 / PMID 40305708 / S19 MASH 最適使用推進GL 2026年6月 pp.4–11 36 F2/F3のMASH。事前計画の72週解析:534人対266人、2.4 mg/週。 肝疾患の長期臨床転帰は追跡中。資金:Novo Nordisk。

#37.

病期と患者条件 MASH:電子添文に沿ってF2・F3を評価 S12 PMDA ウゴービMD 電子添文 2026年6月 第2–11項・第3.1項 / S19 MASH 最適使用推進GL 2026年6月 pp.4–11 37 MASH診療に精通した医師の下で適応を評価。 食事・運動療法を併用し、専門医が検査所見と臨床所見を照合します。

#38.

WEGOVY / FOLLOW-UP MASH:肝臓の状態を追って継続判断 S19 MASH 最適使用推進GL 2026年6月 pp.4–11 38 12か月評価で改善なし・増悪なら原則中止。F0/F1への改善時も中止を検討。 継続時は必要性を再評価。肥満症の68週とは別の規定です。

#39.

継続支援 MASH:栄養支援も継続条件に含まれる S19 MASH 最適使用推進GL 2026年6月 pp.4–11 39 2か月に1回以上の栄養指導 管理栄養士、または要件を満たす肝臓・消化器病専門医が担当。 実施したことを管理記録等で確認します。 食事・運動の支援を続けながら、肝臓の状態と 体重・血糖・血圧・脂質などを合わせて評価します。

睡眠時無呼吸に対する治療戦略

#40.

ZEPBOUND / SLEEP 睡眠時無呼吸:閉塞性の中等症以上が対象 S02 PMDA ゼップバウンド 電子添文 2026年9月 第2–11項 / S21 閉塞性睡眠時無呼吸GL 2026年5月 pp.11–16 40 国内適応:中等症以上 + BMI 27 kg/m²以上 早期開始の例外等はGL p.13の条件を個別に確認します。

#41.

試験デザイン SURMOUNT-OSA:陽圧呼吸療法別の2試験 S22 SURMOUNT-OSA / NEJM 2024 / PMID 38912654 / S21 閉塞性睡眠時無呼吸GL 2026年5月 pp.11–16 41 二重盲検・無作為化試験。糖尿病既往は除外。 試験では10または15 mg/週とプラセボを52週比較(国内用量は23頁)。 食事・運動療法を併用。PAP=陽圧呼吸療法。資金:Eli Lilly。

#42.

AHI=睡眠1時間あたりの無呼吸・低呼吸回数 52週で無呼吸・低呼吸の回数が減少 S22 SURMOUNT-OSA / NEJM 2024 / PMID 38912654 42 群間差(95%信頼区間): 試験1 −20.0(−25.8~−14.2)、試験2 −23.8(−29.6~−17.9) 割付後の治療中止等を考慮する解析(treatment-regimen estimand)。 試験2の検査時はPAPを7日間中断した試験手順。詳細は次頁。

#43.

睡眠研究の補足 試験の検査手順と日常診療を区別 S22 SURMOUNT-OSA / NEJM 2024 / PMID 38912654 43 試験2では、検査前にPAPを7日間中断 開始時・20週・52週の睡眠検査等に先立つ、研究上の手順です。 PAPを使用したまま測定した改善値ではありません。 実際のCPAPの継続・変更は、担当医と検査結果を確認して判断。 この試験手順を、患者の自己判断による中断に転用しません。 2024年の訂正はプラセボ群の重症低血糖件数(各試験0件)。AHIの訂正ではありません。

#44.

ZEPBOUND / PAP CPAPなどの標準治療と組み合わせる S21 閉塞性睡眠時無呼吸GL 2026年5月 pp.11–16 / S22 SURMOUNT-OSA / NEJM 2024 / PMID 38912654 44 薬物療法の検討中も、標準治療の適応を評価 PAP=陽圧呼吸療法 CPAP=持続陽圧呼吸療法 減量・症状・睡眠検査の結果を合わせて再評価します。 CPAPの継続や変更は、担当医と検査結果を確認して判断します。

利益相反の開示と制作背景

#45.

ZEPBOUND / FOLLOW-UP 睡眠時無呼吸:再評価と期間の目安 S21 閉塞性睡眠時無呼吸GL 2026年5月 pp.11–16 45 十分な改善が得られた場合も終了を検討。肥満症の72週とは別の規定です。

#46.

継続支援 睡眠時無呼吸:体重と栄養支援を追う S21 閉塞性睡眠時無呼吸GL 2026年5月 pp.11–16 46 症状だけで判断せず、体重・睡眠検査・安全性を合わせて評価します。

#47.

