薬剤比較
パーキンソン病治療薬 〜2018年ガイドラインの変更ポイント・薬効まとめ〜
#パーキンソン病 #イシヤク #レボドパ #COMT阻害薬 #MAO-B阻害薬 #メネシット #マドパー #シンメトレル #エフピー #トレリーフ
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最終更新:2022年1月4日
脂質異常症治療薬 スタチン不耐のフローチャート・薬効ごとのまとめ
#脂質異常症 #イシヤク #スタチン #フィブラート #クレストール #リピトール #EPA製剤 #MTP阻害薬 #PCSK9阻害薬 #陰イオン交換樹脂
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最終更新:2021年12月27日
ステロイド外用薬 〜強さごとのまとめ〜
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最終更新:2022年5月11日
認知症治療薬一覧 〜病期別治療薬選択のアルゴリズム〜
#認知症 #イシヤク #コリンエステラーゼ阻害薬 #NMDA受容体 #ドネペジル #レミニール #イクセロン #アルツハイマー #メマリー
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最終更新:2022年5月11日
【まずはコレだけ】病棟で困ったら見るスライド 〜不眠・せん妄〜
#睡眠薬 #神経内科 #研修医 #せん妄 #病棟管理 #脳神経内科 #アルコール離脱せん妄 #デキレジ #不穏 #不眠 #ベルソムラ #薬剤性せん妄 #リスペリドン #クエチアピン #アルコール依存症 #不眠症 #デエビゴ #ハロペリドール
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最終更新:2022年6月19日
炎症性腸疾患(IBD)治療薬 薬効ごとのまとめ
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最終更新:2021年12月15日
前立腺癌治療薬まとめ 〜ホルモン療法・去勢抵抗性前立腺癌治療・骨転移治療〜
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最終更新:2021年12月1日
抗精神病薬 〜統合失調症・双極性障害の症状別第一選択薬〜
#抗精神病薬 #イシヤク #セロクエル #リスパダール #ジプレキサ #インヴェガ #エビリファイ #レキサルティ #コントミン #ハロペリドール
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最終更新:2022年9月6日
抗てんかん薬 〜てんかんの種類別の第1・2選択薬とは〜
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最終更新:2022年1月11日
<東京北プレゼン部:医療スライドでのあしらい(装飾)を学ぶ>
#総合診療 #プレゼン #東京北プレゼン部 #東京北総診 #ロールキャベツ系総診 #東京北医療センター #装飾 #あしらい
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最終更新:2023年3月6日
君は日本の災害医療を知っているか!?(後編)
#災害対策 #Business Continuity Plan #災害対応 #BCP #防災マニュアル
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最終更新:2023年2月24日
君は日本の災害医療を知っているか!?(前編)
#SCU #EMIS #Preventable Disaster Death #PDD #避けられた災害死 #自然災害 #震災 #広域災害医療情報システム #災害拠点病院 #広域搬送拠点 #トリアージ #広域医療搬送
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最終更新:2023年2月24日
医療ベンチャーに就職した若手医師の1例 -苦悩と未来-
#VR #医療ベンチャー #医局
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最終更新:2023年2月1日
かつて研修医だった俺たちへ
#研修医 #マネジメント ##Z世代 #初期研修医 #指導医
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最終更新:2023年1月18日
【研修医向け ルール・マナーの総論】身だしなみ・挨拶編
#初期研修医向け #研修医 #研修医向け #身だしなみ #挨拶
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最終更新:2023年1月3日
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睡眠薬一覧 薬効ごとのまとめ イシヤク
目次 1. 睡眠薬一覧(画像) 2. 睡眠薬診療ガイドライン 3. 睡眠薬比較(ピーク・半減期・薬価) 4. バルビツール酸系 5. ベンゾジアゼピン系 6. 非ベンゾジアゼピン系 7. メラトニン受容体作動薬 a. 8. ラメルテオン(ロゼレム®)・メラトニン(メラトベル®) オレキシン受容体拮抗薬 a. スボレキサント(デエビゴ®)・レンボレキサント(ベルソムラ®)
ベンゾジアゼピン系 超短 ハルシオン 短 0.25mg デパス 0.5mg 中 1mg 1mg サイレース 2mg 長 ドラール 0.125mg ロラメット レンドルミン 0.25mg ユーロジン 1mg 2mg リスミー 1mg 2mg 非ベンゾジアゼピン系 マイスリー 10mg 5mg 1mg ルネスタ 2mg アモバン 2mg ベンザリン 5mg 10mg ソメリン メラトニン 受容体作動薬 オレキシン受容体拮抗薬 ロゼレム 2.5mg デエビゴ 5mg 10mg 10mg ベルソムラ 15mg 20mg メラトベル 3mg ダルメート
