一般的な救急外来では中毒の症例数は多くないので中毒診療に習熟する機会が少ない中、真面目で熱心な方ほど教科書や書籍を頼りに奮闘していることと思います。
しかし、「何かしっくりこない…」とモヤモヤを感じながら診療している先生方が多いのではないでしょうか。
今回は薬物の過量摂取にフォーカスして現場でハマりやすい3つのワナを通してそのモヤモヤに切り込んでいきたいと思います。
【スライドの内容 〜薬物中毒診療の3つのワナ〜】
①病歴のワナ
本人や家族の「コレを飲みました!」にダマされたことはありませんか?
②トキシドロームのワナ
中毒の書籍には必ず書いてあるトキシドロームの表だけど、どうもうまく臨床で使えない…
③精神面への対応のワナ
精神科医がいない!入院してもすぐに帰りたがる!
こんなとき、どう対応するのが良いのだろう?
※Zoomウェビナーで解説したスライドになります。