#4.
1. コンサルトとは
2. 整形外科へのコンサルトの特徴
3. コンパートメント症候群とは
4. コンサルトの組み立て方 目次
#5.
プレゼンテーション=プレゼント
#6.
プレゼン≠コンサルト コンサルトの主な目的
意思決定してもらうこと さらに寄り添ったプレゼンテーションを
#7.
普遍的なニーズ 正確に
簡潔に
礼儀正しく
#8.
患者情報量と所要時間のグラフ 所要時間 患者情報量 好ましい 好ましい 聞き手のニーズがどこなのか
#9.
●情報の重み付け
must say > should say > could say
●病態の緊急度や相手の状況に合わせて
情報を取捨選択し, 組み合わせる コンサルトする情報を重み付けし
取捨選択するスキルが重要
#10.
1. コンサルトとは
2. 整形外科へのコンサルトの特徴
3. コンパートメント症候群とは
4. コンサルトの組み立て方 目次
#11.
まずは急ぐ病態を理解する
#12.
整形外科が電話口で考えていること ❶ 緊急で対診・治療介入が必要かどうか
❷ 手術加療が必要かどうか
❸ dispositionをどうするか(入院or帰宅)
#13.
must say
≒緊急で対診, 治療介入が必要かの判断に必要な情報
should say
≒手術適応,disposition の判断に必要な情報 整形外科へのコンサルトに含める情報
#14.
1. コンサルトとは
2. 整形外科へのコンサルトの特徴
3. コンパートメント症候群とは
4. コンサルトの組み立て方 目次
#15.
コンパートメント症候群 スライド画像)自験例 許可を得て掲載 ●筋区画内圧の上昇による血管・神経・筋肉への循環障害
●75%が長幹骨骨折(特に下腿・前腕)
●阻血で不可逆的な変化
神経2時間 筋肉6-8時間
#16.
OTA Core Curriculum Acute Compartment Syndrome スライド参考に作成 6P
Pain (痛 み) Paresthesia (知 覚 異 常)
Pulselesnes (脈 触 知 可)
Palor (蒼 白)
Paralysis(麻 痺)
Polar/ poikilothermia (冷 感) NSAIDsで効かない痛みはおかしい!
すべてそろってからは手遅れ!
#17.
四肢外傷では骨折の有無・PMSを必ず評価 スライド画像)広島大学病院 演者作成 スライド画像)広島大学病院 演者作成 ●2方向の撮影が原則(正面・側面)
【例外】
・関節周囲の骨折を疑った場合は
両斜位を加えた4方向
・膝蓋骨➡skyline,肩関節➡scapular Y
・中手骨:正面・斜位
●小児は必ず健側も撮影(骨端線があるため) ※明らかに骨折がある場合は、撮影前にシーネ固定検討
#18.
四肢外傷では骨折の有無・PMSを必ず評価 スライド画像)広島大学病院 演者作成
●PMSの評価が大切!
P:pulse(脈の触知)
M:motor(運動障害の有無)
S:sensory(感覚障害の有無)
#19.
1. コンサルトとは
2. 整形外科へのコンサルトの特徴
3. コンパートメント症候群とは
4. コンサルトの組み立て方 目次
#20.
平日日中の救急外来で脛骨骨幹部骨折と診断
コンパートメント症候群の可能性あり
手術中の多忙な整形外科医にコンサルトをしたい…
#21.
適切な情報量は? ●手術中という忙しいタイミング●病態としては緊急性の高い疾患
▶情報の量は最小限に
#22.
【年齢・性別】20歳 男性
【主訴】左下腿痛
【現病歴】本日朝10時頃、バイク走行中に転倒し、左下腿を受傷
【既往歴】特記事項なし
【生活歴】ADL自立。自動車整備士。マンションで妻と2人暮らし
【アレルギー歴、内服歴】特記事項なし
【バイタルサイン】おおむね安定
【身体所見】左下腿に腫脹および変形あり
患肢足背動脈は触知可能で、足関節の底背屈も可能
患肢足部に感覚障害があり、鎮静薬を使用しても
患肢の疼痛のコントロールが困難
【検査所見】単純X線検査で左脛骨骨幹部骨折あり
【評価と介入】コンパートメント症候群の可能性が高い
【方針】筋区間内圧測定や、場合によっては減張切開が必要 コンサルト時の情報のまとめ
#23.
どう取捨選択する? must say の情報を1~2個
≒緊急性の高さを伝える情報
簡単な受傷機転や時間,骨折部位,PMSの所見
#24.
コンパートメント症候群を疑う患者さんがおり、
早期の診察依頼のコンサルトです
20歳男性の交通外傷で、
左脛骨骨幹部骨折を認めています。
受傷は本日朝10時です。
腫脹および疼痛はかなり強く、足部の感覚障害を
認めています。
緊急介入が必要な可能性もあるため、
早めに診察をお願いします コンサルト内容の組み立て(一例)
#25.
参考文献 『臨床研修の羅針盤』 羊土社 出版 整形外科へのコンサルトを執筆担当しました◎
事例をベースにしたコンサルトについて学べる、素敵な一冊です!
#26.
もっと学びたい人は? 『臨床研修の羅針盤』 羊土社 出版 https://dancing-doctor.com/compass-for-resident/