薬物治療を決定するために、ドライバー遺伝子変異(転座)検査とPD-L1検査が必要です。様々なドライバー遺伝子変異(転座)陽性肺癌に対する、分子標的治療を知っておきましょう。呼吸器内科専門医・呼吸器外科専門医を目指す医師、初期研修医に向けたスライドです。
◎目次
・このスライドの対象者
・Take Home Message
・そもそもガイドラインとは?
・世界の肺癌ガイドラインにはどのようなものがあるか?
・日本のガイドライン
・非小細胞肺癌のバイオマーカーとは
・臨床病期(ステージ)4期の治療の考え方
・ドライバー遺伝子変異とパッセンジャー遺伝子変異
・EGFR遺伝子変異について
・EGFR遺伝子変異陽性ステージ4非小細胞肺癌に対する一次治療
・パフォーマンスステータスとは
・EGFR遺伝子変異陽性ステージ4非小細胞肺癌に対する二次治療
・ALK融合遺伝子陽性ステージ4非小細胞肺癌に対する一次治療
・ALK融合遺伝子陽性ステージ4非小細胞肺癌に対する二次治療
・ROS1融合遺伝子陽性・BRAF遺伝子変異陽性・MET遺伝子変異陽性RET融合遺伝子陽性ステージ4非小細胞肺癌に対する一次治療
・NTRK融合遺伝子陽性・KRAS遺伝子変異陽性・ HER2遺伝子変異陽性ステージ4非小細胞肺癌に対する一次治療
・ドライバー遺伝子変異/転座陰性非小細胞肺癌に対する治療~免疫チェックポイント阻害薬が主役~
・ドライバー遺伝子変異/転座陰性,PD-L1 TPS 50%以上ステージ4非小細胞肺癌に対する一次治療
・ドライバー遺伝子変異/転座陰性,PD-L1 TPS 1~49%ステージ4非小細胞肺癌に対する一次治療
・ドライバー遺伝子変異/転座陰性,PD-L1 TPS 1%未満ステージ4非小細胞肺癌に対する一次治療
・ドライバー遺伝子変異/転座陰性ステージ4非小細胞肺癌に対する二次治療
・オリゴ転移に対しては局所療法の追加を考慮