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上原拓樹

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#5 抗不整脈薬の使い方と使い時

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  • 不整脈
  • 循環器薬の選び方・使い方

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上原拓樹

勤医協中央病院

内容

循環器薬の選び方・使い方を循環器内科医目線で解説するシリーズ。

今回は抗不整脈薬について、処方目的を重視して解説します。

<本スライドの目次>

抗不整脈薬の薬理分類

抗不整脈薬を使用するに重要なこと

①不整脈の内容と心機能

②腎機能と肝機能

③不整脈に介入する目的

上室性(心房性)期外収縮(PAC)

心室性期外収縮(PVC)

発作性心房細動(pAf)

持続性心房細動(cAf)

心房粗動(AFL)

発作性上室性頻拍(PSVT)

非持続性心室頻拍(NSVT)

持続性心室頻拍(VT)~まとめ

音声つきの解説動画は、以下のYouTubeで視聴できます

https://youtu.be/_n6mso-XJLM

「循環器薬の選び方・使い方」シリーズ一覧

https://slide.antaa.jp/tagsearch/844

「ペースメーカー丸わかり」シリーズ一覧

https://slide.antaa.jp/tagsearch/751

「循環器疾患解説」シリーズ一覧

https://slide.antaa.jp/tagsearch/688

「心不全診療ワンポイントレッスン」シリーズ一覧

https://slide.antaa.jp/tagsearch/710

本スライドの対象者

研修医

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内容

循環器薬の選び方・使い方を循環器内科医目線で解説するシリーズ。

今回は抗不整脈薬について、処方目的を重視して解説します。

<本スライドの目次>

抗不整脈薬の薬理分類

抗不整脈薬を使用するに重要なこと

①不整脈の内容と心機能

②腎機能と肝機能

③不整脈に介入する目的

上室性(心房性)期外収縮(PAC)

心室性期外収縮(PVC)

発作性心房細動(pAf)

持続性心房細動(cAf)

心房粗動(AFL)

発作性上室性頻拍(PSVT)

非持続性心室頻拍(NSVT)

持続性心室頻拍(VT)~まとめ

音声つきの解説動画は、以下のYouTubeで視聴できます

https://youtu.be/_n6mso-XJLM

「循環器薬の選び方・使い方」シリーズ一覧

https://slide.antaa.jp/tagsearch/844

「ペースメーカー丸わかり」シリーズ一覧

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「循環器疾患解説」シリーズ一覧

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研修医

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#5 抗不整脈薬の使い方と使い時

  • 1.

    なぜ使うか、実臨床に沿って循環器内科医が解説します 抗不整脈薬の 使い方と使い時 循環器内科医 “うし先生”の 循環器薬の選び方・使い方シリーズ

  • 2.

    注釈 【自己紹介】 某市中病院勤務の循環器内科医師のうしです。 だいたい中堅くらいです。 【動画のモットー】 細かいデータ<フィーリング 【ペット】 オカメインコ いいねやチャンネル登録お願いします!

  • 3.

    以下、一例 研「抗不整脈薬を使えるようになりたいです!」 牛「じゃあいい患者さんいたら 一緒に導入しようか!」 ~2か月後~ 研「もうローテ終わる んですけど(怒)!」 牛「いなかったからまた ローテしてな(笑)!」

  • 4.

    今回は全職種向けに 抗不整脈薬の考え方を 説明します! 処方出しておきますね~ ところでこれいつまで 飲まなきゃいけないの?

  • 5.

    抗不整脈薬の薬理分類 不整脈薬物治療ガイドラインより 視聴者様はこの使い分けの説明を期待しているぞ +β阻害薬など

  • 6.

    抗不整脈を使用するに重要なこと ①不整脈の内容と心機能 ②腎機能と肝機能 ③不整脈に介入する目的 純粋な抗不整脈を使用するのは限定的 みんなが使い慣れているのが一番 一般的な抗不整脈薬の長期使用は リスクが大きいからな

  • 7.

    ①不整脈の内容と心機能 ・不整脈名によって治療法や重要度、禁忌は大きく変わる  (顕性WPW症候群や閉塞性肥大型心筋症にジギタリス禁忌など) 心房性か心室性不整脈で分類 低左心機能にⅠ群薬は使わない方が良い 心房性 心室性 心房性 Yakugaku labより +QT延長、徐脈

  • 8.

    ②腎機能と肝機能 ・多くは腎排泄(有意)で肝排泄のものは少ない  (内服薬だとアプリンジン、ベプリジル、アミオダロンなど) ・肝腎障害(+高齢)あれば少量かつ慎重適応が良い  (添付文書の初期量は多い気がする) 障害の少ない臓器排泄有意のものを選ぶ 適応はより慎重に(心配なら半量くらいから) 腎不全なんてない人の方が少ないぞ!

  • 9.

    ③不整脈に介入する目的 あくまで不整脈を少し出にくくする、程度の役割   うっ血や感染、頻脈の状態になれば再発する!   不整脈出ない保証がない   自覚症状なければ効いているかも微妙(ホルターくらい)   きちんと再発予防するならアブレーションが必要 アブレーションほどでない自覚症状改善目的程度 (またはVTの死亡率を姑息的に下げるくらい) 症状緩和? 予後(死亡率)改善?

  • 10.

    最後に不整脈ごとに 少しだけ各論をやるよ! うしの個人的な意見か ちょっと微妙だな…

  • 11.

    上室性(心房性)期外収縮(PAC) ✗ 強い症状の緩和にβ阻害薬のみ 抗不整脈は基本使用しない 経過観察±生活指導が主体 カフェイン制限など

  • 12.

    心室性期外収縮(PVC) 強い症状の緩和でβ阻害薬 (もしくはベラパミル) 3連発以上あればVTに準じる EF正常(+血管や失神リスクなし)なら 経過観察でよさそう ✗

  • 13.

    発作性心房細動(pAf) 薬は、発作が出にくくなる程度 心不全や根治はアブレーション β阻害薬でもまあまあ洞調律化 抗凝固+レートコントロール±アブレーション もうちょっと発作減ったら→Ⅰ群検討

  • 14.

    持続性心房細動(cAf) 薬で洞調律化は不可 心不全や根治はアブレーション Ⅰ群薬使用あれば中止を! 抗凝固+レートコントロール±アブレーション

  • 15.

    心房粗動(AFL) 抗不整脈薬はまず効かない 経過観察 or アブレーション 粗動波 1 2 3 4 1 2 3 レートコントロール±抗凝固±アブレーション

  • 16.

    発作性上室性頻拍(PSVT) ベラパミルはだいたい有効 (症状緩和のため) 薬で症状緩和難しい →アブレーション 顕性WPWのみ注意

  • 17.

    非持続性心室頻拍(NSVT) 経過観察可能か≒ICDの適応 ICDの作動回数を減らすため β/Ca阻害薬→アミオダロン (ICD→アブレーションが良いが) 生涯アミオダロンは避けたい

  • 18.

    持続性心室頻拍(VT) アブレーション→ICD (突然死予防で±アミオダロン) VT誘発できずアミオダロンも 死亡率下げるため抗不整脈薬 もしくは多源性や再発性 唯一?

  • 19.

    まとめ ・狭義の抗不整脈薬は一時的な症状緩和のみ ・治療処方の目的を普段から明確に! ・質問あればコメント欄にお願いします! しかたないから チャンネル登録をしよう…

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