睡眠薬診療ガイドライン 【薬物療法補足】 依存形成リスクが低いことが臨床試験で示さ れている非ベンゾジアゼピン系睡眠薬, メラト ニン受容体作動薬, オレキシン受容体拮抗薬 などが主要な第一選択薬となると思われる 睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン 2013年
睡眠薬比較:ピーク・半減期・薬価 分類 非BZD系 BZD系 商品名 一般名 最高 用量 ピーク (h) 半減期 (h) 薬価 (円) マイスリー ゾルピデム 10mg 1 3.8 50.3 アモバン ゾピクロン 10mg 0.8 2 17 ルネスタ エスゾピクロン 3mg 1 5.1 72.5 ハルシオン トリアゾラム 0.5mg 1.2 2.9 11.7 デパス エチゾラム 3mg 3.3 6.3 10.1 レンドルミン ブロチゾラム 0.5mg 1.5 7 10.1 エバミール/ロラメット ロルメタゼパム 2mg 1.5 10 17.8 リスミー 塩酸リルマザボン 2mg 3 10.5 14.5 サイレース/ロヒプノール フルニトラゼパム 2mg 1.5 7 11.3 ユーロジン エスタゾラム 4mg 5 24 7.3 ベンザリン/ネルボン ニトラゼパム 10mg 2 27 9.4 ドラール クアゼパム 30mg 3.5 36 86.2 ダルメート/ベノジール フルラゼパム 30mg 4.5 23.6 9.2 ソメリン ハロキサゾラム 10mg 5 >42 16.2 型 超短 短 中 長 ※薬価は通常量の場合の価格
睡眠薬比較:ピーク・半減期・薬価 分類 メラトニン 受容体作動薬 オレキシン 受容体拮抗薬 商品名 一般名 最高 用量 ピーク (h) 半減期 (h) 薬価 (円) ロゼレム ラメルテオン 8mg 0.75 0.94 86.2 メラトベル メラトニン 4mg 0.32 1.41 207.8 デエビゴ レンボレキサント 10mg 1.55 31.55 90.8 ベルソムラ スボレキサント 20mg 1.5 10 109.9 ※薬価は通常量の場合の価格
バルビツール酸系 作用機序 特徴 脳の大脳皮質や脳幹に作用して、脳の覚醒を抑えることで、眠気や鎮 静作用を示す。 呼吸抑制や依存性に問題があり、睡眠薬としての投与は勧められな い。睡眠薬としては、依存や耐性などの懸念がより少ないBZD系薬や 非BZD系薬などが主流になっている。 短時間型:ラボナ。 中間型:イソミタール。
バルビツール酸系:ペントバルビタールカルシウム・セコバルビタールナトリウム ・アモバルビタール
ベンゾジアゼピン系(超短時間型) 特徴 半減期:2〜4h。入眠障害に適する。 夜間覚醒の追加投与でも比較的安全なため、一過性不眠に適する。 力価 超短時間型の効果の強さ:ハルシオン>アモバン>マイスリー≧ルネス タ。 ハルシオン0.25mg=アモバン7.5mg=マイスリー10mg=ルネスタ 2.5mg。 注意点 夢中遊行症や服薬後の朦朧状態、中断による反跳性不眠で中止が困難 となる場合があり、注意が必要。
ベンゾジアゼピン系(超短時間型):トリアゾラム
ベンゾジアゼピン系(短時間型) 特徴 半減期:6〜10h。入眠障害、夜間覚醒時の頓用使用に良いが、依存性 がつきやすく、離脱症状が出現しやすい。 デパスは、睡眠薬ではなく、抗不安薬として用いられることがほとんど。 力価 短時間型の効果の強さ:レンドルミン≧デパス≒エバミール/ロラメット> リスミー。 レンドルミン0.25mg=デパス1.5mg=ロラメット1mg=リスミー2mg。
BZD系(短時間型):ロルメタゼパム・ブロチゾラム・リルマザホン塩酸塩
ベンゾジアゼピン系(中間型) 特徴 副作用 力価 半減期:12〜24h。中途覚醒や、早期覚醒に適する。 連用による蓄積があり、日中の抗不安作用が期待できるものの、持ち 越し効果に注意する。 中間型の効果の強さ:サイレース>ベンザリン>ユーロジン。 サイレース1mg=ベンザリン5mg=ユーロジン2mg。
BZD系(中間型):エスタゾラム・フルニトラゼパム・ニトラゼパム
ベンゾジアゼピン系(長時間型) 特徴 半減期:24h以上。早期覚醒によく、日中の抗不安作用も強く示すた め、神経症性不眠に良い。 翌朝の持ち越し効果や、日中の精神運動機能、注意・集中力の低下へ の影響が出現しやすい。 副作用 力価 ドラールは半減期が32hと長く、反跳性不眠が少ないため長期の頑固 な不眠や、睡眠薬からの離脱に利用するが、持ち越し効果に注意す る。 長時間型の効果の強さ:ドラール>ベノジール/ダルメート≒ソメリン。 ドラール15mg=ダルメート15mg=ソメリン5mg。
BZD系(長時間型):クアゼパム・フルラゼパム・ハロキサゾラム
非ベンゾジアゼピン系 作用機序 非BZD系薬は、BZD系薬と化学構造が異なるが、同様にBZD受容体に 作用する。 特徴 筋弛緩作用と関連するω2受容体には作用せず、ω1受容体に選択的に 作用することから、筋弛緩性が少なく、安全性においてBZD系薬よりも 優る。 力価 超短時間型の効果の強さ:ハルシオン>アモバン>マイスリー≧ルネ スタ。 ハルシオン0.25mg=アモバン7.5mg=マイスリー10mg=ルネスタ 2.5mg。
非ベンゾジアゼピン系:ゾピクロン・ゾルピデム・エスゾピクロン
メラトニン受容体作動薬 作用機序 特徴 メラトニン受容体刺激により、自然に近い生理的睡眠を誘導する ことで、不眠症における入眠困難などを改善する。 BZD受容体に作用しないため、筋弛緩作用や記憶障害、依存性 がないため安全性が高い。 効果は若干弱く、強い不眠には向かない。高齢者や睡眠相のず れを治す際に有効。
メラトニン受容体作動薬:ラメルテオン・メラトニン
オレキシン受容体拮抗薬 作用機序 脳の覚醒を促進するオレキシンの受容体を阻害することで、脳を睡眠 状態へ移行させ睡眠障害を改善する。 各薬剤の 特徴 ベルソムラは中途覚醒や早期覚醒に効果があるが、悪夢が見られるこ とがある。 デエビゴはオレキシン2受容体阻害が強く、効果発現が速いため、入眠 困難にも効果が期待される。
オレキシン受容体拮抗薬:スボレキサント・レンボレキサント
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