非小細胞肺がんのステージ2及びステージ3では局所療法だけではこんちは難しいため、集学的治療が必要となります。呼吸器内科専門医・呼吸器外科専門医を目指す医師や専攻を考えている初期研修医の診断・治療の際に参考にする指標としてお役立てください。
前回『臨床病期1期(ステージ1)の非小細胞肺癌のガイドライン』
→https://slide.antaa.jp/article/view/bd499208115740aa
◎目次
・このスライドの対象者
・Take home message
・そもそもガイドラインとは?
・世界の肺癌のガイドラインにはどのようなものがあるか?
・日本のガイドライン(ステージ2)
・臨床病期(ステージ)2期とは?
・ステージ2Aとステージ2Bの違い
・臨床病期(ステージ)2A期の治療
・ステージ2Aに対する手術のアプローチと切除範囲
・臨床病期ではなく、病理(術後)病期に基づいて術後補助療法を決定
・病理病期2期または3期に対して、術後補助療法として殺細胞性高丸薬を投与後、さらに再発率を下げるために
・病理病期2期または3期に対する術後補助療法として殺細胞性抗癌薬後のアテゾリズマブ単剤療法について
・病理病期2期または3期に対する術後補助療法として殺細胞性抗癌薬後のオシメルチニブについて
・臨床病期(ステージ)2B期の治療
・ステージ2Bに対する手術のアプローチと切除範囲
・日本のガイドライン(ステージ3)
・「切除可能」の明確な定義は困難だが…
・臨床病期(ステージ)3期とは?
・臨床病期(ステージ)3期の細分類(A/B/C)と切除可能性について
・臨床病期(ステージ)3期の治療
・ステージ3に対する手術のアプローチと切除範囲
・手術では、気管支形成などを行い、できる限り肺全摘を避ける
・Pacific試験