TEAM CARE 疾患に合わせた専門職の連携 S19 MASH 最適使用推進GL 2026年6月 pp.4–11 / S21 閉塞性睡眠時無呼吸GL 2026年5月 pp.11–16 47 各GLは両領域の専門医の関与と、管理栄養士等の体制を規定。 同一施設内で揃わない場合の連携要件も確認します。

#48.

FEATURES SUMMARY 保存用:薬剤の特徴を患者の課題へ 出典 S12・S02・S17・S18・S20・S22(巻末の出典一覧にURL・書誌情報) 48 国内で承認された効能・患者条件・用法用量に沿って選択肢を共有。 研究結果を根拠に、適応外使用へ対象を広げる提案は行いません。

#49.

COI 開示 利益相反と制作について 講演料歴:PMCID PMC13071243(COI)/今回の制作関与:本人申告 49 三浦正樹:以下14社からの講演料受領歴 日本イーライリリー ノボ ノルディスク ファーマ 田辺(既公表名:Mitsubishi Tanabe Pharma) アストラゼネカ アボットジャパン デクスコムジャパン 大塚製薬 協和キリン 第一三共 バイエル ノバルティス 住友ファーマ 興和 ライフスキャンジャパン 本資料は完全自主制作です。企業の依頼・資金・物品提供・事前確認はありません。 2026年9月21日 本人確認。既公表の14社から変更なし。 原典ごとの確認範囲は巻末に記載。AI画像は架空の相談場面・概念図です。

出典一覧と用語の整理

#50.

用語一覧 略語は、この意味で使用しています 編集上の整理・架空の相談例 50

#51.

本文の出典IDから原典へ 出典一覧 1 編集上の整理・架空の相談例 51 S12 PMDA ウゴービMD 電子添文 2026年6月 第2–11項・第3.1項 https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/620023_2499418P1028_1_05 S02 PMDA ゼップバウンド 電子添文 2026年9月 第2–11項 https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/530471_2499422G7022_1_06 S03 SURMOUNT-5 / NEJM 2025 / PMID 40353578 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40353578/

#52.

本文の出典IDから原典へ 出典一覧 2 編集上の整理・架空の相談例 52 S04 肥満症GL セマグルチド 2026年6月 pp.17–20 https://www.pmda.go.jp/files/000281140.pdf S05 肥満症GL チルゼパチド 2026年5月 pp.20–23 https://www.pmda.go.jp/files/000280607.pdf S13 厚労省 保医発0518第2号 2026-05-18 p.2 https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001701118.pdf

#53.

本文の出典IDから原典へ 出典一覧 3 編集上の整理・架空の相談例 53 S14 BMJ 2026 / PMID 42419792 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/42419792/ S15 ORCP 2026 / PMID 41723034 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41723034/ S17 SELECT / NEJM 2023 / PMID 37952131 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37952131/

#54.

本文の出典IDから原典へ 出典一覧 4 編集上の整理・架空の相談例 54 S18 SELECT腎解析 / Nat Med 2024 / DOI:10.1038/s41591-024-03015-5 https://www.nature.com/articles/s41591-024-03015-5 S19 MASH 最適使用推進GL 2026年6月 pp.4–11 https://www.pmda.go.jp/files/000281141.pdf S20 ESSENCE / NEJM 2025 / PMID 40305708 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40305708/

#55.

本文の出典IDから原典へ 出典一覧 5 編集上の整理・架空の相談例 55 S21 閉塞性睡眠時無呼吸GL 2026年5月 pp.11–16 https://www.pmda.go.jp/files/000280608.pdf S22 SURMOUNT-OSA / NEJM 2024 / PMID 38912654 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38912654/ S23 Pyke 2014 / PMID 24467746(抄録) https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24467746/

#56.

本文の出典IDから原典へ 出典一覧 6 編集上の整理・架空の相談例 56 S24 El 2023 / PMID 37277609(単離ヒト膵島) https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10290954/ S25 Campbell 2022 / PMID 35192688(抄録) https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35192688/ S26 Nat Metab 2025 / DOI:10.1038/s42255-025-01342-6 https://www.nature.com/articles/s42255-025-01342-6

#57.

本文の出典IDから原典へ 出典一覧 7 編集上の整理・架空の相談例 57 M01 ウゴービMD 電子添文 2026年6月 p.7 第18項 https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/620023_2499418P1028_1_05 M02 ゼップバウンド 電子添文 2026年9月 p.8 第18項 https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/530471_2499422G7022_1_06

#58.

エビデンスの確認状態 原典の確認範囲を明示します 編集上の整理・架空の相談例 58 出典の登録と内容の精読は別工程です。全文・補足の未確認分を精読済みとは扱いません。

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